本記事では、ベビーカーの処分方法を詳しく解説します。
ベビーカーを処分する方法として、自治体で出したり、フリマアプリやオークションなどで売り出したりする方法が挙げられます。
しかし、手放すまでに待ち時間が発生するため、すぐに処分できません。
不用品回収業者に依頼することで、手間をかけずに最短即日で自宅から回収してくれます。
今回は、ベビーカーを処分する際にかかる費用や注意点も紹介します。
A型・B型・AB型のベビーカーの違いについて
ベビーカーは、A型・B型・AB型の3種類にわかれており、対象年齢やリクライニングの機能、ベビーカーの重さやサイズによって異なります。
ベビーカーの種類 | A型 | B型 | AB型 |
対象年齢 | 1か月〜48か月 | 7か月〜48か月 | 1か月〜48か月 |
リクライニング | 110度〜180度 | 〜110度程度 | 110度〜180度 |
重さ | 重い | 軽い | やや軽い |
閉じた状態でのサイズ一例 (幅×奥行×高さ)(cm) |
47.5×34×101 | 24×26×116 | 47.5×36×102 |
原則、対象年齢を過ぎたら使用をやめて、処分を検討する必要があります。
あらかじめ、自治体の情報を確認したうえで、指示に従って処分してください。
ベビーカーの処分方法5選
ベビーカーを処分する方法として、大きく5つあり、サイズや重さ、状態によって最適な方法が異なります。
それぞれの処分方法を比較したうえで選択してください。
自治体で不燃ゴミや粗大ゴミとして出す
1つ目は、自治体で普通ゴミとして出す方法です。
ベビーカーは、主に不燃ゴミか粗大ゴミとして処分します。
自治体によって処分方法が大きく異なるので、ルールを確認したうえで処分してください。
リサイクルショップで売る
2つ目は、リサイクルショップで売る方法です。
ベビーカーの状態が良く故障箇所がない場合は、売れる可能性があります。
ただし、最近のリサイクルショップは、特に売れにくいうえ、処分も行ってくれません。
また、自宅からリサイクルショップへ持ち運ぶ手間もかかるので、トータルで考えて得をするか考慮する必要があります。
フリマアプリやオークションで売りに出す
3つ目は、フリマアプリやオークションで売り出す方法です。
リサイクルショップと異なり、自分で値段を決められるため、納得いく価格で売却できます。
しかし、売れるまで待つ必要があるうえに、自ら出品から梱包・発送まで行います。
今すぐに処分したいと考えている方は、別の方法を検討するのがおすすめです。
友人や知人など欲しい人に譲る
4つ目は、友人や知人など欲しい人に譲る方法です。
費用や手間をかけずに手放せるのが特徴です。
周りに欲しい人がいない場合は、ジモティーを活用してインターネットで募集をかけましょう。
ジモティーは、品物とお金のやり取りを地元で行えるので、フリマアプリやオークションのように手数料や送料がかかりません。
また、誰でも無料で利用できるため、地元で欲しい人がいれば、多少使用感があっても譲れます。
しかし、個人間の取引となるため、「連絡が取れなくなった」「約束どおりに来なかった」といったトラブルが発生する恐れがあります。
ジモティーは多少のリスクはあるものの、周りに欲しい人がおらず、費用や手間をかけずに手放したい方にはおすすめです。
不用品回収業者に依頼する
最もおすすめな処分方法は、不用品回収業者に依頼することです。
自治体での処分では、事前の予約や回収日に指定の場所まで持っていくといった手間がかかります。
また、リサイクルショップやフリマアプリなども同様に、自宅から持ち運ぶ必要があります。
不用品回収業者なら、プロのスタッフがベビーカーのある場所から回収してくれるので便利です。
特に大型のベビーカーを運ぶ際、壁や床を傷つけたり、転倒やケガのリスクがあったりしますが、そのような心配はありません。
そして、まだ使えるベビーカーや少し直せば利用できるベビーカーなどは、リサイクル・リユースされます。
そのため、もったいない気持ちを和らげることができるうえに、困っている誰かに渡るので、処分するハードルを下げることが可能です。
気持ちの面で処分に戸惑っているという方は、ぜひ不用品回収業者を検討してみてください。
ベビーカーの処分時にかかる費用
ベビーカーを手放す際は、処分方法によって費用が異なります。
それぞれの費用を確認したうえで、最適な方法で処分しましょう。
ここでは、ベビーカーの処分時にかかる費用を詳しく解説します。
自治体で出す場合
自治体の粗大ゴミとして出す場合、1点あたり200円~400円ほどかかります。
このように、比較的費用を抑えて処分できるものの、粗大ゴミとして出すには事前予約が必須な自治体が多いです。
また、原則として運び出しは、自ら行う必要があるため、手間がかかります。
フリマアプリやオークションで売る場合
フリマアプリやオークションで売却すると、販売手数料のほかに送料が発生します。
近年は出品者が送料を負担しなければ売れない傾向にあるため、これは必ずかかると思っておきましょう。そのうえで、出品時の金額をリサーチし、幾らで売るか決めましょう。
販売手数料や送料は以下のとおりです。
また、これらに加えて、売上金を入金してもらう際の手数料もかかります。メルカリの振込手数料は1回につき200円です。
フリマアプリ・オークションごとの販売手数料
メルカリ | 10% |
Yahoo!フリマ | 5% |
楽天ラクマ | 4.5%~10% |
Yahoo!オークション | 10% |
ヤマト運輸の東京から関西までの送料
サイズ | 送料 |
180サイズ | 3,730円 |
200サイズ | 4,500円 |
サイズが大きくなると、その分送料が高額になるため、利益が出ない可能性があります。
ただし、匿名配送を利用することで、送料を1,000~2,000円程度安く抑えることができ、個人情報も知られずに済むため便利です。
たとえば、メルカリの匿名配送の一つ「らくらくメルカリ便」の送料は以下のとおりです。
サイズ | 送料 |
180サイズ(〜30kg) | 2,100円 |
200サイズ(〜30kg) | 2,500円 |
匿名配送の多くは全国一律の料金、利用しやすいのが特徴です。
不用品回収業者に依頼する場合
不用品回収業者に依頼する場合、主に「トラック積載プラン」か「単品回収プラン」の2つから選択します。
「トラック積載プラン」の料金相場は、以下の通りです。
トラック積載プラン | 目安の間取り | トラック | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
Sプラン | 1R~1K | 軽トラック | 15,000円〜20,000円 |
Mプラン | 1DK~2DK | 1.5tトラック | 30,000円~40,000円 |
Lプラン | 2DK~2LDK | 2tトラック | 50,000円~70,000円 |
LLプラン | 3DK以上 | 4tトラック | 80,000円~要見積もり |
「トラック積載プラン」とは、各サイズのトラックに積めるだけ粗大ゴミを処分できる、お得な定額パックプランのことです。
多量のゴミが出た場合や一度にまとめて処分したい方にはおすすめです。
一方、「単品回収プラン」は回収品目の種類や量、業者のサービス内容によって異なるものの、1点あたり500円〜3,000円と自治体で処分する場合と比べて割高になる傾向です。
ただし、解体・分別費や運搬作業費などのサービス料も含まれているため、手間賃も考慮するとトータルでお得といえます。
処分するゴミの品目や量を踏まえて、最適な方法を選択してください。
ベビーカーの処分に関する注意点
ベビーカーの処分で注意したいポイントをまとめました。
あらかじめ情報収集をしたうえで、適切に処分しましょう。
自治体のルールに従って処分する
多くの自治体では、サイズが30cm以上のものを粗大ゴミとして定義しているため、基本的には粗大ゴミとして出します。
ただし、ベビーカーのサイズが小さく、折り畳める場合だと、不燃ゴミとして処分できる自治体があります。
実際に、さいたま市に住んでいる方は、サイズが90cm未満だと不燃ゴミとして出すことが可能です。
しかし、サイズが90cm以上2m未満だと粗大ゴミとして処分します。
自治体でベビーカーを出す際は、自治体やベビーカーのサイズによって、処分方法が異なります。
あらかじめ、住んでいる自治体のルールを確認したうえで、適切に処分しましょう。
ベビーカーの下取り・引き取りはほとんどの店舗で行っていない
ベビーカーの下取り・引き取りは、育児用品をメインに取り扱っているアカチャンホンポや西松屋をはじめ、ほとんどの店舗で行っていません。
そのため、ベビーカーを手放したい場合は、他の処分方法を検討する必要があります。
ベビーカーの処分で後悔しないためのポイント
ベビーカーを処分する際、適切な方法を選択しないと、後悔するもとになります。
ここでは、ベビーカーの処分で後悔しないためのポイントを紹介します。
状態を確認する
ベビーカーを処分する前に状態を確認して、どの処分方法が最適かを選択することが大事です。
状態が悪い場合は、自治体で粗大ゴミとして処分するか、不用品回収業者を利用するのをおすすめします。
反対に、状態が良い場合は、フリマアプリやオークションなどで売り出すのも一つの手です。
その際、汚れやホコリを取り除いて、できる限りキレイな状態にしてから、出品・梱包をしましょう。
状態が良いのか判断が難しい場合は、フリマアプリやオークションなど、どのくらいの状態・販売価格で売り出されているのかを確認しましょう。
解体は控える
ベビーカーを解体して普通ゴミとして捨てれば、袋代だけで手放せる可能性があります。
しかし、解体する行為は危険であり、仮に解体できたとしても、粗大ゴミとして処分させる自治体が多数であるためおすすめしません。
粗大ゴミとして捨てる以上に手間や時間がかかるうえ、ケガをする恐れが高いのでやめましょう。
不用品回収業者なら、解体・分別せずに、そのまま回収してくれるのでおすすめです。
ベビーカーを処分したいのなら「不用品回収受付センター」にお任せ!
今回は、ベビーカーの処分方法について詳しく紹介しました。
ベビーカーには数多くの処分方法があるものの、時間と手間がかかる方法が多く、子育てで忙しい方には向きません。
不用品回収業者なら、ベビーカーに加えて、子ども服やおもちゃといった他の不用品回収はもちろん、ハウスクリーニングや部屋の掃除も同時に依頼できます。
プロのスタッフがすべて代行してくれるので、ぜひ不用品回収業者を検討してみてください。
どの業者にしようか悩んでいる方は、出張・見積もり・キャンセル料が無料で気軽に相談できる「不用品回収受付センター」をチェックしてみてください。
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