この記事では、横浜市南区の粗大ゴミの出し方について解説します。
横浜市南区では、粗大ゴミの戸別回収・持ち込みどちらにも対応しており、条件に該当すれば自宅内からの運び出しも依頼できる「持ち出し収集」を利用できます。
ただし、申し込み・持ち込み方法によって流れや支払方法が異なるので、どのような部分に注意すべきかも要所要所でまとめています。
粗大ゴミの出し方について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
横浜市南区の粗大ゴミの定義
横浜市南区では、最長辺が30cm以上の金属製品または金属以外(プラスチック商品・木製品など)で50cm以上のものを粗大ゴミとして扱っています。
例えば、以下のような品目は全て粗大ゴミに出せます。
- プランターなどの園芸用品
- オイルヒーター
- 座椅子
- 神棚
- 草刈り機
- 高齢者用手押し車など
ただし、大きさや材質によっては家庭ゴミに出せるものもあるので、事前に確認することをおすすめします。
横浜市南区では回収していないゴミ
横浜市南区では、以下のゴミは収集されません。
- 家電リサイクル法対象品目(エアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機)
- 一時多量ゴミ
- 小型充電式電池(リチウムイオン電池・モバイルバッテリーなど)
- パソコン
- バイク
- 消火器
- 事業活動に伴って排出されるもの 他
この中であれば、家電リサイクル法対象品目や一時多量ゴミなどが生活の中で一番出やすいですが、横浜市南区では収集できないのでルールに則って適切にゴミに出さなければいけません。
例えば、生前整理などで一時的に大量に出たゴミはきちんと分別した上で家庭ゴミに出す、家電リサイクル法対象品目は横浜家電リサイクル推進協議会へ収集を申し込む(0120-014-353または0120-632-515)など、それぞれ対応してください。
面倒な場合は、不用品回収業者に依頼をすれば、一気に片づけることが可能です。
工事や事業活動などで出る粗大ゴミは、捨て方や分別がさらに複雑な場合があるので特に注意が必要です。
祭りなどで出るゴミは資源循環局事務所に要確認
祭りをはじめとしたイベントでは、終了後にテント・看板・のぼり・装飾物などのゴミがよく出ます。
これらのゴミは出店形態などにより取り扱いが異なるため、どのようにゴミ出すべきか横浜市南区の資源循環局事務所に事前に確認し、担当者の指示に従ってください。
横浜市南区の資源循環局事務所の問い合わせ先・営業時間は以下の通りです。
- 電話番号:045-741-3077
- 問合せ時間:月曜日~土曜日、8:00~16:45
その他のゴミの分別などについても、不明点があれば担当者に確認しましょう。
横浜市南区では粗大ゴミの戸別回収・持ち込みに対応している
横浜市南区では、粗大ゴミの戸別回収・持ち込みそれぞれに対応しています。
1回の回収につき、戸別回収であれば9点まで、持ち込みであれば20点までと収集の個数制限があるので、大量に捨てたい場合は複数回に分けて捨てなければいけません。
しかし、処分にかかる料金が抑えられるという点でメリットが大きいので、体力的に負担にならない範囲で利用しましょう。
対象者は粗大ゴミの持ち出し収集も依頼可能
身体的な理由から自身で粗大ゴミを出すことが難しい方も、持ち出し収集に申し込めば自宅内からの運び出し・収集を依頼できます。
対象となる方は、家族や身近な人の協力が得られない一人暮らしの方で、以下の条件に当てはまる方です。
同居者がいた場合でも、同居者が以下に当てはまるか年少者の場合は対象となります。
- ゴミを自力で出せない65歳以上の方
- 介護保険の要介護・要支援認定を受けている方
- 身体障害者手帳を持っている方
- 愛の手帳(療育手帳)を持っている方
- 精神障害者保健福祉手帳を持っている方
- 妊娠や怪我をしている方(事務所長許可済み)
申し込みの際は、横浜市南区の資源循環局事務所に電話をかけ、持ち出し収集を依頼したい旨を伝えてください。
条件に該当するか事前の確認があるだけでなく、大型ゴミの場合は下見を行なう場合もあるため、担当者の指示に従い申し込みましょう。
また、事業系一般廃棄物などは対象外となるので注意が必要です。
横浜市南区で戸別回収を利用した粗大ゴミの出し方
横浜市南区での戸別回収の申し込みは収集日の7日前を締め切りとしており、収集可能点数は1回につき9点までです。
申し込み方法は以下の通りです。
- 電話などから収集を申し込む
- 手数料を納める
- 収集シールまたは用紙に受付番号を記入し、収集を依頼した粗大ゴミに貼り付ける
- 収集日の朝8:00までに指定の場所に粗大ゴミを出す
電子決済を利用した場合は、受付番号を記入した用紙(縦横10cm以上の大きさのメモ帳・プリント・チラシなど)を貼り付けるだけで問題ありません。
雨天でも収集されるので、シールや用紙が剝がれないようセロテープ・ガムテープも用いてしっかり貼り付けておきましょう。
また、電話申し込みの際の番号や受付時間を以下にまとめました。
- 番号:0570-200-530
- 受付時間:月曜日~土曜日(祝日含む) 8:30~17:00
- 休業日:日曜日、12月31日~1月3日
インターネット・チャット・LINE・FAXからも受付していますが、FAXは聴覚障がいや言語障がいがある方のみ利用可となっています。
FAXを利用する場合は、名前・FAX番号・住所・収集を希望する粗大ゴミの品名・材質・大きさ・個数を記入の上送りましょう。
インターネットなどで申し込めば電子決済が利用できる
インターネット・チャット・LINEから戸別回収の申し込みをすれば、電子決済(各種クレジットカードまたはpaypay)が利用できます。
先にも解説した通り、電子決済の場合は収集シールがないので受付番号を書いた任意の用紙を粗大ゴミに貼り付ける必要があります。
濃く大きく番号を記入し、貼り忘れなどがないよう注意しましょう。
また、電子決済では領収書が発行されないため、領収書が必要な方は収集シールを購入して手数料を納めてください。
横浜市南区で持ち込みでの粗大ゴミの出し方
持ち込みの場合、受付可能点数は1回につき20点までです。
戸別回収よりも多く捨てられるので、大量に粗大ゴミを捨てたい方は持ち込みの方が効率が良いかもしれません。
申し込みから完了までは以下の通りです。
- 粗大ゴミ受付センター(0570-200-530)にて事前に申し込む
- 手数料を納める
- 自己搬入ヤードに粗大ゴミを持ち込む
- 本人確認書類の提示
- 粗大ゴミを指定の場所に捨てる
手数料の納め方は戸別回収のときと同様に、コンビニや郵便局などから手数料を収めた後収集シールを受け取り、持ち込み予定の粗大ゴミに貼り付けます。
自己搬入ヤードではシールの取り扱いがないため、必ず事前に購入してください。
自己搬入ヤードごとに申し込みの要否が異なる
現在、粗大ゴミの自己搬入ヤードは4か所あり、それぞれで事前申し込みの要否が異なります。
ヤードごとの情報を以下にまとめたので、ご確認ください。
自己搬入ヤード | 事前申し込みの要否 |
鶴見資源化センター | 必要 |
長坂谷ストックヤード | 必要 |
神明台ストックヤード | 必要 |
栄ストックヤード | 不要 |
いずれの自己搬入ヤードも受付時間は9:00~12:00、13:00~16:00で、日曜日と年末年始は休業となります。
栄ストックヤードのみ事前申し込みがなくても粗大ゴミを持ち込めますが、その場合受付可能個数は10個までになるので、大量に粗大ゴミを捨てたいのであれば事前申し込みをすることをおすすめします。
また、事前申し込みをせず栄ストックヤードを利用する場合は現地で電子決済を行ない手数料を納めるため、現金や収集シールでの支払いはできません。
クレジットカードの持参またはPayPayのチャージを忘れずに行いましょう。
場合によっては持ち込む際に車を借りる必要があることに注意
粗大ゴミのサイズが大きかったり複数個捨てるという場合は、ご自身や周囲の人の安全に考慮して車で持ち運びしましょう。
横浜市南区は道が狭く、坂や急な階段が多い地域がたくさんあります。
高齢の方も多く住む場所なので、粗大ゴミを運ぶ途中で思わぬ事故や怪我をする可能性もないとは言い切れません。
無理をせず、時には車を借りて安全に自己搬入ヤードまで運んでください。
不用品回収業者を利用するメリット
ここで、不用品回収業者を利用するメリットを5つ紹介します。
力仕事で怪我をするリスクや体力的な負担がない
粗大ゴミを出す際に自身で運び出すことはもちろん、持ち込みをする時には車に乗るサイズまで解体しなければならないこともあります。
個数が多くなければあまり問題はありませんが、長時間に渡り屈んだ体勢で家具を解体したり棚板や大きな家具を外へ運び出すのは、数が多いほど体に堪えます。
部屋からの運び出しや解体・分別は怪我をするリスクもあるので、これらの作業を全て任せられるというのは、業者に依頼する大きなメリットの一つです。
坂道や狭い道で粗大ゴミを扱う危険性がない
横浜市南区は西区についで面積が小さいことで知られており、道の狭さや坂道の多さ、行き止まりの道路があることなどから、日常生活を送る上での危険性が問題視されています。
一般的に、狭い場所や急な坂道は転倒リスクが高い場所と言われいるため、粗大ゴミを持ち歩くことは様々な危険が伴うと言えます。
不用品回収業者は狭い坂道などでの作業にも慣れているので、安心して任せられます。
指定された日時に粗大ゴミを出す必要がない
身体的な理由などから、年齢を重ねるごとに予定に合わせてゴミを出すことが徐々に難しくなっていきます。
粗大ゴミの回収を依頼しても指定された日時に出せなかったり、収集日とは違う日に出して近隣トラブルを招く可能性もないとは言えません。
ルールを遵守するのが難しいからと自宅に粗大ゴミを溜め込んでしまいかねないので、そういった場合にもぜひ不用品回収業者にご相談ください。
粗大ゴミを道に出すことで通行の邪魔になる心配がない
木造住宅が未だ多く見られる横浜市南区では、近年住居の建て替えが進められていますが、それに伴い宅地が細分化されています。
収集が完了するまでの間とはいえ、道幅が狭いところに粗大ゴミを置いておくと、幅を取ってしまうだけでなく歩行者や車の通行を邪魔してしまうことも考えられます。
そのため、通行する人々に気兼ねなく粗大ゴミを捨てられるというのも、不用品回収業者の良い点と言えます。
事業系ゴミやイベントゴミも回収できる
大岡川プロムナードのみなみ桜まつりや商店街のイベントなど、横浜市南区では折に触れて大規模な催しが開催されます。
イベントテントなどの大型ゴミだけでなく、イベント会場で使用した物品やその他事業系ゴミなど、一般的には専門業者に依頼して処理してもらう必要がありますが、事業系ゴミ・イベントゴミにも対応している不用品回収業者を利用すれば、よりスムーズにゴミを処分できます。
汚れていたり濡れているなどの場合も問題なく回収できるので、イベント後の片付けも見据えて依頼をおすすめします。
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不用品回収業者を利用した場合の料金相場
不用品回収業者に依頼した場合の料金相場は以下の通りです。
トラック積載プラン | 目安の間取りとトラック | 料金相場(平車、箱車などトラックによる) |
Sプラン | 1R~1K・軽トラック | 15,000円〜20,000円 |
Mプラン | 1DK~2DK・1.5tトラック | 30,000円~40,000円 |
Lプラン | 2DK~2LDK・2tトラック | 50,000円~70,000円 |
LLプラン | 3DK以上・4tトラック | 80,000円~要見積もり |
トラック積載プランとは、トラックに載る量であればどれだけ不用品を積んでも一定料金で利用できるプランのことです。
複数個粗大ゴミを出すのであれば、載せれば載せる程粗大ゴミの単価が安くなるので、トラック積載プランがある不用品回収業者を利用するのが断然お得と言えます。
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横浜市南区で粗大ゴミを捨てるなら「不用品回収受付センター」まで
横浜市南区は、戸別回収・持ち込みどちらにも対応しているだけでなく、申し込み方や手数料の納付方法も比較的充実しているため、利便性が高いと言えます。
しかし、道幅が狭く坂道も多い中指定日時に合わせて粗大ゴミを運び出すのは怪我の危険性もあるため、身体的・体力的に不安がある方にはあまりおすすめできません。
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