お部屋のお片付けは進んでいますか?
お片付けって一旦手を付けるとスムーズに片付けられるのですが、片付けを始めるまでの道のりが長いんですよね…「明日片付けよう」「休みの時間がある時に片付ければいいか」「誰も遊びにこないから散らかっててもいいかな」、こんなことばかり考えていると片付けはいつまで経っても始まりません!
ということでこの記事では、片付けによる意外なメリット・散らかりにくい片付け方・片付け前に知っておくべき注意点、すぐ始められる3ステップ式部屋の整理法をご紹介します。そこでまずは”なぜ片付けが必要なのか”この根本的なことから考えてみましょう!
お部屋の片付けで得られるメリットはこんなに沢山!
お部屋の片付けはハッキリ言って面倒ですよね?私なんかも”ボタン1つでお部屋がすべて綺麗になったらいいのに”と思ってしまうくらい片付け嫌いでした。
しかし、いざ片付けをしてみると、片付け前には考えられなかったメリットを実感することができたんです。もっと早くお部屋を片付けておけばよかったと軽く後悔したくらい。
お部屋を綺麗にすると運気がアップすると言われていますし片付けをするデメリットは1つもありません。
では、お部屋を片付けることで実感したメリットをお伝えしますね。
①日頃の掃除時間が短縮される
元々綺麗なお部屋を掃除するには多くの時間を必要としません。ちょっと散らかったところを片付けたり、ホコリが溜まっているところを拭いたりするくらいで掃除に時間がかからないんですね。
そして、人間の心理的に綺麗なお部屋は汚したくないと感じます。だから一度完璧にお部屋を片付けることで、散らかりにくく汚れにくいお部屋をキープしやすくなるんです。綺麗なお部屋のままキープされていれば、掃除にかける時間が短縮されて掃除が面倒に感じにくくなりますよね。
このような好循環が生まれるので、騙されたと思って一度お部屋を隅々まで綺麗にしてみてください。
②無駄遣いが減る
先程も言いましたが、綺麗なお部屋はこれ以上汚したくないという心理が働きます。それはお店で物を購入するときも同じなんですね。
例えば雑貨屋さんに行ったとしましょう。このとき普通であれば、お部屋に合いそうなものや一瞬にして目を惹かれたものをつい買ってしまうことがあると思います。しかし、お部屋が綺麗だと「無駄なものを買うとお部屋が散らかるし片付けが面倒になるな」と感じて無駄遣いを減らすことができます。
もちろん、必要なものは必要に応じて購入しますが、”不要なもの”を買わなくなるので結果的に無駄遣いが減って家計にも優しくなりますよ。
③心身に良い影響を与える
散らかったお部屋では心からリラックスして過ごすことはできません。頭のどこかで「いつかお部屋を片付けなきゃ…」と感じてじわじわとストレスを感じてしまうんです。逆にお部屋が綺麗だと気分がスッキリして、ストレスもなく晴れた気持ちでお部屋で過ごすことができますよ!
さらに、汚れたお部屋はハウスダストや生ゴミの悪臭などが蔓延して健康を害する可能性があります。例えばハウスダストが原因でお子さんが喘息になったり、アレルギーを発症する可能性も否定できません。
お部屋の片付け1つで家族の健康を守ることができるんです。
- 綺麗なお部屋は汚したくないので日頃の掃除時間が短縮される
- ”不要なもの”を買わなくなるので無駄遣いが減る
- お部屋が綺麗だと気分がスッキリします
今すぐできる!3ステップのお部屋の片付け
①不要なものをゴミ袋に詰める
片付けの基本は不要なものを捨てることからスタートします。お部屋を片付けようにもゴミや物が散乱していたら片付けられませんからね。
まず捨てるものは明らかにゴミだとわかるもの。例えばペットボトルやお菓子の袋、ポストに投函されていたチラシ、スーパーの袋・紙袋、ダンボールなどを捨てましょう。
次に捨てるものは1年以上使っていないものや、これから先使うことがなさそうなものです。なにかの参加賞や粗品、ボロボロになったタオル、溜まったビニール傘、棚の奥にある化粧品など使いそうにないものをすてましょう。
また、冷蔵庫の中を見て、消費期限が過ぎている食材や調味料も構わず捨てちゃってください。
【捨てるもの】
- 明らかにゴミだとわかるもの
- 1年以上使っていないものや、これから先使うことがなさそうなもの
- 消費期限が過ぎている食材や調味料
②物はあるべき位置に収納する
お部屋が散らかってしまう原因は”物があるべき位置に収納されていない”からです。
あなたのお部屋を眺めてみてください。もし、お家にいない場合は頭の中で思い出してみてください。
- お部屋の中にクローゼットやタンスに収納されていない衣類はありませんか?
- 本やノート、ペンがその辺りに転がっていませんか?
- スーパーで買ったものが袋に入ったまま放置されていませんか?
このように、物が収納されるべき場所に収納されていないのであれば、お部屋が散らかってしまうのも無理はありません。ごく自然なことなんですね。
そして、ここで問題となってくるのが収納スペースの少なさ・狭さだと思います。
③収納スペースの使い方を見直す
物があるべき位置に収納されていないのは、収納スペースが足りていないことが原因の1つです。
だから、まずは収納スペースに収納しているものの中で不要なものを選んで捨てましょう。特に衣類に関しては1年以上使用していない服やパンツ、靴下などが沢山あるはずです。
そしてこれから先読むことがない本や雑誌などが本棚を占領していることもあると思います。それらを捨てて収納スペースに余裕を作り、空いた収納スペースに本来収納する衣類や本を片付けてください。
できる限り今ある収納スペースで対応できるように物の量を減らしていくように努めましょう。
お部屋の片付け前に知っておくべき注意点
今すぐにでも片付けを開始したいという気持ちがあるかも知れませんが、いくつか片付け前に知っておいて欲しい注意点があります。
1つ目はゴミの処分方法についてきちんと調べておくことです。可燃ごみ、不燃ごみ、ビン・カン、ペットボトルなどはゴミ集積場で処分できますが、粗大ゴミや家電製品は通常のゴミ収集では回収してもらえません。
お部屋の片付けで家電製品や1辺30cmを超えるような大きな物を処分する場合は、事前に自治体のホームページを確認して粗大ゴミの処分方法を確認しましょう。
また、家電4品目に該当するテレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・乾燥機は自治体で回収処分することはできません。これらの家電4品目は、家電を購入したお店に引き取って貰うか、新しく家電を購入するお店に引き取って貰う必要があります。
もしくは、不用品回収業者に引き取ってもらうという方法もあります。不用品回収業者であれば分別なし、粗大ゴミや処分方法がわからないものでも引き取って処分してもらうことができます。お部屋からの不用品の持ち出しも任せることができるので、持ち運びが難しいサイズの大きいものや大量の不要品がある場合には不用品回収業者に依頼することも検討してみてくださいね。
まずは簡単に捨てられるものを捨ててみたり、クローゼットに衣類を本棚に本を収納するように本来あるべき場所に物を戻すことからはじめてみてくださいね。
以下の点に気をつけてください
- 粗大ゴミや家電製品は通常のゴミ収集では回収してもらえません
- 1辺30cmを超えるような大きな物は、粗大ゴミの処分方法を確認しましょう
- 家電4品目は、自治体で回収処分することはできません
- 家族のものは勝手に捨てないこと