部屋を片付ける3つのメリットと、綺麗に掃除するための4つのステップをご紹介します。
片付けの方法がわからない、何から手を付けたらいいのかわからない、そもそも片付けのやる気が出ない…こんなことに悩まされていませんか?
あなたがお部屋を片付けられないのは、あなたに問題があるからではありません。ただ、正しい片付け方を教えられていないからです。
だから正しい片付け方さえ知ってしまえば、あなたも不思議と片付け上手になれますよ!
この記事ではお部屋の片付けの方法をステップごとにお伝えしていくので、記事を読み終わったあとにステップに従って片付けをスタートしてみてくださいね。
お部屋を片付ける3つのメリット
お部屋を片付けられない原因の1つに”モチベーションが上がらない”という問題があります。
片付け好きな人であれば、何も言わなくても勝手に片付けや掃除に手を付けますが、片付けが嫌いなのであれば誰かに言われても片付けをしたいとは思いませんよね。
でも、お部屋の片付けをすると結構色んなメリットがあるんですよ!
①家事の時間が大幅短縮
時間がないからお部屋の片付けに手を付けられないって考えていませんか?
たしかに、一からお片付けをするとなれば、かなりの時間を必要とするかも知れません。お部屋に散らばっているものを整頓して、必要ないものは分別して捨てて、掃除機や雑巾で綺麗にすることを想像しただけでも1日では終わらないように感じますよね。
しかし、一度お部屋を片付けてしまえば、その日以降の家事の時間が大幅に短縮されます。
例えば掃除機をかけるときのことを考えてみてください。
今のお部屋が散らかった状態だと、ものを右から左へと移動させながら掃除機をかけなければいけません。掃除機の電源コードがものに引っかかって、その絡まりを取るために無駄に時間を消費することもあるでしょう。
もし反対に、お部屋が片付いていて床に何も散らばっていない状態なら、凄い楽にスイスイ掃除機をかけられると思いませんか?
これはほんの一例ですが、お部屋の中が片付けられているだけで家事の時間を短縮できて、ゆったりリビングで過ごせる時間を増やせるんですよ。
②綺麗なお部屋は気分が落ち着く
今のお部屋で身体も頭も100%リラックスして過ごせますか?
お部屋が散らかっていると「お部屋を片付けないといけない」という思いが、いつまでも頭の隅っこの方に残り続けます。「いつかお部屋を片付けなくちゃ」と思っている時点で、すでに頭はリラックスできてませんよね。
床が散らばっていたり椅子やソファの上に洗濯物が置きっぱなしだと、足元に注意しながらあるかなければいけないし、ゆったり体を伸ばして座れなくなってしまいます。
逆にお部屋が片付いていると「お部屋を片付けないと」という強迫観念から開放されます。そして、足元に注意しながら歩く必要はありませんし、どこでもあなたが好きな場所でゆったり過ごすことができますよね。
もし、お部屋に生ゴミなど悪臭を発するゴミが置いてあるなら、それを片付けるだけでもお部屋の中が一気に清潔になるはずです。
③片付け=節約
お家にあるものを二度買いしたことはありませんか?
冷蔵庫の奥の方にある調味料を無駄に買ってしまったり、すでに持っている服と同じようなデザインの服を選んでしまったり。
お部屋や冷蔵庫の中が片付いていないことが原因で無駄遣いしてしまった経験があると思います。
これらの無駄遣いも、お部屋を片付けることで半分以上は防ぐことができると思いませんか?お家の中に何が不足していて、何を買う必要があるのか簡単に把握することができれば無駄遣いを予防することができますよね。
さらには、これ以上お部屋を散らかしたくないという思いから、無駄な物を買ってしまう癖も治るかも知れません。
ミニマリストとまではいかなくても、無駄なものを買わないことは家計にとっても環境にとてもプラスなことですよね。
片付けひとつで自然と節約することができるもの大きなメリットだと思いますよ。
- お部屋の中が片付けられているだけで家事の時間を短縮できる
- 「お部屋を片付けないと」という強迫観念から開放されてリラックス
- 無駄遣いを予防することができる
今日からスタートできるお部屋の片付け4ステップ!
お部屋を片付けることのメリットがわかったところで、実際にどのようにお片付けを始めるのか説明していきますね。
今回はお片付けを4ステップに分けてみました。しかし、この4ステップすべてを1日で終わらせる必要はないので、ラクな気持ちで読み進めてみてください。
ステップ1:ゴミ・必要ないものを捨てる
”捨てる”ことから片付けをスタートします。
だって、必要ないものまで片付けてしまっても、どうせ使われることなくお部屋が散らかってしまう原因になるだけですからね。まずはゴミや必要ないものを捨てていきましょう。
ゴミなどを捨てる前にあらかじめ大きなゴミ袋を用意しておきます。地域ごとにゴミ袋が定められているなら多めに袋を用意しておいてください。
大きなゴミ袋を用意するのは、なりふり構わずポイポイ捨てやすくするためです。小さなゴミ袋だとゴミ袋に入り切らないゴミがある時に作業がストップしてしまうので時間の無駄になってしまいます。
そして、使うかどうか迷ったものは思い切って捨ててしまいましょう。特に1ヶ月以上使用していないなら今後も使う可能性はかなり低いです。ゴミ捨てには”ためらわない”ことも必要ですよ!
ゴミや必要ないものを捨てるだけでもお部屋はスッキリするので、とりあえずステップ1だけで終了してもOKです。
- 大きなゴミ袋を用意
- 迷ったものはためらわずに思い切って捨てる
ステップ2:小さなスペースから片付けを始める
ゴミ捨てが終わればいよいよ片付けのスタートです。
片付けは簡単に片付けられる小さなスペースから開始しましょう。いきなり大量の服を整理したり、家具や家電の移動をしてしまうと一気にやる気が削がれてしまいます。
まずは、簡単に片付けを終わらせられそうな場所を見つけて片付けてみてください。
簡単に片付けられる場所としてオススメなのは、冷蔵庫、キッチン、机・椅子・ソファの上、1つの棚・ラックなどです。その他にもあなたのお家の中で簡単に片付けが終わりそうな場所を探してみてください。
この片付けのときにもゴミや必要ないものが出てくるはずですから、事前にゴミ袋を用意しておくといいですよ!
- 冷蔵庫、キッチン、机・椅子・ソファの上、1つの棚・ラックなどの簡単に片付けを終わらせられそうな場所から片付ける
- ゴミ袋を準備しましょう
ステップ3:労力を必要とする片付けは日にちを分けて
大量の服、家具家電の移動、タンスや押入れの整理などは1日で終わらせるのは難しいかも知れません。
あなたが片付けの魅力に取り憑かれて”片付けモード”のスイッチが入っているならいいのですが、無理して片付けを1日で終わらせる必要はありません。
例えば、大量の服の片付けなら、トップスとボトムスなどのカテゴリーごとに日を分けて片付けをしたり、旦那さん・奥さん・お子さんなどのカテゴリーに分けて片付けをすると無理することなく片付けることができます。
このように、大量のものやゴミを小さなカテゴリーに分けると片付けやすくなるので参考にしてみてくださいね!
- 片付ける物を自分なりにカテゴリー分けして、片付ける計画を立てる。
ステップ4:収納場所を決める
収納場所の決定は片付けと同時進行で行うこともありますが、一応4ステップ目に入れておきました。
片付けができていないお部屋というのは、物があるべき場所に収納されていません。
例えば、本が本棚に置かれてないとか、服がクローゼットにしまわれていないとか、本来片付けるべき場所に収納されていないんですよね。
逆に言えば、収納されるべき場所に収納するとお部屋が散らかりにくくなるということですよね!
新たに収納場所を作ったりするのは面倒ですし、それが原因でお部屋の物が増えてしまうこともあるので、まずは本は本棚、服はクローゼットのように本来あるべき場所に収納するように心がけてみてください。