本記事では、一宮市の粗大ゴミの出し方を紹介します。
一宮市では、サイズや重さによる規定があり、粗大ゴミを捨てる際には事前の確認が必須です。
捨て方を間違えると、大きなトラブルにもつながってしまうでしょう。
この記事を最後まで読めば、一宮市の粗大ゴミの出し方はもちろん、実際にどんなものが該当するのかも分かります。
また、処分の際にかかる手数料やその他の捨て方もまとめたので、ぜひ参考にしてください。
一宮市で粗大ゴミに該当するものはどんなもの?
一宮市で粗大ゴミに該当するものは、指定袋に入らない以下の条件のいずれか当てはまるものです。
・縦・横・高さのいずれかが60cm以上のもの
・大きさに関係なく6kg以上のもの
一宮市の特徴として、サイズだけでなく重さで粗大ゴミかどうかを判断する基準が設けられています。
重さ6kg以上となると、多くの家具・家電が粗大ゴミに該当するため、捨て方には注意が必要です。
具体的な品目としては、以下のようなものが挙げられます。
・自転車
・家具
・じゅうたん
・ふとん
また、一宮市では粗大ゴミには該当しないものの、家電リサイクル法対象機器(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)の戸別回収を行っております。
必ず予約が必要なので、以下の手順で依頼してください。
①環境センターに電話予約をする(電話:0586-45-7004)
※収集日は一週間後以降の火・金曜日の午前・午後のみ
②郵便局で、家電リサイクル料金を振り込む
※振り込み手数料がかかります。
※窓口で家電リサイクル券の『振替払込受付証明書』に日附印(日付印)をもらいましょう。
③廃棄する家電製品と家電リサイクル券・振替払込受付証明書を引き渡し、運搬料金を支払う
※運搬料は1台2,400円です。支払いは現金または粗大ごみ処理手数料納付券3枚で行えます。
ただし、取り外し工事や家の中からの回収はしないため、テレビくらいしか依頼はできないと思ってください。
なぜなら、エアコンの取り外しは爆発事故が起こる恐れがあるほど難しいうえ、エアコンの室内機や洗濯機、冷蔵庫は1人用でも何十kgもあり、家の前まで出すことが現実的ではないためです。
さらに、収集時に立ち合いが必須です。
取り外しや家の中からの持ち出しをしてくれる不用品回収業者を頼る方が無難です。
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一宮市で出せない粗大ゴミ
次に、一宮市で受け入れていない粗大ゴミを見ていきましょう。
処理困難物
一宮市では、以下の物は自治体で引取り処分をしていません。
- 二輪自動車・自動車
- 温水器
- タイヤ
- バッテリー
- 耐火金庫
- パソコン
- ピアノ
- 廃油や塗料
- 密閉型蓄電池
- 危険なものや異臭を放つもの
- 農薬等毒性物質
- 水銀含有廃棄物・感染性医療廃棄物
- 事業ゴミ・産業廃棄物
これらの品目は、専門店や不用品回収業者に依頼してください。不用品回収業者なら、運び出しや分別、解体までスタッフが行うので便利です。
大量の粗大ゴミ
一宮市では、粗大ゴミは1回につき5点までしか回収してもらえません。
さらに、1世帯あたりゴミ袋3袋を越える量は、不燃ゴミや可燃ゴミでも収集されません。
直接環境センターへ持ち込むか、不用品回収業者を利用してください。
大人2人で運べない大きさ、重さのもの
一宮市では、「大人2人で運べる大きさ、重さのもの」しか回収されないため、あまりにも大きい家具や家電の処分はできません。
このようなものを処分したいときは、不用品回収業者への依頼も検討しましょう。
専門の業者に依頼すれば、粗大ゴミの運び出しから行ってくれるため、大人2人でも運ぶのが難しいような大型家具でも、簡単に処分することができます。
一宮市での粗大ゴミ出し方
一宮市では、以下の方法で粗大ゴミを処分することができます。
・不燃ゴミに該当するもの
・戸別収集
・処理施設への持ち込み
それぞれの出し方を詳しく解説します。
不燃ゴミに該当するもの
不燃ゴミに該当するものは、以下の通りです。
・ガラス・陶磁器類
※蛍光管やガラスびんは割れたものに限る
・プラスチック類
※プラスチック製容器包装を除く
・小型家電・小型機器類
・水筒
・植木鉢
・保冷剤(箱型タイプ)
・除湿剤(水は抜く)
ガラスびんに関しては割れていないものは「町内回収資源」、蛍光管に関しては割れていなものは「有害類・町内回収資源」に出します。
小型家電に該当するのは、ドライヤー・電気スタンド・炊飯器本体・トースター・おもちゃ類・時計などです。
炊飯器の中に入っている釜の部分は、別途で「空き缶・金属類」などとして処分する必要があります。
これらの不燃ゴミは、指定袋に入れて口をしっかり縛り、月2回の収集日に各自のゴミ捨て場に出すと処分可能です。
ただし、上記に当てはまるようなものであっても、6kgまたは3辺の合計が60cmを超えるゴミについては、粗大ゴミ扱いになります。
判断が難しい、何ゴミに該当するか分からないといった場合は、不用品回収業者への依頼もおすすめです。
業者に依頼すれば、品目を問わず一気に回収してくれるだけでなく、面倒な分別や運搬なども一切必要ありません。
メリット
- 収集日に出すだけで捨てられる
- 袋代以外はかからない
- 複数個まとめて袋に入れて出せる
デメリット
- 指定袋を用意する手間がある
- 月2回しか捨てられない
- 不燃ゴミに該当するかの判断が難しい
戸別収集
一宮市では、粗大ゴミを自宅まで収集に来てもらえる戸別収集が利用できます。
具体的な利用手順は、以下の通りです。
- 電話またはインターネット受付で申し込む
- 「粗大ごみ処理手数料納付券」を必要枚数購入する
- 納付券に「受付番号または氏名」を記入する
- 粗大ゴミに貼り付ける
- 当日の午前8時30分までに指定する場所へ出す
戸別収集を利用する場合は、必ず事前の予約が必要です。
一宮市粗大ごみ受付センター(0120-138534)に電話するか、インターネットから申し込みを行いましょう。
電話の受付時間は平日の9時~17時までで、土曜日・日曜日・祝日・振替休日・年末年始は受け付けていません。
インターネットで受付できるものは、品目が限られているので、確認の上で申し込みをするのがおすすめです。
詳しい品目については、FAQでも詳しく紹介しています。
申し込みを受付ているのは、収集日の1ヶ月前から1週間前までなので、遅くとも1週間前までに連絡をしてください。
また、戸別収集は1回の申し込みにつき、5点までの回収となっています。
メリット
- 自宅まで収集に来てもらえる
- 手数料が比較的安い
- 立ち合いの必要がない
デメリット
- 5点以上は再申し込みが必要になる
- 屋外まで運び出す必要がある
- 最短でも収集は1週間後になる
環境センターへの持込み
一宮市では、戸別収集以外に環境センターへの持込みによって粗大ゴミを処分できます。
環境センターへ持ち込みする場合の手順は、以下の通りです。
- 環境センターに持込む
- 本人確認を行う
- ゴミ+車の重さを測る
- 自身で荷下ろしをする
- 車の重さを再度測る
- 手数料を支払う
持込みの際は、必ず本人確認書類が必要なので、運転免許証などを持参してください。
荷下ろしは自分で行う必要があり、焼却施設(プラットホーム)で可燃ゴミと不燃ゴミ、ストックヤードで粗大ゴミを下ろします。
また、持込み先の詳細は、以下の通りです。
持込み先 | 一宮市環境センター(施設管理課) |
所在地 | 一宮市奥町字六丁山52番地 |
電話番号 | 0586-48-5383 |
搬入可能時間 | 月曜日~金曜日、祝日 8時45分~12時または13時~16時30分 ※不定休あり |
搬入時間内であれば、予約なしでいつでも持込みできますが、GWや年末年始は混雑が予想されるので、注意しましょう。
環境センターでは、引っ越し時に出る大量のゴミなども処分可能です。
ただし、サイズや大きさに制限があったり、ルールが厳しかったりする部分もあるため、楽に処分したいときは不用品回収業者への依頼も検討しましょう。
持込み時の注意点
・枝木は長さ2m以内、太さ15cm以内にする
・長さのあるものは2m以内に裁断する
・飛散しやすいものは袋詰めする
・袋は透明または半透明のものを使用する
※入らないものは袋なしでも可
・分別をしてから持込む
・車は2t車程度までのものにする
メリット
- 引っ越し時のゴミも捨てられる安い
- まとめて持込みできる
- 手数料が戸別収集より安い
デメリット
- 自分で荷下ろしをする必要がある
- 分別していないものは受け入れていない
- 持込みできないものもある
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一宮市での粗大ゴミを出す際の手数料
一宮市で粗大ゴミを処分する際にかかる処理料金は、以下のようになります。
・戸別収集:1点につき800円
・持込み:10kgにつき200円
戸別収集の場合は、「粗大ごみ処理手数料納付券」を必要枚数購入する必要があります。
原則として、粗大ゴミ1点につき1枚必要です。
小さなものであっても、6kgを超えると粗大ゴミ扱いとなり、手数料が発生してしまうので注意しましょう。
購入した納付券は、払い戻しや再発行ができません。
また、持込みの場合はその場で計量を行い、10kgごとに200円の手数料を支払います。
一宮市独自のゴミ事情
一宮市では、ガレキ・瓦・コンクリート製品などの破砕処理できないものは、最高100kgまで処分不適物として収集してくれます。
収集を希望する場合は、一宮市環境センター(0586-45-7004)に連絡し、受付を行ってください。
回収は有料となり、手数料は50kgあたり800円です。
ただし、施工業者が取り外したものは産業廃棄物となるため、市では収集・処理していません。
また、一宮市はリサイクル品の抽選会を行っているのも特徴の1つです。
下記のサイトに詳しい内容が記載されており、希望の品物がある場合は来場の上で、申込書を記入してください。
リサイクル品のお申込み状況:
https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/kankyou/shuushuugyoumu/1043991/1043992/1010026/1005876.html
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一宮市 自治体以外での粗大ゴミ処分方法
自治体以外での粗大ゴミ処分方法は、以下の通りです。
・買い替えでの引き取り依頼
・リユースショップでの売却・処分
・不用品回収業者に依頼
それぞれの内容を詳しく解説します。
買い替えでの引き取り依頼
新しい製品を購入する際に、販売店が古い同種の製品を引き取ってくれるサービスを展開していることがあります。
購入と同時に処分ができるため、手間が省けるのが特徴です。
新しい製品の購入と同時に古い製品を処分できるため、自分で運び出す手間や処分方法を調べる必要がありません。
販売店が責任を持って処分してくれるため、安心して任せられるのがメリットです。
ただし、回収してくれる品目に限りがあったり、処分のみが難しかったりするので注意が必要です。
メリット
- 手軽に利用できる
- 自分で運び出す手間が少ない
- 費用が安い傾向にある
デメリット
- 処分できるものに限りがある
- 原則として買い替え時のみの利用になる
- 日時を選べない可能性がある
リユースショップでの売却・処分
まだ使える状態の粗大ゴミであれば、リサイクルショップなどで買い取ってもらうのも1つの手です。
状態の良いものであれば、買い取ってもらって収入を得ることができます。まだ使えるものを再利用するため、廃棄物の削減につながる点も大きなメリットです。
ただし、汚れや傷が目立つなど、状態が悪い場合は買い取ってもらえないケースもあります。
持込みの手間がかかることも踏まえ、本当に売るべきか慎重に検討しましょう。
メリット
- 環境に配慮できる
- 自分で処分する手間が省ける
- 収入になる可能性がある
デメリット
- 持込む手間がかかる
- 買い取ってもらえないこともある
- 査定額が低い可能性がある
不用品回収業者に依頼
不用品回収業者は、個人の家庭や事務所などから出るさまざまな不用品をまとめて回収してくれる専門の業者です。
粗大ゴミだけでなく、家電リサイクル法対象製品や分別が難しいものなども回収してくれます。
まとめて処分できるのはもちろんですが、環境に配慮している業者を選べば、ゴミを減らしながら楽に粗大ゴミを捨てられるでしょう。
リサイクル・リユースを徹底している業者も多いので、複数の業者を比較検討しながら選ぶことが大切です。
初めての利用で業者選びに迷う場合は、気になる業者に見積もりを出してもらい、信頼できる業者を見極めましょう。
メリット
- 最短即日ですぐに処分できる
- 運搬・分別の手間がない
- 自治体で回収不可なゴミも捨てられる
デメリット
- 費用が発生する
- 慎重に業者を選ぶ必要がある
- 初めての業者は不安がある
一宮市の粗大ゴミ処分は不用品回収受付センターに
今回は、一宮市の粗大ゴミの出し方を紹介しました。
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