お部屋の片付けをスタートしても途中で挫折してしまう方がいます。

そのような方たちは共通して『片付けのスケジュールを立てていない』というミスを犯しています。

スケジュールを立てず闇雲に手当り次第に片付けていては、途中で挫折するのも仕方ありません。

目の前にあるものを気が向いたときにだけ片付けるだけでは、いつまで経ってもお部屋は散らかったまま…

しかし、これらのことを逆に捉えると『スケジュールさえ立ててしまえば失敗せず片付けられる』ということになりませんか?

特に今回お伝えするスケジュールの立て方を参考にして頂ければ片付けに失敗する確率をグンと下げることができるんです。

具体的には、、、

  • 片付けを実行するべき日時
  • 片付けを複数日に分ける場合のスケジューリング
  • 片付けの優先順位の決め方
  • 捨てるべきのもの基準
  • 片付け成功後のリバウンドを防ぐ方法

以上のことを詳しくお伝えするので参考にしてみてくださいね!

部屋を片付ける日時を決めてスケジュールを立てる

お部屋の片付けをいつ実行するのかによって片付けの成功と失敗が左右されます。

まず日にちについてですが、平日ではなく休日などの時間に余裕がある日を選びましょう。

時間に余裕がある日でないと1日のスケジュールが立てにくいですし、一気に片付けを進めることができません。

お部屋の大きさや散らかり具合にもよりますが、半日以上の時間を確保できる日を片付け実行日に選んでください。

片付けのスケジュールを実行するのは午前中がおすすめ!

人間が最も行動力を発揮できるのは起きてすぐの時間帯です。

お昼から夕方、夜にかけて行動力・判断力が鈍ってくるので午前中に集中して片付けられるのがベストですね。

そして、片付けを実行する日だけでいいので、二度寝や遅起きは我慢して早起きしてみてください。

起きる時間が遅いと、それだけで自己嫌悪に陥って片付けをするやる気が削がれてしまいます。

朝起きてご飯を食べる方はご飯を食べた後に、朝ごはんを食べない派であれば起きてすぐ片付けをスタートさせましょう!

お部屋の片付けを複数日に分ける場合のスケジューリング

お部屋が広かったり散らかり具合が酷い場合は複数日に分けてスケジューリングします。

そのとき何も基準を作らずに片付けの日を分けてしまうと計画通りに片付けが進みません。

例えばですが次のように何かしらの基準を作ることで複数日に分けて作業しやすくなります。

「この日は”ゴミ”をまとめ終わったら片付け終了」「次の週は”衣類”をまとめて収納したら片付け終了」「その次の週は…」などと散らかっているモノの種類によって日を分けることができます。

他にも、1日あたりの作業時間を◯時間と決めて、それ以上は作業しないという基準を作ってみてもいいですね。

お部屋の数が多い場合は1日1部屋と決めて片付けのスケジュールを立ててもいいと思います。

このように、片付けを複数日に分ける場合は、1つの基準を則ってスケジュールを立ててみてください。

お部屋を片付けるときの優先順位の決め方

お部屋を片付けようと思っても実行できない人のほとんどが次のような壁にぶち当たった経験があると思います。

「どこから片付け始めたらいいの?」

散らかったお部屋を見ていると、頭の中が混乱してどこから手を付けていいのかわからなくなるんです。

そもそも「収納スペースを確保するべき?」「最初にゴミを捨てるべき?」など色々と頭に浮かんできて結局行動できないことが多いんですね。

だから、スケジュール段階でお部屋を片付ける優先順位を決めておきましょう。

次のポイントを参考にしながら優先順位を決めてみてください。

  1. まずは分別が簡単なゴミを袋に詰める
  2. 収納スペースがゴチャゴチャしている場合は収納スペースを優先的に片付ける
  3. 収納スペースに余裕がある場合は床に散らかっているモノを優先的に片付ける
  4. 割合が大きいモノ(衣類・小物・ダンボールなど)を優先的に片付ける

モノは収納するか処分するのか2択ですが、ゴミは”処分する”だけの1択です。

だから最初に分別が簡単なゴミを袋に詰めていきましょう。

ここでポイントとなるのが”分別が簡単”という点です。例えば、スプレー缶やキッチン用品、充電コードなどは簡単に分別できないゴミだと思います。

このように分別にちょっと迷ってしまうゴミは後回しにして、燃えるゴミ、燃えるゴミ、ビン、缶など簡単に区別できるゴミをポイポイと袋に詰めてください。

また、お部屋の中を占める割合の大きなモノから片付けることで、”片付けがスケジュール通りに進んでいる”という実感を得やすくなります。

上記の4つのポイントを参考にしてお部屋を片付ける優先順位を決めてみてください。

片付け前に捨てるべきのもの基準を決める

お部屋の片付けを進めていると捨てるべきか取っておくべきか迷うモノに必ず出会います。

このときに何分もかけて迷い続けるのは時間の無駄にしかなりません。

だから、片付けを始める前に捨てるモノの基準を決めておきましょう!

例えば『1年使ってないモノは捨てる』『安いモノ(すぐに買い直せるモノ)は捨てる』『プレゼントやお土産でもらったモノでも、実用的でないモノは捨てる』など、捨てるかどうか迷ったときの基準を決めてください。

すると、比較的スムーズお部屋のに片付けが進むはずですよ!

スケジュール通りにお部屋の片付けをするための準備物

お部屋を片付けている途中に「アレがない、コレがない!」と準備不足になれば片付けのスケジュールが大幅に狂ってしまいます。

片付けのスケジュールを実行する前に次のモノは準備しておいてください。

  • ゴミ袋
  • ビニール紐
  • ハサミ
  • マスク・軍手(必要に応じて)

ゴミ袋は必須ですね。できるだけ大きなゴミ袋を用意してください。

自治体によっては指定のゴミ袋があるので、自治体指定のゴミ袋を購入しましょう。

また、ビニール紐とハサミはダンボールや雑誌、本、新聞紙などをまとめるときに使用します。

お部屋が埃っぽいとか、手で直接触れたくない生ゴミがあるなら軍手やゴム手袋を用意しておくと難なく片付けが進みます。

スケジュール通りにお部屋の片付けが終わった後は・・・

スケジュール通りにお部屋の片付けが終わるとかなりの達成感に浸れるはずです。

お部屋はスッキリして清々しくて、同じ空間なのに空気が一新されたような錯覚に陥るほど新鮮な気分を味わえます。

しかし、片付け後に油断しているとすぐにリバウンドして元の散らかったお部屋に後戻りしかねません。

そこで心がけることはただ1つ。

『現状維持』です。

お部屋を片付け終わったのであれば、現状維持さえしていれば再びお部屋が散らかることはありません。

最後にキレイに片付けたお部屋を現状維持させるコツをお伝えします。

現状維持してお部屋をキレイな状態で保つには『徹底してお部屋を片付ける』ことです。

人は通常、キレイな場所を汚したくないという心理が働きます。逆に汚れている場所をさらに汚すことに負い目を感じにくいんですね。

例えば、キレイに掃除されているレストランなどのトイレは意識的に清潔に使おうと心がけてはいませんか?

逆に公衆トイレなどの比較的汚れが多いトイレでは、きれいなトイレに比べて清潔に使うという意識は低いはずです。

このような人間の心理を利用することで、リバウンドしにくい整理整頓されたお部屋を簡単にキープできるようになりますよ!

今回お伝えした失敗しないスケジュールの立て方を参考にして、キレイなお部屋を実現させてみてください!