この記事では、比企郡鳩山町での粗大ゴミの出し方を徹底解説します。

粗大ゴミの戸別収集を申し込む際の手順、気になる手数料、収集日までの流れを分かりやすく説明します。

また、ご自身で埼玉西武クリーンセンターや川角リサイクルプラザへ持ち込んで処理することも可能です。

自治体の回収以外に、フリマアプリでの売却や不用品回収業者の利用も紹介し、それぞれのメリット・デメリットを比較しています。

ぜひ参考にしてください。

比企郡鳩山町での粗大ゴミの出し方と費用

比企郡鳩山町での粗大ゴミの出し方と費用

比企郡鳩山町では、家庭から出る粗大ゴミの処分方法が詳しく定められています。

粗大ゴミについては、主に戸別収集と処理施設への持ち込みの2つの手段があります。

鳩山町で粗大ゴミとなるもの

粗大ゴミとは、町内の収集所に通常のごみとして出すことができない、大型で重量のあるごみを指します。

具体的には、一辺が80cmを超えるもの、もしくは重さが10kg以上のものが該当します。

例えば以下のようなものが粗大ゴミとなります。

  • 家具: タンス、テーブル、椅子
  • 生活用品: 自転車、マットレス
  • 家電製品: 電気カーペット、加湿器

ただし、リサイクル法対象の家電(冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン)は粗大ゴミとして扱われません。これらは販売店または不用品回収業者を通じて処分が必要です。

戸別収集を申し込む

戸別収集は、自宅の前まで自治体の収集車が来て粗大ゴミを引き取るサービスです。

車を持っておらず粗大ゴミを運べない方や、自分でごみを運び出すことが困難な方にとって非常に便利です。

後に申し込み方法についても解説しますのでぜひ参考にしてください。

【可燃系】埼玉西武クリーンセンターへ持ち込む

木製家具や布団、プラスチック製品など、可燃性の粗大ゴミは埼玉西武クリーンセンターに持ち込んで処理することが可能です。

  • 住所:比企郡鳩山町大字熊井819
  • 電話番号:049-298-1600
  • 業務日:月曜日から金曜日(祝日を含む)
  • 時間:8時30分~11時45分/13時00分~16時30分
  • 休業日:土曜日、日曜日、年末年始

持ち込みによる処理手数料は、10kgまで一律200円、超過分は10kgごとに100円加算されます。

【不燃系】川角リサイクルプラザへ持ち込む

不燃性粗大ゴミ(金属製品、ガラス製品など)を持ち込んで処理できます。

  • 住所:毛呂山町川角1959-1
  • 電話番号:049-294-4115

営業時間や処理手数料は埼玉西武クリーンセンターと共通です。

また、両施設を利用する際には、多量のごみを持ち込む際には事前に組合に連絡すること、受付時には住所を確認できるものが必要なことに注意しましょう。

これら処理施設に持ち込む方法は比較的費用が安く済むため、粗大ゴミを運べる軽トラックなどをお持ちの方はぜひ活用してください。

粗大ゴミ戸別収集の申し込み方

粗大ゴミ戸別収集の申し込み方

粗大ゴミ戸別収集は、自家用車がない方や大型ゴミを運び出すのが難しい方にとって便利な選択肢です。

ここでは、申し込み方に関する詳しい流れと注意点を解説します。

予約前に注意事項と手数料を確認する

戸別収集を申し込む前に、まずは以下の注意事項と費用を確認しておくことが重要です。

  • 収集対象品目の測定
    戸別収集に申し込む際に、回収してほしい粗大ゴミの幅、奥行き、高さの三辺を測り、それぞれの長さを申告する必要があります。この寸法は分解前に測る必要があり、分解しても区分は変わりません。
  • 排出場所の確認
    ゴミは自宅の指定された場所(道路沿いなど収集車が安全に停車できる場所)に出す必要があります。収集車が建物内に入ることはありませんので、屋外まで自分で運び出す準備が必要です。
  • 手数料の確認
    手数料は基本料金500円に加え、ゴミ1点ごとに以下の料金がかかります。大きさや運搬の難易度により異なるため、申し込み時に確認してください。
大きさ区分 幅、奥行き、高さ
三辺の長さの合計
粗大ごみ一点当たりの料金(一人で運べない場合の料金)
2.5m以内のもの 300円(600円)
2.5mを超え3m以内のもの 300円(1,300円)
3mを超えるもの 600円(1,300円)
  • 予約可能数
    1世帯あたり1回の予約で最大5点まで申し込めます。ただし、大型のゴミが含まれる場合、収集車の容量の都合で3点までとなることがあります。

粗大ごみ受付専用電話に連絡して予約する

戸別収集の申し込みは、鳩山町の粗大ごみ受付専用電話を利用して行います。

以下の手順で予約を進めてください。

  1. 電話で申し込み
    専用番号(049-276-3355)に連絡します。受付時間は月曜から金曜の8:30~12:00と13:00~16:00です。電話が混み合う時間帯があるため、余裕をもって連絡してください。
  2. 必要な情報を伝える
    電話では以下の情報を正確に伝えます。

    • ゴミの種類、サイズ、重量
    • 排出場所の詳細(駐車スペースの有無など)
    • 希望する収集日
  3. 収集日と料金の確認
    申し込み時に、収集日程と費用が確定します。予約が埋まっている場合、希望日以外になることもあるため注意してください。

収集に立ち会う

収集当日は、以下の手順に従ってスムーズに進めてください。

  1. 指定時間までにゴミを出す
    午前の予約の場合は8:30まで、午後の予約の場合は13:00までに、指定された場所に粗大ゴミを出します。
  2. 作業員への立ち会いと支払い
    作業員が到着した際に立ち会い、現金で手数料を支払います。その際、予約内容と実際のゴミが一致していることを確認してください。追加の依頼は受け付けられませんので、事前にすべて申請しておく必要があります。
  3. 注意事項
    収集日の天候や道路状況によって、予定が変更される場合があります。また、予約内容に誤りがあった場合は収集できないことがありますので、事前に詳細を確認してください。

自治体での回収以外でおすすめの捨て方

自治体での回収以外でおすすめの捨て方

粗大ゴミを処分する際、自治体の回収サービス以外にもさまざまな方法があります。

この章では、自治体の回収に頼らずに粗大ゴミを賢く処分する方法を詳しく解説します。

フリマアプリで売る

フリマアプリを活用する方法は、粗大ゴミの中でもまだ使用可能な家具や家電を現金化できるため、非常に魅力的です。

例えば、メルカリやラクマといったアプリを使えば、写真を撮影し、簡単な説明文を付けるだけで不要になった家電や家具を売却できます。

また、適切な価格設定をすれば短期間で売れる可能性も高いです。

ただし、必ずしもすぐに売れるとは限らない点には注意が必要です。特に大型の家具や家電は、送料が高額になるため、購入者が見つかりにくい場合があります。

また、出品作業や購入者とのやり取りといった手間がかかるため、忙しい人には少し負担に感じるかもしれません。

知人や友人に譲渡する

知人や友人に譲渡する方法もあります。

新生活を始める人や家具を必要としている人にとって、無料でもらえる家具や家電は大きな助けになるでしょう。

たとえば、SNSを利用して不要な品物を譲る旨を投稿すれば、意外と簡単に引き取り手が見つかることがあります。

しかし、引き取る相手が見つからない場合や、スケジュール調整が難航するケースもあるため、必ずしもスムーズに進むとは限りません。

また、譲った相手が後から「使えなかった」などの不満を感じる場合、関係性に影響を及ぼす可能性もあります。

これらのリスクを理解した上で進める必要があります。

不用品回収業者を利用する

不用品回収業者を利用する方法が最もおすすめです。

まず、不用品回収業者は自宅まで回収に来てくれるため、自分で重い荷物を運ぶ手間が全くかかりません。

大きくて重い粗大ゴミを運ぶのが難しい高齢者や忙しい人、力仕事が苦手な人にとって非常に便利です。

また、自治体での回収と違ってスケジュールに合わせて回収日時を自由に調整できるため、急いで処分したい場合にも対応できます。

さらに、不用品回収業者は、大量の粗大ゴミや不用品をまとめて依頼する「積載プラン」を利用することで、総合費用が安くなる利点もあります。

トラック積載プラン 目安の間取りとトラック 料金相場
(平車、箱車などトラックによる)
Sプラン 1R~1K・軽トラック 15,000円〜20,000円
Mプラン 1DK~2DK・1.5tトラック 30,000円~40,000円
Lプラン 2DK~2LDK・2tトラック 50,000円~70,000円
LLプラン 3DK以上・4tトラック 80,000円~要見積もり

粗大ごみを捨てる際の手間をできるだけ減らしたい方や、大量の不用品を処分したい方はぜひ不用品回収業者を利用してください。

自治体と不用品回収業者はどちらが便利?

自治体と不用品回収業者はどちらが便利?

粗大ゴミの処分方法として、「自治体の回収」と「不用品回収業者」はどちらが便利なのでしょうか。

少量の粗大ゴミを捨てたい場合や、とにかく費用を抑えたい場合は自治体で回収を依頼すると良いでしょう。

鳩山町の場合、粗大ゴミを1点だけ捨てたい場合はどんなに高くても1,900円までしかかかりません。

 

一方で、不用品回収業者はスピーディーで柔軟性の高いサービスが魅力です。

業者に依頼すれば、粗大ゴミがある場所まで回収に来てもらえるため、重い荷物を運ぶ必要がなく、全ての作業をお任せできますし、部屋から出せないほど大きな粗大ゴミは、解体して出してもらえます。

特に、自治体の回収で対応が難しい大量のゴミや特殊な廃棄物についても、不用品回収業者であれば迅速に対応してくれます。

また、スケジュールに合わせて回収日時を指定できるため、忙しい人でも利用しやすいのが特徴です。

費用だけで見れば不用品回収業者のほうが高くなりますが、それ以上に手間や時間をを節約できる利点が大きいです。

そのため、治体と比較しても不用品回収業のほうが便利であると言えます。

鳩山町で粗大ゴミの出し方に困ったら「不用品回収受付センター」へ!

鳩山町で粗大ゴミの出し方に困ったら「不用品回収受付センター」へ!

本記事では、鳩山町での粗大ゴミの処分方法について詳しく解説し、注意すべき点やその他の処分手段についてもご紹介しました。

粗大ゴミの処分にかかる手間を軽減したい方や、大量の不用品を効率的かつお得に片付けたい方には、不用品回収業者の活用が最適です。

どの業者を選べば良いか悩んでいる場合には、仲介手数料がかからない「不用品回収受付センター」を利用することで、信頼できる業者を簡単に探せます。

さらに、各業者が用意しているサイト限定の割引クーポンや特典も使えるため、費用を抑えながら不用品回収の依頼が可能です。

粗大ゴミや不用品の処分にお困りの際は、ぜひ気軽にお問い合わせください。