食器棚の捨て方や注意点、費用について解説します。
主な捨て方は6つあり、それぞれ手間や費用が異なります。
粗大ゴミに出したりリサイクルショップを利用すれば安く済みますが、大きくて重い食器棚を自分で運ばなければいけません。
一方、不用品回収業者を利用すれば、運搬が難しい場合でも安全かつ効率的に対応可能です。
本記事では、不用品回収業者の利用法についても詳しくご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
食器棚のおすすめの捨て方6選
食器棚のおすすめの捨て方は以下の6つです。
- 掲示板等で引き取り手を探す
- リサイクルショップで買い取ってもらう
- 自治体で粗大ゴミとして捨てる
- ニトリなどの引き取りサービスを利用する
- フリーマーケットアプリやネットオークションで売る
- 不用品回収業者に依頼する
食器棚を捨てる際には、目的や条件に応じて適切な方法を選ぶことが重要です。以下では、それぞれの方法の利点と注意点を詳しく説明します。
掲示板等で引き取り手を探す
地域の掲示板やFacebookのコミュニティグループを活用して、不要になった食器棚を無料または安価で引き取ってくれる人を探す方法です。
この方法は、コストをかけずに食器棚を捨てられるのが最大の利点です。
特に、比較的新しい食器棚やデザイン性の高い家具であれば、興味を持つ人が見つかりやすいでしょう。
ただし、受け渡しの際には運搬手段の確認やスケジュール調整が必要となるため、早めの準備を心がけてください。
特に、搬出・搬入が難しい大きな食器棚の場合は、そもそも引き取り手が見つかりづらい場合も多いです。
リサイクルショップで買い取ってもらう
リサイクルショップに持ち込むと、状態の良い食器棚であれば買い取ってもらえる可能性があります。
特に、ブランド家具や需要の高いサイズの食器棚であれば、高価買取が期待できる場合もあります。
ただし、古い家具や大きすぎるものは店舗で受け付けてもらえないことが多く、処分も行ってくれません。
事前に店舗へ問い合わせるのがおすすめですが、自宅から店舗まで運搬の手間がかかる点も考慮してください。
自治体で粗大ゴミとして捨てる
最も一般的な方法が、自治体の粗大ゴミ回収を利用することです。
回収費用は自治体や食器棚のサイズによって異なりますが、通常は数百円から数千円程度かかります。
お住まいの自治体の捨て方をよく確認しましょう。
例えば新宿区では、食器棚のサイズに応じて以下のような処理手数料がかかります。
食器棚のサイズ範囲 | 処理手数料 |
最長辺と2番目に長い辺の合計が135cm以下 | 400円 |
最長辺と2番目に長い辺の合計が180cm以下 | 900円 |
最長辺と2番目に長い辺の合計が270cm以下 | 1,300円 |
最長辺と2番目に長い辺の合計が360cm以下 | 2,300円 |
最長辺と2番目に長い辺の合計が360cm超 | 3,200円 |
申し込みはインターネットや電話で行うのが一般的で、指定された日程にゴミ置き場に出すだけで捨てられます。
ただし、申し込みから回収までに日数がかかる場合があるため、余裕を持って計画することが大切です。
しかし、この方法は食器棚を回収場所まで自分で運ぶ手間がかかります。
食器棚のサイズによっては軽トラックなども必要になりますが、こうした方法が難しい方は不用品回収業者への依頼を検討しましょう。
ご自身で手間をかけることなく自宅から回収してくれるため大変便利な方法です。
ニトリなどの引き取りサービスを利用する
家具販売店の中には、古い家具を引き取るサービスを提供しているところもあります。
たとえば、ニトリでは新しい家具を購入する際に、同数量または同容量までなら1つ4,400円で古い家具を引き取ってくれるサービスがあります。
IKEAや無印良品なども同様のサービスを提供していることがあるため、新しく購入予定がある場合はぜひ活用しましょう。
ただし、他店の家具や大きすぎるものは引き取り対象外である場合が多く、費用もかなり高めです。
フリーマーケットアプリやネットオークションで売る
メルカリやヤフオクといったフリマアプリ・オークションサイトで不要な食器棚を売る方法もあります。
この方法では、引き取ってくれる人が見つかれば処分費用もかからず、また自分で決めた値段で取引ができます。
食器棚は人気ブランドやデザイン性の高いものには一定の需要がありますが、そうでないもの、傷が多いものを売るのはとても難しいです。
また、写真撮影や商品の説明を詳しく記載する手間がかかります。
発送方法によっては梱包材の購入や運搬が必要になることもあるため、慎重に計画を立てましょう。
不用品回収業者に依頼する
最も手軽で効率的な方法として、不用品回収業者の利用があります。
不用品回収業者は、電話一本で自宅まで引き取りに来てくれるため、大きくて重い食器棚を自分で運搬する必要がありません。
特に、運搬に困る方や忙しい方にとって大変便利です。
また、多くの業者では即日対応が可能なため、急いで処分しなければならない場合でも安心です。
一部の業者では深夜や早朝の回収にも対応しており、日中時間が取れない方でも利用しやすいのが特徴です。
対応時間の柔軟さは、不用品回収業者の大きなメリットの一つと言えるでしょう。
また、コスト面でも工夫次第で安く済ませることが可能です。
一部の業者ではクーポン券やキャンペーン割引を提供している場合があります。さらに、回収品をリサイクル品として販売することで処分コストを抑える業者もあり、比較的安価にサービスを受けられる場合もあります。
業者を選ぶ際には、複数の見積もりを取って費用やサービス内容を比較し、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
口コミサイトや公式サイトをチェックし、料金体系が明確で追加費用が発生しない業者を選ぶと安心です。
処分後にトラブルを避けるためにも、事前に詳細を確認しておきましょう。
食器棚を捨てる際の注意点
食器棚を捨てるときの注意点は以下の2つです。
- 運べない場合でも解体は難しい
- マンションや集合住宅での搬出は難しい
食器棚を捨てる際には、安全面や周囲への配慮を忘れないようにしましょう。
運べない場合でも解体は難しい
大きな食器棚が部屋の出口を通らない場合、自力で解体するのは避けましょう。
解体作業には以下のリスクがあります。
- 木くずや釘で怪我をする可能性
- ほこりやダニなどによるアレルギー症状
- 解体時の騒音が近隣に迷惑をかける
さらに、解体しても自治体によっては粗大ゴミとして扱われるため、手間に見合わないことも多いです。
例えば、府中市や世田谷区では、食器棚を解体しても元の形・用途で判断され粗大ゴミとして扱われるようです。
不用品回収業者に依頼すれば安全かつ効率的に捨てられるため、自力での解体はおすすめしません。
マンションや集合住宅での搬出は難しい
マンションや集合住宅では、大きな家具を搬出する際に共用部分を傷つけたり、騒音が発生したりすることがあります。
そのため、搬出ルートを事前に確認し、必要に応じて管理会社に相談しましょう。
不用品回収業者は専門の機材を使って安全に搬出できるため、こうしたトラブルを回避できます。
食器棚を捨てたいなら「不用品回収業者」がおすすめ
安全かつスムーズに食器棚を捨てたい場合には、不用品回収業者の利用がおすすめです。
以下では、利用する際の具体的なメリットや費用について説明します。
不用品回収業者を利用するメリット
運搬の手間を省ける
食器棚は大きくて重いため、自分で運ぶのは大変です。
不用品回収業者に依頼すれば、専門スタッフが自宅まで引き取りに来てくれるため運搬の負担がゼロになります。
特にマンションやアパートの上層階に住んでいる場合、階段やエレベーターでの運搬作業も任せられるので安心です。
時間の節約
不用品回収業者は、予約すれば都合の良い日時に回収を行ってくれます。
粗大ゴミに出す場合のように指定日を待つ必要がなく、忙しい人でも迅速に食器棚を捨てられます。
大型食器棚も安全に処理
大きな食器棚を無理に運ぼうとすると、壁や床を傷つけたり、ケガをするリスクがあります。
不用品回収業者は、専門の技術や道具を使って安全に搬出してくれるため、こうした心配がありません。
不用品の一括処分が可能
食器棚以外にも捨てたい家具や家電があれば、まとめて回収してもらえます。
粗大ゴミの場合、一つ一つ申し込む手間がありますが、不用品回収業者なら一度の依頼で済むため、とても効率的です。
不用品回収業者の費用はどれくらい?
業者による費用は、食器棚の大きさや地域によって異なりますが、一般的には5,000円から15,000円程度が目安です。
また、一般的に不用品回収業者の料金プランは「単品回収」と「パック料金(積み放題)」に分かれています。
単品回収は不用品を1点から回収するプランで、業者によりますが食器棚は1,000~3,000円から回収してくれる場合が多いです。
パック料金は、トラックの大きさに応じて定額で回収するプランで、多くの不用品をまとめて捨てるほどお得になります。
パック料金の相場は以下の通りです。
業者によっては無料見積もりを提供している場合もあるため、複数の業者を比較してコストを抑えることが可能です。
トラック積載プラン | 目安の間取り | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
軽トラック積載プラン(Sパック) | 1R~1K | 15,000円〜20,000円 |
1.5tトラック積載プラン(Mパック) | 1DK~2DK | 30,000円~40,000円 |
2tトトラック積載プラン(Lパック) | 2DK~2LDK | 50,000円~70,000円 |
4tトラック積載プラン(LLパック) | 3DK以上 | 80,000円~要見積もり |
これらの料金に加えて、追加作業が発生する場合はオプション料金が加算されることもあるため注意しましょう。
不要な食器棚の回収は「不用品回収受付センター」へ依頼しよう!
捨てるのが難しい食器棚の扱いに困ってしまった場合は、不用品回収業者への依頼を検討しましょう。
不用品回収業者選びに迷ってしまった方には、安心して利用できる不用品回収業者が見つかる「不用品回収受付センター」がおすすめです。
不用品回収受付センターでは全国の業者を簡単に比較・検索でき、料金やサービス内容がぴったり合う業者を見つけられます。
仲介手数料は無料であり、サイト限定の割引クーポンや特典も用意されています。
お得に不用品回収業者への依頼ができるため、ぜひ利用してみてください。