本記事では、鈴鹿市の粗大ゴミの出し方を紹介します。
鈴鹿市の粗大ゴミの出し方は持ち込みと戸別収集の2つが基本ですが、ルールを守らなければ捨てられません。
また、粗大ゴミの対象外となる品目もあるため、事前の確認が必要です。
この記事では、自治体以外の処分方法も紹介しており、最後まで読めば自分に合った方法を選択できます。
粗大ゴミを出す際にかかる手数料も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
鈴鹿市で出せない粗大ゴミはどんなもの?
鈴鹿市では、以下のようなものは粗大ゴミとしての回収は行なっておりません。
・処理が困難なもの
・家電リサイクル法対象品目
・原付バイク(50ccまで)
それぞれ詳しく見ていきましょう。
出せない身近な品目
粗大ゴミとして出せない身近な品目は、以下の通りです。
・消火器
・オイルヒーター
・エンジンオイル
・ガソリン・灯油
・農薬・劇薬
・ペンキ・シンナー等
・ピアノ
・断熱材
・注射器
・ウォーターサーバー
生活に身近なものでも、自治体の回収に出すことはできません。
知らずに出してしまうと、不法投棄となってしまう可能性もあるため、注意が必要です。
鈴鹿市独自で受け入れていないもの
鈴鹿市では、以下のようなものも粗大ゴミとして受け入れていません。
・漁網
・シニアカー(電動車いす)
・太陽光発電パネル
鈴鹿市は海に面していることから、出せないゴミとして漁網の記載があります。
漁網はポリエチレンやナイロンで作られているものが多く、サイズが大きいので処分が大変なだけでなく、基本的には産業廃棄物として処分しなければなりません。
また、鈴鹿市は60~80代の年配の方も多く住むエリアで、捨てられないものとしてシニアカーの記載もありました。
家電4品目
家電4品目とは、「テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機」のことで、法律でリサイクルが義務付けられています。
鈴鹿市を含め、ほとんどの自治体は回収を行っていません。
リサイクル料を支払った上で指定場所に持ち込んだり、不用品回収業者に依頼したりして処分しましょう。
家電リサイクル法について見る!
処理困難物
処理困難物は、その名の通り処理に時間や手間がかかるものを指し、そのような理由から自治体では回収をしていません。
鈴鹿市で捨てられないものとして記載のある処理困難物の例は、以下の通りです。
・FRP廃船(レジャーボート)
・プロパンガス等充填式ボンベ
・アスファルト
・バイク(原付含む)
・タイヤ
・アスベスト含有物
・フロンを含む機器
・耐火金庫
・火薬等爆発引火等の危険物
・エンジン(自動車、バイク等)
・破砕出来ない大きさのコピー機
処理に危険を伴う爆発物やガソリンなどの燃料類、バイクやタイヤなどサイズの大きいものも処理困難物です。
また、運搬の難しい耐火金庫や大型のコピー機も粗大ゴミとしては捨てられません。
原付バイクの処分方法はこちら!
大量の粗大ゴミ
鈴鹿市では戸別収集での粗大ゴミ処分が可能ですが、1世帯あたり1回につき5点までと決められています。
そのため、大量の粗大ゴミは戸別収集では一気に捨てられません。
持ち込みであれば数量や重量に関係なく処分できますが、運搬や荷下ろしは自分で行う必要があります。
自分での処分は手間や時間がかかることを踏まえ、すべての作業を代行してくれる不用品回収業者への依頼も検討しましょう。
鈴鹿市での粗大ゴミの出し方
鈴鹿市では、鈴鹿市の指定袋に入らないもの、または指定袋に入っても袋の口を縛ることができないものが粗大ゴミです。
また、1点で5kg以上のものも粗大ゴミ扱いとなります。
上記に当てはまるものは、以下の方法で粗大ゴミとして処分可能です。
・不燃ゴミ回収
・戸別収集
・処理施設への持ち込み
基本的には戸別収集と処理施設への持ち込みとなりますが、一部の粗大ゴミは不燃ゴミとしての回収が可能です。
それぞれの手順に関して説明いたします。
不燃ゴミ回収
鈴鹿市では、以下のものを不燃ゴミとして普段のゴミ回収にて処分できます。
・プラスチック容器
・金属製品(やかん、フライパンなど)
・傘
基本的には、指定袋に入るものであればプラスチック製品や金属類は不燃ゴミとして回収してもらえます。
ただし、傘に限っては指定袋をはみ出していても、不燃ゴミとしての回収が可能です。
また、おもちゃ類は電池を取り外し、大きなシート類や長いホース類は50センチ以下にカットする必要があります。
メリット
- 費用をかけずに捨てられる
- 指定袋にまとめて一気に出せる
- 集積所に出すだけで回収してくれる
デメリット
- 大きなものはカットの必要がある
- 素材別に分別する手間がある
- 捨てられるかの判断がやや難しい
戸別収集
戸別回収は、事前予約をすることで自宅まで回収に来てもらえるサービスです。
申し込みの際は、以下の手順で行ってください。
- 粗大ゴミ受付センターに連絡する
- 数量や品目などを伝える
- 収集予定日を聞く
- 粗大ゴミ処理券を購入して貼る
- 当日は朝8時までに粗大ゴミを屋外に出す
まずは、粗大ゴミ受付センター(059-382-7646)に連絡し、粗大ゴミの詳細や氏名などを伝えましょう。
受付時間は、年末年始や祝日を除く月曜日から金曜日の8時30分~17時15分までです。
申し込みの際には、収集予定日の案内があるのでメモをしておきます。
収集日までに粗大ゴミ1点につき1枚の処理券(シール)を購入し、剥がれないところに貼り付けてください。
当日は、朝8時までに粗大ゴミを屋外に出します。
一軒家の場合は玄関先や駐車場の前、集合住宅の場合は建物の1階に出しますが、マンションなどでは周囲の方の迷惑にならないところに置きましょう。
メリット
- 自宅前まで収集に来てくれる
- 立ち合いの必要はない
- 大きなゴミも屋外に出せば回収してくれる
デメリット
- 収集までに1週間ほどかかる
- 手数料が発生する
- 屋外まで運搬する手間がかかる
処理施設への持ち込み
鈴鹿市では、清掃センター(059-372-1646)または不燃物リサイクルセンター(059-374-4141)へ持ち込みをすることでも粗大ゴミを処分可能です。
持ち込みの際は、以下の手順を参考にしてください。
- 粗大ゴミを分別する
- 車に積み込む
- それぞれの処理施設に持ち込む
- 荷下ろしをする
可燃性の粗大ゴミは清掃センター、不燃性の粗大ゴミは不燃物リサイクルセンターに持ち込む必要があります。
各施設の詳細は、以下の通りです。
施設名 | 持ち込みできるもの | 所在地 |
---|---|---|
清掃センター | 燃えるゴミ 資源ゴミ 可燃性粗大ゴミ (タンス、布団など) |
〒510-0261 三重県鈴鹿市御薗町3688 |
不燃物リサイクルセンター | プラスチックゴミ 不燃ゴミ 資源ゴミ 不燃性の粗大ゴミ (自転車、金属製品など) パソコン |
〒513-0017 三重県鈴鹿市上野町630 |
※営業時間はいずれも月曜日から土曜日の9時~12時と13時~6時
運搬は基本的に自家用車で行い、積み込みや荷下ろしも自分で行わなければなりません。
予約の必要はありませんが、持ち込みできる時間やゴミの種類が限られているので、事前の確認が必須です。
また、大きな粗大ゴミを持ち込みたいときは積み込みや運搬の際、怪我や事故に注意しましょう。
メリット
- 数量の制限がない
- 営業時間内であれば自由に持ち込める
- 他のゴミも一緒に処分できる
デメリット
- 自分で積み下ろしをする必要がある
- 種類ごとに持ち込み場所が異なる
- 日曜日の持ち込みは行っていない
鈴鹿市での粗大ゴミを出す際の手数料
鈴鹿市で粗大ゴミを処分する際の手数料は、戸別収集の場合で1点につき200円です。
手数料は1枚200円の処理券を購入し、粗大ゴミに貼って支払います。
処理券を購入できる場所は、以下の通りです。
・市役所15階売店
・各地区市民センター
・スーパー
・コンビニ
・各商店
持ち込みの場合は、500kgまで手数料は無料です。
500kgを超えるゴミを持ち込むケースはほとんどないため、持ち込みであれば費用をかけずに粗大ゴミを処分できます。
鈴鹿市独自のゴミ事情
鈴鹿市では、ゴミを減らすために以下のような活動を行っています。
・生ゴミ処理容器及び生ゴミ処理機購入費の助成
・ゴミ減量推進店等制度
・生ゴミの水切りアイデアコンテスト
生ゴミ処理容器及び生ゴミ処理機購入費の助成は、限度額を15,000円として購入額の半分まで助成してくれる制度です。
また、その他にもゴミの発生を抑える取り組みをしている店舗をエコ事業所に認定したり、生ゴミの水切りアイデアコンテストを行ったりしてゴミの減量に努めています。
鈴鹿市 自治体以外での粗大ゴミ処分方法
自治体での粗大ゴミ処分は、いずれも手間や時間がかかります。
特にサイズの大きい粗大ゴミは危険も伴うため、以下のような他の方法も検討しましょう。
・買い替えでの引き取り依頼
・リユースショップでの売却・処分
・不用品回収業者に依頼
それぞれ詳しく紹介します。
買い替えでの引き取り依頼
家電量販店や一部のホームセンターなどでは、買い替え時に古い家具・家電の引き取りを行っています。
例えば、ケーズデンキは家電4品目をはじめ、小型家電の回収依頼も可能です。
ただし、依頼の際にはリサイクル料や運搬料が発生します。
店舗によって回収できる品目に限りがあったり、料金が異なったりするので事前に確認しましょう。
メリット
- 買い替えと同時に引き取ってもらえる
- 自宅まで回収に来てくれる
- 作業員が運搬してくれる場合もある
デメリット
- 手数料が割高な場合がある
- 基本は買い替え時のみの利用となる
- 購入数以上の引き取りはできない
リユースショップでの売却・処分
アンティーク家具、購入から数年内の新しい家電であれば、リユースショップなどで売れる可能性があります。
ただし、大きな家具・家電は持ち込みに手間がかかるので注意しましょう。
さらに、買取が成立しなければ持ち帰らなければならず、余計な時間もかかってしまいます。
価値のあるもの以外は、売却ではなく処分を検討するのがおすすめです。
メリット
- 売却できれば手元にお金が残る
- 処分費用がかからない
- 意外なものが売れることもある
デメリット
- 運搬に手間と時間がかかる
- 売れない可能性も高い
- 売れないときは持ち帰る必要がある
不用品回収業者に依頼
その他の処分方法として最もおすすめなのが、不用品回収業者への依頼です。
自力では運べないほど大きな粗大ゴミを捨てたい、力や体力に自信がない方は業者への依頼を検討しましょう。
業者に依頼すれば、最短即日で自宅まで収集に来てくれるだけでなく、運搬もすべてプロのスタッフが代行してくれます。
また、土日や夜間・早朝など処理施設への持ち込みや戸別収集が対応していない時間でも、収集に来てくれるのも大きなメリットです。
数量に制限などもなく、分別せずに複数種類のゴミを捨てることもできます。
メリット
- 分別や運搬などの手間が一切ない
- 大きな家具・家電も楽に捨てられる
- 時間や曜日に関係なく利用できる
デメリット
- 利用料がかかる
- スタッフを家に入れる必要がある
- 業者選びが難しい
鈴鹿市の粗大ゴミ処分は不用品回収受付センターに
今回は、鈴鹿市の粗大ゴミの出し方を紹介しました。
鈴鹿市では戸別収集や施設への持ち込みで粗大ゴミを捨てられますが、いずれも手間や時間がかかります。
楽に粗大ゴミを捨てたいなら、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
「不用品回収受付センター」には、最短即日で不用品を回収できる業者が多数掲載されています。
仲介手数料など余計な費用は一切かけずに利用でき、公式サイト限定のクーポンやキャンペーンも利用可能です。
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