本記事では、大里郡寄居町の粗大ゴミの出し方を詳しく解説します。

大里郡寄居町では、可燃ゴミや不燃ゴミと同様に、粗大ゴミを定められた収集日に集積所に出すことで可燃粗大ゴミとして無料で回収してもらえますが、分別が大変です。さらには、集積所が遠い可能性もあり、運び出しが不便でしょう。

そこで、粗大ゴミを処分する際の注意点や費用の他に、自治体以外で粗大ゴミを処分する方法もまとめました。

ぜひ参考にしてください。

大里郡寄居町の粗大ゴミの出し方

大里郡寄居町の粗大ゴミの出し方

大里郡寄居町の粗大ゴミの出し方には、主に以下2つの方法があります。

  • 指定場所に出す
  • 施設に持ち込みをする

項目ごとに詳しく解説します。

指定場所に出す

大里郡寄居町では、戸別回収は実施しておらず、粗大ゴミを指定された場所に出すことで無料で処分可能です。

収集日は月に1回となっており、川北地区は第1水曜日、川南地区は第3水曜日に指定の収集場所に出すようにしてください。

ただし、指定場所が非常に遠い可能性もあります。運び出しにはじゅうぶん注意をするか、不用品回収業者に引取りに来てもらうと良いでしょう。

また、出せる粗大ゴミは可燃粗大ゴミだけとなっています。

可燃性ではない大きなゴミについては、基本的に不燃ゴミ扱いになるので注意しましょう。

例えば、自転車やスプリングマットレス、スプリングソファーなどは不燃ゴミ扱いになり、「ごみ」と貼り紙をして出す必要があります。

施設に持ち込みをする

大里郡寄居町で可燃粗大ゴミや多量の可燃ゴミなどを処分する際は、処理施設に直接持ち込むことができます。

持ち込み先の詳細は、以下の通りです。

搬入先 電話番号 住所 受付時間
江南清掃センター 048-536-5745 埼玉県熊谷市千代9番地 月~金(年末年始を除く)
8時30分~16時30分
深谷清掃センター 048-571-0799 埼玉県深谷市樫合750番地 月~金(年末年始を除く)
8時30分~16時30分

指定の場所に出す場合と同じく、可燃粗大ゴミに限り持ち込みが可能です。

不燃ゴミを持ち込む際は場所が異なるので、別々の場所に捨てに行かなければなりません。

大里郡寄居町の粗大ゴミのルール

大里郡寄居町の粗大ゴミのルール

大里郡寄居町で粗大ゴミを出す際は、可燃粗大ゴミと不燃ゴミを分別して出す必要があります。

ここでは、可燃粗大ゴミと不燃ゴミの主な品目や、町で捨てられない品目について詳しく解説していきます。

可燃・不燃で分ける

大里郡寄居町では、タンスやベッドなど可燃性で大きなものが可燃粗大ゴミとして処分できます。

燃やせないものは、不燃ゴミとして分別して捨てる必要があります。

以下の表に、可燃粗大ゴミと不燃ゴミの主な品目をまとめました。

品目 可燃粗大ゴミ 不燃ゴミ
自転車 ×
タンス ×
×
クーラーボックス ×
こたつ ×
IHクッキングヒーター(コンロ) ×
ゴルフバッグ ×
アイロン台 ×
トースター ×
ファンヒーター ×
ミニコンポ ×

タンスや机などの木製家具については、鏡・ガラス・金具等は取り除いてから出すようにしてください。

可燃粗大ゴミに該当するものであっても、不燃性の部品が付いている家具は分別しなければ回収してもらえません。

ネジや化粧台に付いている鏡を取り外すのは、非常に困難です。

分別や部品の取り外しが面倒な場合は、不用品回収業者に依頼すれば、そのまま持って行ってもらえます。

捨てられない品目もある

大里郡寄居町では、家電リサイクル法対象品目や産業廃棄物など捨てられない品目があります。

主な品目は以下の通りです。

大里郡寄居町で処分できないゴミ

  • テレビ
  • 洗濯機・衣類乾燥機
  • エアコン
  • 冷蔵庫・冷凍庫
  • ピアノ
  • 消火器
  • 医療器具(注射器など)
  • バイク
  • バッテリー

テレビ ・洗濯機・衣類乾燥機 ・エアコン・ 冷蔵庫・冷凍庫は、家電リサイクル法対象品目のため、自治体では回収できません。

これらを処分する際は、購入した家電量販店や買い替え時に回収の依頼をしましょう。

また、廃棄物処理法や事業系一般廃棄物も処分することはできません。

このような、自治体で回収できないゴミも不用品回収業者に依頼すれば一括で処分できます。

購入店が分からない方や運搬が面倒だと感じる方は、不用品回収業への依頼も検討しましょう。

大里郡寄居町の「ふれあい収集事業」について

大里郡寄居町の「ふれあい収集事業」について

大里郡寄居町では、ゴミ出しに困っている高齢者や障害者の方々を対象に、戸別にゴミを収集する「ふれあい収集事業」を実施しています。

「ふれあい収集事業」の対象者は、以下のいずれかに該当し、身近に協力者のいない高齢者または障害者のみの世帯となっています。

「ふれあい収集事業」の利用条件

  1. 65歳以上の高齢者のみで構成され要介護または要支援認定を受けている
  2. 精神障害者保健福祉手帳・療育手帳・身体障害者手帳の交付を受けている世帯のみで構成されている
  3. 上記1および2に規定する者のみで構成されている
  4. 上記1~3と同等の状態にある

「ふれあい収集事業」はゴミの収集だけでなく、状況に応じてゴミの収集員が利用者の方々に声をかけることで安否確認も行っています。

ゴミ出しと共に安否確認ができるため、高齢者のみで住んでいる家族などがいる場合は利用を検討しましょう。

大里郡寄居町の粗大ゴミ処分にかかる料金

大里郡寄居町の粗大ゴミ処分にかかる料金

里郡寄居町で粗大ゴミを処分する場合、回収と持ち込みの2つの方法があります。

ここでは、それぞれにかかる処分費用について詳しくみていきましょう。

回収は無料で利用できる

ほかの自治体では、粗大ゴミを処分する際は手数料がかかるケースがほとんどですが、大里郡寄居町では指定された日に集積所に出すことで原則無料で回収を利用できます。

また、ゴミ出しに困っている高齢者や障害者の方々を対象にした「ふれあい収集事業」は、条件を満たせば無料で戸別回収が可能です。

費用をかけずに粗大ゴミを捨てられるのは大きなメリットですが、月に1回のみの収集なので注意しましょう。

持ち込みは手数料がかかる場合もある

粗大ゴミを江南清掃センターまたは深谷清掃センターに直接持ち込む場合は、重量によって手数料がかかる場合があります。

50kgまでは無料で処分できますが、50kgを超えると10kgごとに10円の手数料がかかります。

畳は有料となっており、10kgごとに180円の手数料が必要です。

また、不燃ゴミも無料で持ち込み可能となっており、持ち込み先は益榮商事株式会社(寄居町大字桜沢1028-1)となっています。

可燃粗大ゴミと不燃ゴミは持ち込み先が異なるので、必ず分別してから運搬しましょう。

大里郡寄居町で粗大ゴミを捨てる際の注意点

大里郡寄居町で粗大ゴミを捨てる際の注意点

大里郡寄居町で、粗大ゴミを捨てる際の注意点には主に以下の3つがあります。

  • 持ち込み先はゴミの種類で異なる
  • 可燃粗大ゴミの収集は月1回のみ
  • 可燃粗大ゴミと有料ゴミは指定場所に出す

それぞれ詳しく解説します。

持ち込み先はゴミの種類で異なる

大里郡寄居町で粗大ゴミを処分する際、持ち込む場所はゴミの種類によって異なります。

可燃ゴミや可燃粗大ゴミは、江南清掃センターまたは深谷清掃センターへ持ち込むことが可能です。

不燃ゴミは、益榮商事株式会社へ持ち込みができます。

また、深谷清掃センターへ大きな枝などを持ち込む場合は、サイズが直径15cm、長さ1m以内と決められているため注意しましょう。

可燃粗大ゴミの収集は月1回のみ

可燃粗大ゴミの収集は、各地区で月1回実施されます。

地区の詳細と回収日を以下の表にまとめました。

エリア 収集日
河北 市街地・西部・桜沢・用土地区 第1(水)
河南 折原・鉢形・男衾地区 第3(水)

元旦を除き、収集日が祝日でも原則として回収は行われます。

可燃粗大ゴミと有料ゴミは指定場所に出す

可燃粗大ゴミと有料ゴミは、ゴミ収集日当日に各地区で指定された場所に出してください。

指定場所の一例は、以下の通りです。

指定場所の一例

  • 本町会館
  • 六供公会堂、旧寄居保育所
  • 桜沢コミュニティセンター前
  • 用土1区公会堂、グリーンガーデン寄居寮・ホンダ
  • 立ツ板橋脇不燃物収集所
  • 上の町公民館
  • 塚越集落センター

各地区ごとに、5~10箇所程度の収集場所が設けられています。

しっかりと分別をし、収集日当日の朝8時30分までに指定の場所に出すようにしましょう。

自治体のゴミ回収以外で処分する方法

自治体のゴミ回収以外で処分する方法

自治体のゴミ回収以外で処分するには、以下のような方法があります。

  • フリマサイトやジモティーを利用する
  • リサイクルショップに持っていく
  • 不用品回収業者に依頼する

項目ごとに詳しく解説します。

フリマサイトやジモティーを利用する

1つ目は、フリマサイトやジモティーを利用する方法です。

まだ使える状態の家具や家電などであれば、「メルカリ」などのフリマサイトで売ることができます。

フリマサイトを利用すると、売れれば現金化できるので処分費用がかかりません。

しかし、使える状態のものでないと売れない場合があるほか、送料がかなり高額になるでしょう。

一方、ジモティーは近所の方に家具や家電を譲れるサービスで、引取りに来てもらえば送料をかけずに処分可能です。

ただし、フリマサイトと同様に比較的キレイでなければ譲り手が見つからないほか、やり取り完了までに手間と時間がかかります。

リサイクルショップに持っていく

2つ目は、リサイクルショップに持っていく方法です。

リサイクルショップでは、家具・家電・衣類など様々な不用品を買い取ってもらえます。

フリマサイトと同様に売却できれば現金化できますが、故障した家電や壊れた家具などは買い取ってもらえない場合があります。

売れなかった場合は、持ち帰らなければならないため手間がかかるのも難点です。

不用品回収業者に依頼する

3つ目は、不用品回収業者に依頼する方法です。

不用品回収業者に依頼すれば、自宅まで不用品を回収しに来てくれます。

また、面倒な分別や運び出しなどもプロのスタッフが行ってくれるため、手間がかかりません。

即日対応をしてくれるところも多く、急な引っ越しなどにも大変便利です。

手軽に粗大ゴミの処分をしたい方は、不用品回収業者への依頼を検討するのがおすすめです。

大里郡寄居町の粗大ゴミ処分は「不用品回収受付センター」へ

大里郡寄居町の粗大ゴミ処分は「不用品回収受付センター」へ

今回は、大里郡寄居町の粗大ゴミの出し方を紹介しました。

大里郡寄居町では戸別回収を行っておらず、指定場所または処理施設まで自分で運ばなければなりません。

自分で運ぶのが難しく、今すぐに処分したい場合はぜひ「不用品回収受付センター」へご相談ください。

即日で粗大ゴミを回収できるほか、面倒な分別や運搬は全てスタッフが代理で行います。

自身で一切作業をせず、一気に不用品や粗大ゴミを処分できるのが大きなメリットです。

また、不燃性の部品が付属している家具であっても解体や分別の必要はなく、そのまま回収してもらえます。

出張・見積もり・キャンセル料はかからないので、初めての方も気軽にお問い合わせください。