不用品回収業者に依頼した場合、実際どのくらいの費用がかかるのか気になるという方は少なくないはずです。
本記事では不用品回収にいくらかかったのかを中心に、費用相場や含まれるサービス内容などについて解説していきます。
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不用品回収業者ではどんなことをしてもらえるの?
不用品回収業者の利用を検討しているものの、どのようなサービスが受けられるのか、どのようなことをしてもらえるのかいまいちよくわからいという人もいるでしょう。
不用品回収にいくらかかるのかも気になるところですが、まずはそのサービス内容を理解し、支払う費用が適切かを判断することが大切です。
不用品回収業者によって、サービスの範囲や対応してもらえる内容は多少異なりますが、「不用品回収」の枠では主に以下のようなことが依頼できます。
- 不用品の分別や仕分け
- 不用品の解体
- 重い家具家電の移動
- 不用品の運び出し
- 不用品の処分
- リサイクル家電の回収と処分
主に、家庭や企業でいらなくなったものを回収処分するのが、不用品回収業者の業務内容です。それに付随する仕分けや分類、運び出しなどの作業も、依頼者に変わってやってくれるケースが一般的です。
単にいらないものを処分してもらうというだけでなく、一人では運び出せないような大きな家具や家電などを、安全に運び出して回収してくれるなどのメリットがあります。
不用品回収業者に支払う費用には、こうした作業や安全面への配慮に対する費用でもあるのです。
不用品回収にはいくらかかる?プラン別・費用相場
不用品回収業者には、大きくわけて3種類の料金プランが用意されているケースが一般的です。
- 単品回収プラン
- 定額料金プラン(積み放題や載せ放題などの)
- 回収する不用品に応じた見積もり提案
それぞれのプランの解説と、費用相場について紹介していきましょう。
単品回収プランの概要と費用相場
単品回収プランとは、回収する品目ごとに回収(処分)手数料が設定されているタイプの料金プランです。
単品回収品目 | 回収費用相場 |
---|---|
テレビ | 2,000~5,000円 |
洗濯機 | 3,000~6,000円 |
電子レンジ | 500~1,500円 |
掃除機 | 500~2,500円 |
ビデオデッキ | 500~1,000円 |
パソコン本体 | 1,000~3,000円 |
カラーBOX | 500~1,000円 |
テレビ台 | 1,000~3,000円 |
自転車 | 1,000円 |
業者によって費用体系は異なりますが、品目ごとにかかる費用とは別に、基本料金や出張費などが加算されることもあります。
またテレビ、洗濯機、冷蔵庫、エアコン、衣類乾燥機などのリサイクル家電は、回収費用以外に「リサイクル料」が別途必要となるケースも珍しくはありません。
積み放題(定額料金)プランの概要と費用相場
積み放題(定額料金)プランとは、処分品の大きさや量に応じて用意されたトラックなどに、不用品をのせられるだけのせて回収してもらえる、料金プランです。
あらかじめ料金の上限が設定されていることも多く、基本料金や出張費などの費用や、仕分け、運び出し作業料などもすべて含まれているのが特徴。
決まった金額以上かからない点は大きなメリットですが、不用品の量が少ない場合にも車両に満載した場合と同じ費用がかかることも多いため事前の確認が必要です。
車両 | 目安 | 費用相場 |
軽トラック | 段ボール15箱程度 1K程度の間取り |
8,000円~15,000円 |
1.5tトラック | 段ボール箱25箱程度 1DK程度の間取り |
20,000円~30,000円 |
2tトラック(平) | 段ボール箱35箱程度 2DK程度の間取り |
35,000円~60,000円 |
2tトラック(バン) | 段ボール箱50箱程度 2DK~2LDKほどの間取り |
50,000円~90,000円 |
4tトラック | 段ボール箱80箱程度以上 3DK以上、一軒家など |
80,000円~ |
各種作業費もコミコミなので、たくさんの不用品がある方や、分別作業などもお任せしたいというかたにおすすめのプランです。こちらもリサイクル家電のリサイクル料は、別途となるケースが多いです。
回収する不用品に応じた見積もりの費用相場
不用品回収業者の中には、積み放題のような定額プランを用意しておらず、すべて見積もりにて対応するといった料金帯のところもあります。見積もりの場合の費用相場も、定額プランとほとんど変わらない価格帯です。
大きく違うのは、不用品の量に応じて柔軟に費用が変わる点です。定額プランではトラック満載の場合の料金が基準となるため、それよりも少ない量で回収してもらう場合は損をしてしまうケースもあります。しかし見積もりの場合は、物量に応じた金額なるため、そういった心配はありません。
ただしあらかじめいくらいになるかがわかりにくいので、見積もりをしてもらうこと自体に不安があるという人は少なくありません。各種作業費や基本料金などは、見積もり費用に含まれますので、追加費用などの心配はないでしょう。
※不用品回収業者によっては、定額料金プランをベースにして見積もりを行い、不用品の量に応じて、適切な金額を請求するといったプランを採用しているところもあります。
不用品回収サービスの料金について
不用品回収の料金には、どのようなサービス費用が含まれているのか気になるという人もいるでしょう。料金の内訳や算出方法についても、わかりやすく解説していきます。
料金の算出方法
不用品回収にかかる溶菌は、不用品の量や大きさを基準として算出されます。
たくさんの不用品があっても、それぞれのサイズが小さければ、用意する車両はコンパクトなもので済むため費用もその分安くなるのです。また回収にかかる時間も、料金に影響する場合があります。たとえば荷物の量が多かったり運び出し作業が大変なものが多かったりすれば、作業時間もかかり人件費もかさむ計算となります。
単品回収の場合には、基本料金や出張費、車両費などが処分費用と別に請求されることが多いです。出張費などは出張先エリアに応じて料金が変わる場合もあるため、遠方に拠点を置く業者に依頼する際などは確認が必要。出張費や基本料金については、ホームページに記載されていない場合もありますので、見積もりの前に確認しておくことも大切です。
不用品回収サービスの料金内訳
不用品回収業者によって、多少の違いはありますが、定額料金プランなどの場合、以下の費用が含まれていることが多いです。
- 出張費
- 車両費
- 不用品の処分費
- 仕分けや分別費
- 排出作業費
- 人件費
- 梱包作業費
- 階段料金(2階まで)
- スタッフ追加料(2名まで)
他社との見積額の比較を行う際は、上記のサービス内容を基準として考えるとよいでしょう。同じ料金プランでも、運び出し作業費が別途となる場合は、含まれている業者の方が安いと判断できます。
費用に含まれないものや追加費用が発生するケース
不用品回収サービスの料金内訳で紹介した費用については、定額料金プランのプラン内に含まれいるケースがほとんどです。ただしこれらに含まれていないサービスや手数料などもあるため、依頼時には確認が必要です。
たとえば以下のような場合には、別途費用が発生することもあります。
- 3階以上で階段がない(利用できない)ケース
- 料金プランで用意されたスタッフ以外に人手が必要な場合
- エアコンの取り外し料
- 階段から荷下ろしができない場合の吊り下げ作業
- 大型家具の解体作業費
- 処理困難物の回収費用
- リサイクル家電のリサイクル料
- ハウスクリーニング
- 部屋の片づけ
- バイクなどの処分費用(手続きに費用がかかるものなど)
上記のような費用は、定額パックプランには含まれず、追加費用が発生することも少なくありません。上記のような対応が必要な場合には、見積もりの際にスタッフに確認しておくと安心です。
不用品回収でいくらになるか気になる場合はまずは見積もりを
不用品回収で実際いくらになるか気になるという場合には、無料の出張見積もりを活用することをおすすめします。相談をする際は1社に絞らず、複数の業者に相談することが大切です。
不用品回収業者のホームページに記載されている料金は、あくまでも目安である場合も少なくありません。電話口などで回収品目を伝えて概算見積りをしてもらっても、実際現地で見てもらったら料金が変わってしまった…といったことも珍しくはありません。
現地で状況をしっかり見てもらったうえで、適切な見積もり提案をしてもらうことが大切です。どうしても現地見積もりが難しい場合には、写真などを添えて伝える形でも対応できる場合があります。
出張見積もりは無料で対応してもらえるケースも多いので、料金が不安な方はぜひ上手に活用してくださいね。
不用品回収業者の料金はサービス内容も合わせてチェック!
不用品回収業者の回収費用は、不用品の量や大きさによって大きく異なります。
ホームページなどで料金プランの確認はできますが、実際にいくらになるのかは不用品の量や大きさなどを見てもらわなければはっきりとはわからないものです。
いくらになるか不安というかたは、いきなり依頼をせずに、まずは事前見積もりを行うと安心です。
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