本記事では、東京都中央区の粗大ゴミの出し方と料金を紹介します。
中央区には粗大ゴミに関するさまざまなルールがあり、捨てる前の事前確認が必要です。
出し方を間違えると思わぬトラブルにつながるため、面倒に感じる方は不用品回収業者などのプロへ依頼しましょう。
今回は、粗大ゴミ処分の手順や手数料、回収できないものなどもまとめています。
中央区で粗大ゴミの出し方に悩む方は、ぜひ参考にしてみてください。
中央区の粗大ごみの出し方
まずはじめに、中央区ではどんなものが粗大ゴミになるかを見ていきましょう。
以下の定義に当てはまるものが、粗大ゴミの扱いになります。
粗大ゴミとなるゴミの例
中央区では、最大辺30センチ以上のものが粗大ゴミに該当します。
例えば、次の4つに含まれるものが粗大ゴミに分類されます。
これらのものは、解体したとしても粗大ゴミとなります。
持ち込みはできない
東京都中央区では、原則として粗大ゴミの持ち込み制度はありません。
持ち込みができるのは、事業者のみです。
一般家庭の粗大ゴミは年末年始を除き、月曜日から土曜日まで収集予約を行った粗大ゴミを戸別収集しています。
粗大ゴミ処分の手順
次に、粗大ゴミ処分をどのようにすれば良いのか、中央区で粗大ゴミを処分する手順を4つにわけてご紹介します。
粗大ごみ受付センターに予約をする
粗大ゴミを回収するには、まずはじめに電話・インターネット・チャットボットから「粗大ごみ受付センター」に収集の予約をします。
申し込みをすると、収集予定日・粗大ゴミ処理手数料・シールの種類と枚数をお伝えしてくれます。
なお、月曜日や連休明け、3月・4月などの引越しシーズンは申し込み件数が増え、混雑しやすくなります。週明けを避けて申し込むか、インターネット申し込みを利用するとスムーズに予約できます。
手早く予約したいときは、チャットボットを利用した予約も可能です。
インターネットやチャットボットから予約すると、出し忘れ防止を目的とした「収集日前日メール」が届きます。
また、収集後には「収集完了メール」が届くので安心です。
粗大ゴミ処理券を購入する
電話でお伝えされた枚数と種類の「粗大ゴミ処理券」を購入します。粗大と未処理券はは処分したい粗大ゴミに貼るシールで、この処理券の代金が回収料金として負担する手数料となります。
粗大ゴミ処理券にはA券(200円)、B券(300円)があり、この2つの券を組み合わせることで手数料を支払います。
例えば、ハンガーラックの手数料は800円なのでA券1枚・B券2枚を購入することになります。
「粗大ごみ処理券」は、中央区内のコンビニエンスストアや商店などで取り扱っています。
処理券を粗大ゴミに貼る
必要な枚数分の粗大ごみ処理券を購入したら、粗大ごみ処理券に次の必要事項を記入して粗大ゴミに貼り付けます。
- 氏名(集合住宅の場合は部屋番号も記入)または受付番号
- 収集予定日
粗大ごみ処理券は回収する作業員がわかりやすい位置に貼り付けてください。
貼り付けやすい場所がなかったり、貼りにくい材質・形状の粗大ゴミなのであれば、処理券を紐などで結びつけるなどしましょう。
無理矢理わかりにくい場所に貼り付けてしまうと、回収してもらえない場合があります。
指定した場所に粗大ゴミを出す
収集日の朝8時までに、粗大ゴミを指定した場所に出しましょう。
一軒家なら玄関先、マンションなどの集合住宅の1階に出す場合は通行の邪魔にならない、外から見えやすい場所に置くようにします。なお、お住まいの集合住宅において、粗大ゴミを出す場所に関する指定や決まりがある場合は、その決まり従って出しましょう。
粗大ゴミを出す場所と資源ゴミを出す場所は異なるので、間違えないように注意してください。
回収のタイミングでその場に立ち会う必要はありません。指定の場所に粗大ゴミを置くだけで大丈夫です。
粗大ゴミ処理手数料
粗大ゴミ処分の料金は、200円のA券と300円のB券を組み合わせて手数料分を支払います。
例えば、ファンヒーターの場合はA券3枚かB券2枚での支払いが可能です。
また、東京都中央区では、令和5年10月1日に粗大ゴミ処理手数料を改定しました。
改定の内容は以下の通りです。
改定前 | 改定後 |
200円 | 200円(変更なし) |
400円 | 400円(変更なし) |
600円 | 600円(変更なし) |
800円 | 900円 |
1,000円 | 1,100円 |
1,200円 | 1,300円 |
1,600円 | 1,800円 |
2,000円 | 2,300円 |
2,400円 | 2,700円 |
2,800円 | 3,200円 |
A券とB券の支払い方法は変わりませんので、料金分の券を用意して支払ってください。
粗大ゴミ処分の注意点
粗大ゴミの処分に際して、注意していただきたい点がいくつかあります。
トラブルなどを回避するためにも、理解しておきましょう。
粗大ゴミとして回収できないものもある
粗大ゴミに分類されるものであっても、下記に該当する場合は粗大ゴミとしての回収・処理をしてもらうことができません。
- 家電4品目
- 家庭用パソコン
- 適正処理困難物
- 事業系粗大ゴミ
テレビ、エアコン(室外機含む)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は家電4品目と言われおり、多くの自治体では回収することができません。
パソコンも同様に回収ができず、いずれも法律によってリサイクルが義務付けられています。
その他、自動車・オートバイ・タイヤ・ピアノ・耐火用金庫・消火器・コンクリートブロック・ガスボンベ類などの処理困難物、事業系粗大ゴミの回収も不可です。
解体しても粗大ゴミ扱いになる
木製の粗大ゴミや布製のものは、解体して燃えるゴミに捨てたいと考える方も多いはずです。
しかし、東京都中央区では大きなものを解体したところで、粗大ゴミ扱いとなってしまうため、意味がありません。
解体には危険も伴うので、そのままの状態で粗大ゴミとして捨てましょう。
また、大きさや重さにより収集できない場合もあるので、捨てる際は注意が必要です。
箱物家具の中身は出す
タンスやカラーボックスなどといった箱物家具は、中身を事前に出してから捨てなければなりません。
洋服や本などを入れているときは、別途で分別して捨てましょう。
中身が入ったままで粗大ゴミに出してしまうと、分別されていないとみなされて、回収してもらえないことがあります。
手数料の免除制度について
東京都中央区には、手数料を免除する制度があります。
ここでは、詳しい内容と手数料の免除を受けられる方を紹介します。
生活保護世帯は手数料免除
生活保護を受給している世帯が粗大ゴミの処分をする場合、処分にかかる手数料を免除してもらう事ができます。
免除を希望している方は、受付の際にその旨を伝えましょう。
発行された受給証明書の写しが必要です。
その他に手数料の免除を受けられる方
次に該当する方は、粗大ゴミ回収手数料の減額・免除を受けられます。
粗大ゴミ回収の予約をするときに、これらを受給している旨をお伝えください。
東京都中央区の粗大ゴミは業者への依頼がおすすめ
東京都中央区で粗大ゴミの出し方に迷った際は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
区で回収できないパソコンや家電4品目をはじめ、タンスやカラーボックスも中身ごと一気に回収してくれます。
最短即日で回収してくれため、急ぎで粗大ゴミを捨てたいときにも非常に便利です。
自分の都合に合わせて回収に来てくれるので、仕事やプライベートが忙しい方でも気軽に相談できます。
また、分別方法が分からないものであっても、プロのスタッフが分別から処分まで一括して対応してくれるのが嬉しいポイントです。
東京都中央区の粗大ゴミは「不用品回収受付センター」へお任せ!
今回は、中央区で粗大ゴミを処分する方法について詳しく解説してきました。
東京都中央区には多くのルールがあるだけでなく、品目によっては比較的高額な手数料が発生します。
自治体で捨てられない粗大ゴミを捨てたり、まとめて処分したりしたいときは不用品回収業者への依頼がおすすめです。
「不用品回収受付センター」には、幅広い種類の粗大ゴミを一気に回収してくれる業者が多数掲載されています。
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