この記事では、愛甲郡清川村での粗大ゴミの出し方について解説します。

愛甲郡清川村では、月に1度粗大ゴミ収集の日が設けられている他、自己搬入も受付しており、事前申し込みや手数料券の購入などをしなくても利用できます。

しかし、その一方で農機具や事業系粗大ゴミなどは収集を受け付けていないため、利用する際は事前の確認が必須となります。捨て方のポイントや注意点もまとめているので、ぜひチェックしてください。

愛甲郡清川村の粗大ゴミの定義

愛甲郡清川村の粗大ゴミの定義

愛甲郡清川村では、最長辺が50cm以上の品目を粗大ゴミとして定義しています。

例えば、以下のような品目はすべて粗大ゴミに出せます。

  • タンス
  • テーブル
  • ソファ
  • 布団
  • 自転車
  • こたつ
  • ストーブ など

これらの家具の中でも、分解できるものは可能な限り分解して粗大ゴミに出すよう指示されています。

なお、木製製品でも最長辺が50cm未満になるようカットすれば燃えるゴミに出せますが、ノコギリなどを扱うのは怪我をするリスクも考えられます。

無理にカットして燃えるゴミに出すのではなく、粗大ゴミとして捨てることをおすすめします。

愛甲郡清川村では収集していないゴミ

愛甲郡清川村では、以下の品目は収集できません。

  • エアコン
  • テレビ
  • 電気冷蔵庫
  • 電気洗濯機
  • パソコン
  • 農機具およびその部品
  • 電動工具類(電動ノコギリ・水中ポンプなど)
  • 農薬
  • オートバイ など

その他の品目で自治体で捨てられるか確認したい場合は、環境上下水道課に問い合わせられます。電話番号などは以下をご確認ください。

  • 電話番号:046-288-3862
  • ファックス:046-288-1909
  • 受付時間:8:30~17:15

年末年始やゴールデンウィークの期間などは、休業となる可能性が高いので注意してください。

愛甲郡清川村の粗大ゴミの出し方

愛甲郡清川村の粗大ゴミの出し方

愛甲郡清川村では、粗大ゴミの収集日に合わせて粗大ゴミを出すか、リサイクルセンターに自己搬入する方法のどちらかで粗大ゴミを捨てられます。

それぞれの方法について詳しく解説します。

粗大ゴミの収集日に集積所に出す

愛甲郡清川村では、地区ごとに粗大ゴミの収集日が決められているため、その収集日に合わせて粗大ゴミを集積所に出します。

区分けは以下の通りです。

第1区:尾崎・清水ヶ丘1~5区・金翅・宮野・御門・寺鐘・上舟沢・下舟沢

第2区:宮ケ瀬1~3区・法論堂・柿ノ木平・坂尻・古在家・曲師宿・荒井・谷太郎・寺家谷戸・下原・根岸・中里・大野・新屋敷・片原・柳梅・別所

第1区は第1水曜日、第2区は第3水曜日がそれぞれの粗大ゴミの収集日で、収集日が祝日に当たったとしても収集されます。

収集日当日の朝8:30までに集積所に出すだけで完了します。

月に1回しか収集が行われないので、引っ越しなどを控えている方は早い内から不要な粗大ゴミを捨てるようにしましょう。

リサイクルセンターに粗大ゴミを持ち込む

平成31年1月より、清川村リサイクルセンターが設置されました。

自家用車で自己搬入する必要はありますが、月1回の粗大ゴミ収集の日を待たなくても良いので、引っ越し・買い替え・断捨離などで粗大ゴミをたくさん捨てたい方にはとてもおすすめです。

自己搬入の受付日時は以下の通りです。

  • 毎週月曜日・木曜日:午後13:30~午後17:00
  • 第2・第4土曜日:午前9:00~午後12:00

12月30日~1月3日の期間は搬入できないので、捨てたい粗大ゴミがある方は早めに持ち込むことをおすすめします。

搬入時には、清川村の住民であることまたは事業を行なっているかどうかが担当者によって確認されるので、身分証などを一緒に持参しましょう。

愛甲郡清川村で粗大ゴミを出すときのポイント

愛甲郡清川村で粗大ゴミを出すときのポイント

愛甲郡清川村で粗大ゴミを出すときのポイントを3つ解説します。

事前予約・手数料は必要ない

一般的に、自治体で粗大ゴミを収集してもらったり自己搬入を利用する場合は事前予約が必要になります。

しかし、愛甲郡清川村では収集日に集積所に粗大ゴミを出す場合も自己搬入する場合も、事前予約は必要ありません。

また、手数料も必要なく、粗大ゴミの処理シールを購入せずとも良いので、自治体で収集できる品目であれば気兼ねなく捨てられます。

粗大ゴミの個数制限は特にない

愛甲郡清川村で粗大ゴミを捨てる際、「1人何個まで」といった個数制限は2025年3月時点では設けられていません。

ただし、捨てる予定の粗大ゴミが自治体での収集の対象品目であるか、集積所・リサイクルセンターに粗大ゴミを出す際の曜日や時間帯が合っているかをきちんと確認しましょう。

個数制限が特に設けられていないからといって、収集対象ではない粗大ゴミまで出したり、曜日や収集・受け付け時間を守らなければ、ゴミが混じってしまったり分別が不十分になってしまいます。

また、捨てたい粗大ゴミの量が多い場合などは一度に出しても問題ないか、念のため環境上下水道課に確認した方が良いかもしれません。

自力でゴミを出せない方は「清川村あんしん収集」が利用可能

身体的な理由などで自力で自宅からゴミを運び出せない方は、清川村あんしん収集を利用できます。

清川村あんしん収集に申し込める条件は以下の通りです。

  • 65歳以上で、要介護1以上の認定を受けている方のみで暮らしている世帯
  • 肢体不自由(1級または2級)や視覚障害(1級または2級)を持つ方のみで暮らしている世帯
  • 重い精神障害(1級)を持つ方のみで暮らしている世帯
  • 上記と同程度の状態と認められた方のみで暮らしている世帯

ただし、同じ敷地内や近くに親族の方などが住んでいる場合は対象外となります。

申し込みは、申請書に必要事項を記入したうえで環境上下水道課窓口にて行います。

書類審査後に現地立会調査なども行われるので、親族の方またはケアマネージャーなどの立ち合いが必要なので、事前に立ち合いを依頼してください。

愛甲郡清川村で事業系のゴミを出すときの注意点

愛甲郡清川村で事業系のゴミを出すときの注意点

ここで、注意点について3つ解説します。

事業系粗大ゴミ・産業廃棄物どちらも村では収集不可

粗大ゴミの中でも事業に用いたものや産業廃棄物は、村では収集ができません。

以下に品目の例をまとめているので、ぜひご確認ください。

  • 事業系粗大ゴミ:テーブル・椅子・イベントテント・ロッカー・応接セットなど
  • 産業廃棄物:廃木材・梱包材・汚泥・廃油・動物の糞尿など

これらの品目は、専門業者に依頼して回収してもらう必要があります。

適切に分別・処理しないと営業停止などにもなりかねないので、注意しましょう。

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野焼きは原則禁止

野焼きは悪臭や火災の原因になるため、愛甲郡清川村でも原則禁止とされています。

ただし、以下の場合に限り例外的に認められています。

  • ダイオキシンの発生を抑えられる焼却炉での廃棄物の処理をするとき
  • 「どんど焼き」などの伝統行事に伴う廃棄物の処理をするとき
  • 農業者が稲ワラの焼却をするとき
  • 焚火・キャンプファイヤー・バーベキューなどの小規模な場所で火を使用するとき

特に、愛甲郡清川村ではキャンプ場が複数個設けられており、夏場にはキャンプファイヤーやバーベキューなどを楽しむ機会も多いです。

軽微なものであれば屋外で火を扱うことも認められていますが、近年野焼きなどによる山火事も増えているため、油断はできません。

2024年7月には、奈良県で枯葉を燃やしていたことがきっかけで重要文化財である「中家住宅」に火が燃え移り、消防車が出動するほどの火災へ発展しました。

愛甲郡清川村にも、大日如来坐像などをはじめとした有形文化財が数多く保管されているため、決して他人事ではありません。

カモシカをはじめとした生態系への影響も懸念されるため、例外的に認められているケースで火を扱う場合であっても、火の元には十分気を付けてください。

もしも自分で処分しきれない品目があるのであれば、分別からリユース・リサイクルまで徹底している不用品回収業者に任せるのもおすすめです。

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農機具は購入先や専門業者に相談して捨てる

愛甲郡清川村では、農機具やその他の農機具類部品は収集していません。

脱穀機・草刈り機・耕うん機・一輪車・育苗器・精米機などは、購入した店や専門業者に依頼して捨てる必要があります。

ただし、専門業者はもちろんですが、購入した先で引き取ってもらう場合も手数料が別途かかる可能性が高いです。

農機具は一つひとつのサイズも大きく重さがあるので、もし手放したい農機具がたくさんあるのであれば、不用品回収業者に依頼して一度にまとめて収集してもらうのがおすすめです。

業者によっては最短即日で現場に向かえるため、見積もり金額に納得いただければその日のうちに収集を完了することも不可能ではありません。

トラックに載る範囲であれば一定料金で収集サービスを利用できる「トラック積載プラン」を用意している業者であれば、購入先・専門業者に収集を依頼するよりもトータルの料金が安くなる可能性も高いです。

収集・分別・解体・処分まですべて任せられるので、少人数で対応するには荷が重い場合などはぜひご検討ください。

愛甲郡清川村で粗大ゴミを捨てるなら「不用品回収受付センター」まで

愛甲郡清川村での粗大ゴミの出し方について解説しました。

愛甲郡清川村では粗大ゴミの収集日が設けられており、個数制限なし・手数料なしで捨てられるのが魅力ではありますが、自己搬入しない場合は月に1回のみの収集となるため、比較的長い期間自宅で粗大ゴミを保管しておく必要があります。

さまざまな都合からできるだけ早く粗大ゴミを出したいというのであれば、ぜひ一度「不用品回収受付センター」で「無料一括お見積もり相談」をお試しください。

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もちろん、業者の口コミも豊富なので、その業者を実際に利用したお客様による率直な感想や印象を確認できます。

もしも相談しながら決めたいということであれば、ゴミ回収の専門相談員が24時間365日ご相談に乗っておりますので、ぜひお気軽にご連絡ください。