布団は重くて大きい・かさばるなどの理由から、処分方法に悩む人も多い品目です。本記事では、布団の処分方法や処分費用の目安、おすすめの処分方法について解説します。
処分したい布団の点数や状況に応じて、ご自身に合った方法での処分を検討してみてください。
不用品回収受付センターでは、多くの不用品回収業者の特徴や費用なども紹介しています。
おすすめの不用品回収業者に布団の回収依頼をしたい場合は、以下もチェックしてみてください。
布団の処分方法と処分費用目安
布団の捨て方として代表的なのは以下の方法です。
- 粗大ゴミとして処分する
- 可燃ゴミ（燃えるゴミ）として処分する
- 買い替えで引取り依頼できることも
- きれいなものならリサイクルも検討
- 引越し時業者に処分してもらう
- 不用品回収業者に回収処分依頼
それぞれメリットデメリットがあるほか、処分費用なども異なりますので、詳しく紹介していきましょう。
粗大ゴミとして処分する
- 費用目安：200円～1,000円程度
布団を捨てる方法としてもっとも身近なのは、「粗大ゴミ」や「大型ゴミ」として処分する方法です。申し込みや準備に手間がかかるほか、収集日まで時間がかかってしまうといった問題はありますが、あまり難しく考えず処分できます。
ただし自治体によってルールが異なるため、粗大ゴミとして処分する際は、必ず地域のルールを確認することが大切です。
布団を粗大ゴミとして出す場合は、一般的に以下のような流れになります。
- 自治体の窓口へ粗大ゴミ収集依頼をする
- 手数料に応じたゴミ処理券を購入
- ゴミ処理券をはり付けておく
- 玄関先やマンションの集積場へ布団を出す
・安く処分できる
・置き場所さえ確保できれば手軽に処分できる
・収集日まで日数がかかることもある
・近所の人に布団を処分したことが知られる
可燃ゴミ（燃えるゴミ）として処分する
- 費用目安：無料～1,000円程度
布製品である布団は、可燃物として処理することも可能です。ただし布団のサイズがあまりにも大きすぎるため、自治体指定のゴミ袋（または指定サイズの袋）などに入る大きさまで解体し、小分けにして排出する必要があります。
ただし自治体によっては1度に排出できる可燃ゴミの個数が決められている場合があるため注意が必要です。一時多量ゴミなどはまとめて出せない場合もあるため、その場合は何度かに分けて処分るなどの対応を行いましょう。
・自治体によっては費用をかけずに処分できる
・可燃ゴミは収集日が多いので短期間で処分できる
・解体が必要なため負担がある
・小分けにする必要があり1度で処分が難しいこともある
買い替えなら引取り依頼や下取りに出せることも
- 費用目安：無料～
同等品などを新たに購入する際には、下取りや引き取り対応などが受けられる場合もあります。ショップによって対応はさまざまですが、購入品の配送時に不要になった布団を引き取ってくれる流れが一般的です。無料で利用できる場合もあるので、お得で便利に活用できます。
ただしすべてのショップで対応しているわけではないことや、対象エリアが限定されているなど条件が多いため注意が必要です。
・配送時についでに回収してもらえる
・買い替えのタイミングなので布団が重複しない
・必ずしも利用できるサービスというわけではない
・同等品の購入に限定されるなど条件がある
きれいなものならリサイクルも検討
- 処分費用：無料または収入になることも
未使用の布団や汚れやニオイなどがなく、きれいな状態の布団ならリサイクルやリユースに回すことも可能です。ベビー布団などは喜ばれることも多いかもしれません。
メルカリやヤフオク、ペイペイフリマなどで安価に売却するほか、ジモティ―などのサービスを利用してご近所の方に安く譲る方法もあります。ただしリサイクルショップなどでは、使用済みの布団の場合、状態を問わず買取不可となることがあるため確認が必要です。
・売れれば多少でも収入になる
・捨てるよりもエコで環境にやさしい
・必ずしも売れるとは限らない
・売れるまでに日数がかかることがある
・購入者とのやり取りや発送作業や負担
引越し時業者に処分してもらう
- 費用目安：500円程度～4,000円程度
引越し業者の中には、引越し時に不要となった品の回収処分を手助けしてくれるところもあります。引っ越し業者独自で回収する場合もありますが、他の業者の仲介というケースも珍しくはありません。有料での対応となりますが、引越しのついでに処分できるため手軽で便利に活用できます。
ただし布団の引取に対応している引っ越し業者はあまり多くはないほか、あっても仲介料が加算され比較的割高になることもあるため確認が必要です。
・引っ越しのついでに処分できる
・布団の引取に対応していない引越し業者も多い
・自治体の粗大ゴミや不用品回収業者より割高
不用品回収業者に回収処分依頼
- 費用目安：500円程度～2,000円程度
不用品回収業者でも、布団の回収処分の依頼が可能です。電話やメール1本で回収してくれるため、手間も回数までの時間もかけずに処分できます。不用品回収業者は、多数の布団やその他の不用品も含めてまとめて処分できる点が便利です。単品回収にも対応してくれますが、複数の不用品をまとめて処分依頼し1点当たりの処分費用を安く抑えることもできます。
・処分したいときにすぐに回収してもらえる
・複数の布団やその他の不用品とまとめて処分できる
・自治体よりもやや割高
・業者選びが難しい、不安に感じる場合がある
布団を処分する際の注意点は？
布団を処分する際に、知っておくべき注意点について解説します。
自治体に出す場合は地域のルールの確認が大切
自治体の可燃ゴミや粗大ゴミに布団を出す場合には、お住まいの地域のルールに沿って処分することが大切です。とくに粗大ゴミの処分については、自治体によって大きくルールや基準が異なります。
誤った方法で布団を排出してしまうと、回収してもらえずその場に残されてしまうことも。収集してもらえなければ、再度申し込みを行い正しい方法で排出する必要があります。手間も時間もかかってしまいますので、しっかりとルールを確認したうえで排出することが大切です。
寄付する方法もあるが歓迎されないことも多いので注意
災害を受けた地域などへ布団を寄付する活動をしている団体などもありますが、正直なところ使用済みの布団などはあまり歓迎されないことが多いです。一時、汚れた布団などが多数被災地へ送られたことがあり、帰って処分のための負担をかけてしまったという事例もあります。
善意の気持ちもあるかもしれませんが、布団の寄付はあまり好まれないため、ほかの方法による処分を検討することをおすすめします。
不用品回収業者に依頼する場合は業者選びを慎重に
不用品回収業者に依頼すれば、短時間で布団を処分することができます。ただし不用品回収業者の中には、対応が不適切な業者や高額な請求を粉うような業者もいるため注意が必要です。
以下のような業者は利用を控えるようにしましょう。
- 会社の所在地などが不明な業者
- 「無料回収」をうたう業者
- 買取査定の話ばかりする業者
- 言葉遣いや接客に違和感のある業者
- 口コミなどで評価がよくない業者
会社の所在地がはっきりしない業者は、万が一トラブルが起こってしまった場合、訴える先がないなどの問題があるため注意が必要です。
また無料回収や高価買取をうたう業者には、高額請求や買取に関するトラブルなどが多く報告されているためこちらも気を付けた方がよいでしょう。
たとえ布団1枚の回収処分であったとしても、適正料金で回収してくれる信頼度の高い業者を選ぶことが大切です。
口コミなどをチェックし、安心して任せられる不用品回収業者に見積もり依頼をするようにしましょう。
布団をまとめて捨てるなら不用品回収業者がおすすめ
自治体の粗大ゴミ収集や引っ越しに伴う回収の場合、1度に多くの布団を処分することができません。一般的なご家庭であれば、そんなに多くの布団はないかもしれませんが、布団以外にもさまざまなものをまとめて処分したいということもあるでしょう。
そんな時は、不用品回収業者に相談するのが一番です。
不用品回収業者では布団の単品回収のほか、定額料金で回収してもらえる「定額料金プラン」などを用意していることもあります。「トラックのせ放題プラン」や「トラック積み放題」などの料金プランと同様のサービスプランです。
分別や仕分け、運び出しなどの作業もプラン内に含まれるほか、車両費や出張費など手数料などがコミコミなため、追加費用の心配もなく安心して利用できるのがポイント。
一定量であれば料金も定額で回収してもらえるので、多くの不用品処分でお困りのかたは、ぜひ不用品回収業者の利用をおすすめします。
まとめ
不用品回収受付センターでは、信頼できる不用品回収業者を多数紹介しています。
単品回収から、トラック載せ放題などのお得なプランも各種取り扱い。口コミ評価の高い業者なども、ランキング形式にて紹介しています。
信頼できる不用品回収業者をお探しのかたは、ぜひ業者選びの参考にしてください。
