本記事では、鏡の捨て方を種類別に詳しく解説します。

鏡は割れていたり、サイズが大きかったりすると捨て方が複雑なケースもあるため、注意が必要です。

また、割れている鏡は怪我や事故の危険もあり、十分に気を付けなければなりません。

そこで今回は、鏡の分別方法を詳しく解説すると共に、おすすめの捨て方をまとめました。

捨てる際の注意点や演技についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

【種類別】鏡の捨て方と分別方法

【種類別】鏡の捨て方と分別方法

鏡はガラスにアルミニウムなどの金属を使い、加工を施して作るのが基本です。

また、鏡の周囲に枠や持ち手が付いているタイプも多くあるため、分別をしてから捨てなければならない自治体もあります。

ここでは、鏡の種類別に捨て方や分別方法を詳しく見ていきましょう。

一般的な鏡

一般的な鏡は、基本的に不燃ゴミとして捨てます。

さいたま市や千葉市など、多くの自治体は鏡を含むガラス類を不燃ゴミに分類しており、袋に入れるなどして捨てることが可能です。

ただし、千葉市では全身鏡など大きいものは粗大ゴミ、世田谷区では30cm以上は粗大ゴミなど、サイズで分けている自治体もあります。

捨て方や分別方法は自治体ごとに異なるため、事前に確認しましょう。

また、複数の素材が使われている鏡については、分別が必要なケースもあります。

割れた鏡

割れた鏡は、新聞紙などにくるんで不燃ゴミとして出せる自治体が多い傾向です。

例えば、さいたま市では割れた鏡やガラスは新聞紙でくるみ、透明な袋に入れて「割れ物」と書いて出します。

他の方が怪我をしないよう、しっかりと包むことが大切です。

横浜市では、新聞紙にくるんだ後に「品名」を記載すると書かれているため、各自治体のルールに従って捨てましょう。

全身鏡や大きい鏡

全身鏡や大きい鏡は、原則として粗大ゴミです。

以下に、主要な自治体の粗大ゴミルールをまとめたので、当てはまるかどうかチェックしてみてください。

自治体名 粗大ゴミルール
世田谷区 30cm以上の鏡は粗大ゴミ
※解体しても元のサイズで判断
千葉市 全身鏡は粗大ゴミ
※サイズの記載なし
横浜市 50cm以上の鏡は粗大ゴミ
川崎市 30cm以上の鏡は粗大ゴミ
さいたま市 90cm以上の鏡は粗大ゴミ

多くの自治体は、全身鏡などの大きな鏡は粗大ゴミに該当することが分かります。

世田谷区は鏡を解体して小さくしたとしても、元のサイズや用途で判断されてしまうため、注意が必要です。

壁にかけて使うような大型の鏡は、サイズを測った上で粗大ゴミなどとして捨てましょう。

また、粗大ゴミとして捨てる際には手数料がかかるので、金額や支払い方法なども確認した上で手続きを行ってください。

自治体によっては、事前の問い合わせや予約などが必要なところもあります。

鏡台

鏡台は、分別して燃えるゴミと不燃ゴミに分けるか、そのまま粗大ゴミとして捨てるのが基本です。

そのまま捨てたいときは、粗大ゴミとして扱いましょう。

台座が木製の場合は、工具を使って分解すれば一般ゴミとして捨てられるケースもあります。

例えば、横浜市は50cmを超えるものが粗大ゴミなので、部品1つあたり50cm以下に解体すれば一般ゴミです。

しかし、世田谷区のように解体をしても粗大ゴミ扱いの自治体があったり、解体によって怪我をするリスクがあったりするため、解体することはおすすめできません。

そのまま捨てられる方法を検討するか、不用品回収業者などプロに依頼しましょう。

化粧品に付いた鏡

ファンデーションやアイシャドーなど、一部の化粧品には鏡が付属しています。

小さな鏡なので、そのまま燃えるゴミなどに捨ててしまう方もいますが、多くの自治体では分別が必要です。

化粧品は中身とプラスチック製の容器が燃えるゴミ、ガラスの容器や鏡の部分は不燃ゴミとして捨てます。

例えば、さいたま市ではガラス製の容器や鏡は不燃ゴミですが、中身を取り除いてから捨てるように記載されていました。

ラベルもできる限り剥がし、燃えるゴミとして捨てましょう。

分別されていないゴミは再資源化できなかったり、処理の際に余計な手間がかかったりします。

鏡の捨て方に迷ったときは?

鏡の捨て方に迷ったときは?

鏡は種類やサイズによって捨て方が大きく異なるため、事前の確認や注意が必要です。

自治体によっても捨て方が違い、面倒に感じてしまう場合は不用品回収業者など、プロの業者へ依頼しましょう。

ここでは、依頼のメリットと費用相場を詳しく解説します。

不用品回収業者への依頼がおすすめ

鏡の捨て方に迷った際は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。

業者に依頼するメリット

  • 割れた鏡も安全に捨てられる
  • 大きな鏡の運び出しも任せられる
  • 怪我や事故の心配がない
  • ドレッサーや鏡台も捨てられる
  • 分別の必要がない
  • 小さなものから大きなものまでまとめて捨てられる
  • 他の不用品も一緒に回収してくれる

まず、鏡を捨てる際は割れや欠けなどによる、怪我や事故に注意が必要です。

不用品回収業者に依頼すれば、小さな鏡から大きな鏡までプロのスタッフが回収してくれるので、安心して任せられます。

また、割れた鏡や鏡台など分別が必要なものも、そのまま回収可能なので一切手間がかかりません。

鏡以外に捨てたい不用品がある場合は、一緒に回収してくれます。

業者へ依頼した際の費用相場

業者に鏡の回収を依頼した際の費用相場は、1,000円~3,000ほどです。

サイズや鏡の種類などによっても大きく異なるため、必ず事前に見積もりを取得してから依頼しましょう。

他にも回収して欲しいものがあるときは、以下のようなパックプランがおすすめです。

トラック積載プラン 目安の間取り 料金相場 (平車、箱車などトラックによる)
軽トラック積載プラン(Sパック) 1R~1K 15,000円〜20,000円
1.5tトラック積載プラン(Mパック) 1DK~2DK 30,000円~40,000円
2tトラック積載プラン(Lパック) 2DK~2LDK 50,000円~70,000円
4tトラック積載プラン(LLパック) 3DK以上 80,000円~要見積もり

トラック積載プランなら、各サイズのトラックにゴミや不用品を複数積み、定額で回収してくれます。

捨てたい品目や数によっては、パックプランの方がお得になるケースもあるので、安い方を選んで依頼してください。

見積もりを取得する際は正確な金額を知るためにも、出張見積もりをお願いするのがおすすめです。

鏡を捨てる際の注意点

鏡を捨てる際の注意点

鏡を捨てる際の注意点は、以下の3つです。

  • 割れた鏡は怪我に気を付ける
  • 大きな鏡は落下や事故に注意する
  • 自分で割って捨てるのは避ける

それぞれの内容を詳しく解説します。

割れた鏡は怪我に気を付ける

割れた鏡を捨てたいときは、怪我に十分気を付けてください。

鏡は割れると破片が鋭利な状態になるので指に刺さったり、踏んで怪我をしたりする危険があります。

ヒビが入っているだけでも、ぽろぽろと欠片が落ちてきてしまうので、扱いに注意しましょう。

新聞紙などに包んで、被害が広がらないようにしてから捨てるのがおすすめです。

大きな鏡は落下や事故に注意する

全身鏡や鏡台、ドレッサーなど大きな鏡を捨てる際は、落下や事故に注意しましょう。

特に、2階から運び出す場合は、階段で落とすと大怪我につながります。

自分が怪我をするのはもちろんですが、家の壁や床にもダメージを与えてしまい、修理費用が高額になることも考えらえるでしょう。

不用品回収業者に依頼すれば、2階からの運び出しも安全に行ってくれます。

部屋から出しにくい大型のものについても、解体から代行してくれるので安心して任せられるのが魅力です。

自分で割って捨てるのは避ける

鏡を捨てる際に、自分で小さく割って捨てる方もいますが、これは非常に危険です。

確かに小さく割れば粗大ゴミではなく、一般ゴミとして捨てられるかもしれません。

しかし、世田谷区のように割っても粗大ゴミ扱いの自治体があるだけでなく、解体や鏡を割る作業は危険を伴います。

鏡の破片は鋭利になりやすく、思わぬケガにつながることもあるでしょう。

安全に処分したいのであれば自分で割るのは避け、そのまま捨てられる方法で検討してください。

鏡を捨てるのは縁起が悪い?

鏡を捨てるのは縁起が悪い?

鏡は風水において、良い効果があるとされています。

例えば、良い気を家に流し込んでくれたり、悪い気を跳ね飛ばしたりする効果があるとされており、捨てるのを躊躇う方も多いでしょう。

「鏡を捨てると縁起が悪くなるのでは?」などと不安な方は、以下の捨て方を参考にしてみてください。

運気を落とさない鏡の捨て方

  • 鏡を塩水で拭いてから捨てる
  • 布で鏡の面を隠しておく
  • 塩で清めて感謝の気持ちを伝える
  • 捨てる前の鏡に生花を映す

ぬいぐるみなどにも同じことが言えますが、運気や縁起を気にする方は塩で清めるのがおすすめです。

塩で清めてから感謝の気持ちを伝え、捨てるように意識すれば運気を下げずに捨てられるでしょう。

その他にも、捨てる前の鏡に生花を映すといった方法もあります。

割れた鏡や不要なものを長く家に置いておく方が縁起が悪いので、しっかり感謝を伝えて早めに捨てましょう。

鏡を楽に捨てるなら「不用品回収受付センター」へ

鏡を楽に捨てるなら「不用品回収受付センター」へ

今回は、鏡の捨て方を詳しく解説しました。

鏡は種類やサイズ、また自治体によって捨て方が大きく異なるため、事前の確認が必要です。

複数の鏡を捨てたり、鏡台を捨てたりする際は分別なども必要になり、捨てるだけで非常に手間がかかります。

正しい方法で、楽に鏡を捨てたい方はぜひ「不用品回収受付センター」へご相談ください。

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