本記事では、サーキュレーターの捨て方や処分の際の注意点について詳しく解説します。
サーキュレーターは室内の空気を循環させるのに便利な家電ですが、いざ捨てるとなると処分方法に困る方も多いはずです。
そこで今回は、サイズや素材別の捨て方6選とともに、処分にかかる費用などをまとめました。
粗大ゴミとして捨てられるかどうか、燃えるゴミとして捨てられるケースなども解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
サーキュレーターは何ゴミになる?
まずは、サーキュレーターが何ゴミに該当するのかを詳しく見ていきましょう。
基本は不燃ゴミとして捨てる
サーキュレーターの多くは、プラスチックや金属でできているため、一般的には「不燃ゴミ」として処分されます。
しかし、地域によっては「燃えるゴミ」や「粗大ゴミ」となる場合もあるので、事前の確認が必要です。
例えば、30cmを超えるサーキュレータは粗大ゴミ、30cm未満は不燃ゴミなどと定めている自治体もあります。
また、不燃ゴミとして処分する場合は、回収日にも注意しなければなりません。
回収日や頻度は自治体によって異なりますが、多くの自治体が1ヶ月に1~2回程度となります。
横浜市では燃えるゴミでも捨てられる
横浜市では、50cm未満のサーキュレーターに限り、燃えるゴミとして処分できます。
処分する際には、他の燃えるゴミとは別のゴミ袋に入れ、収集場所に出しましょう。
ただし、50cm未満で燃えるゴミとして捨てられるサーキュレーターは、プラスチックなど燃える素材で作られているもののみです。
金属製などの場合には30cm未満のものは不燃ゴミ、30cm以上のものは粗大ゴミとして捨てます。
他の自治体においては基本的には不燃ゴミとなりますが、横浜市のように例外の地域もあるので不安な場合は確認しましょう。
サーキュレーターの捨て方6選
サーキュレーターの捨て方は、大きく分けて以下の6つの方法があります。
- 家庭ゴミとして処分する
- 粗大ゴミとして処分する
- リサイクルショップに持ち込む
- フリマアプリで売る
- メーカーや家電量販店に引き取ってもらう
- 不用品回収業者に依頼する
それぞれの捨て方について、メリット・デメリットなどを交えながら詳しく解説します。
家庭ゴミとして処分する
小さなサーキュレーターの場合には、家庭ゴミとして処分するのがおすすめです。
家庭ゴミであれば基本的には費用をかけることなく処分でき、回収日に指定の収集場所に出すだけで処分できます。
特別な手続きなども必要なく、ゴミ袋に入れて捨てるだけでOKです。
ただし、地域によっては細かく分別が必要な場合があります。
また、不燃ゴミとして捨てる場合は月に1~2回程度しかチャンスがなく、処分までに時間がかかるケースもあるでしょう。
粗大ゴミとして処分する
一定の大きさ以上のサーキュレーターは、粗大ゴミとして処分しましょう。
粗大ゴミとして捨てる場合は収集を申し込む必要があり、自治体ごとに定められた費用がかかります。
また、回収までに時間がかかったり、持ち込み先まで自分で運搬したりしなければなりません
そのため、サイズの大きいものは処分が難しいほか、即日で処分したい場合にはおすすめできないでしょう。
リサイクルショップに持ち込む
まだ使えるサーキュレーターであれば、リサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。
サーキュレーター自体は比較的需要があり、年式が新しいものであれば買取可能です。
汚れているもの、古いものについては売れないケースが多いので、リサイクルショップには持ち込まず処分を検討しましょう。
リサイクルショップで売る場合、処分費用をかけずにお金が手に入る可能性があるのが大きなメリットです。
しかし、売れなかった場合は持ち帰らなければならず、手間がかかることも覚えておかなければなりません。
フリマアプリで売る
リサイクルショップまで持っていくのが面倒な場合は、フリマアプリで売るのも1つの手です。
フリマアプリで売る場合は送料まで加味して値段設定をし、売れた際は迅速に発送手続きを行ってください。
リサイクルショップより高い値段で売れる可能性がありますが、出品や発送の手間がかかります。
また、売れるまでにかかる時間や手間を考えると、コスパが高いとは言えません。
一定期間で売れない場合は、早めに諦めて別の方法で処分するのがおすすめです。
メーカーや家電量販店に引き取ってもらう
新しいサーキュレーターを購入する予定がある場合は、メーカーや家電量販店に引き取ってもらうのがおすすめです。
例えば、ヤマダ電機の場合は1,100円で小型家電の回収をしてくれます。
買い替え時であれば、より安価な費用で処分できる家電量販店もあるので、購入時に聞いてみましょう。
ただし、場合によっては運搬料などが発生するケースもあります。
メーカーや家電量販店に引き取ってもらう場合は、送料や運搬料なども確認してみてください。
不用品回収業者に依頼する
今すぐにサーキュレーターを処分したい場合は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
不用品回収業者であれば最短即日でサーキュレーターを回収してくれるので、引っ越しなどが決まっている場合でも気軽に相談できます。
また、複数の不用品をまとめて処分したい場合にも便利です。
重さのあるサーキュレーターやサイズの大きいものであっても、運び出しから対応してくれます。
そのため、年配の方や女性でも安心して処分することが可能です。
サーキュレーターを処分する際の費用相場
ここでは、サーキュレーターを処分する際の費用相場について解説します。
自治体や引き取り、不用品回収業者への依頼など、処分方法ごとの相場を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
自治体で処分する場合
自治体で処分する場合の費用は、基本的に無料です。
燃えるゴミや不燃ゴミなどとして集積場にゴミ出しをする場合、処分に対する費用はかかりません。
ただし、粗大ゴミとして処分する場合は1,000円程度の処分費用がかかる場合があります。
費用は自治体によって異なるほか、戸別回収か持ち込みかでも異なるので、事前に問い合わせておくのがおすすめです。
メーカーや家電量販店に引き取ってもらう場合
メーカーや家電量販店に引き取ってもらう場合は、無料で引き取ってもらえるケースと有料のケースがあります。
例えば、買い替えをする場合は無料で引き取りサービスが付いていたり、キャンペーンが適用されたりすることがあるでしょう。
一方、回収のみを依頼する場合は1,000円~2,000円程度の費用が発生するケースがほとんどです。
引き取ってもらう家電量販店やメーカー、サーキュレーターのサイズによっても費用が異なる場合があります。
不用品回収業者に依頼する場合
不用品回収に依頼する場合は、単品回収を利用すると500円~1,000円程度での回収が可能です。
他の不用品も一緒に回収して欲しい場合は、トラックのせ放題などのパックプランの利用を検討しましょう。
業者によって費用は異なりますが、一般的なパックプランの相場は、以下の通りです。
トラックのせ放題プラン | 目安の間取り | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
軽トラックのせ放題プラン | 1R~1K | 15,000円〜20,000円 |
1.5tトラックのせ放題プラン | 1DK~2DK | 30,000円~40,000円 |
2tトラックのせ放題プラン | 2DK~2LDK | 50,000円~70,000円 |
4tトラックのせ放題プラン | 3DK以上 | 80,000円~要見積もり |
トラックのせ放題プランは、トラックに載るだけの不用品を回収してくれるので、複数の不用品がある場合におすすめです。
サーキュレーター以外にも回収して欲しいものがある際は、パックプランを用意している業者を選んでみてください。
サーキュレーターの捨て方に関する注意点
サーキュレーターを処分する際には、以下の点に注意しましょう。
- 「無料回収」は避ける
- 壊れているものは売らずに捨てる
- 自治体ごとのルールを確認する
トラブルなく処分するためにも、ぜひチェックしてみてください。
「無料回収」は避ける
無料で回収してくれる業者の中には、不法投棄を行う業者もいるため注意が必要です。
不用品の処分には必ず費用がかかるので、自治体などのゴミ出し以外は無料で回収できることはほぼありません。
後からトラブルに巻き込まれることもあるため、無料回収を謳う不用品回収業者やチラシに掲載されている業者は避けましょう。
安心して依頼できる業者を探したい場合は、会社情報や実績をチェックするのがおすすめです。
壊れているものは売らずに捨てる
壊れているものは、基本的にリサイクルショップやフリマアプリで売ることができません。
無理に売ろうとしても時間がかかるだけなので、最初から処分を検討しましょう。
また、売れたとしても受け取った相手からクレームが来る可能性があります。
自治体ごとのルールを確認する
自治体のゴミ回収を利用する場合は必ずお住まいの地域のルールを確認し、正しい方法で処分しましょう。
分別や処分方法が間違っている場合、回収してもらえない場合があります。
スムーズに処分をするためにも、あらかじめルールを確認しておくのがおすすめです。
サーキュレーターの処分にお困りなら「不用品回収受付センター」へ
今回は、サーキュレーターの捨て方について紹介しました。
サーキュレーター以外にも処分したい不用品があったり、今すぐ処分したかったりする場合は、不用品回収業者への相談がおすすめです。
最短即日で回収に来てくれるので、急いでいる方にも向いています。
また、回収作業を行うのはプロのスタッフなので、安心して処分を任せられるのも嬉しいポイントです。
業者選びに迷った際は、ぜひ「不用品回収受付センター」に掲載されている業者をチェックしてみてください。
どの業者も信頼でき、スピーディーにサーキュレーターを回収してくれます。