この記事では、ヤマダ電機のテレビ引き取りサービスの申し込み方法や料金、注意点をわかりやすく解説します。

さらに、ヤマダ電機のサービスが使えない時のための別の処分方法もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること

・ヤマダ電機でテレビを引き取ってもらう方法と料金
・家電リサイクル料金の内訳や注意点
・テレビを「無料」で処分することができない理由
・不用品回収業者を使った便利な処分方法

ヤマダ電機のテレビ引き取りサービスと申し込み方を解説

ヤマダ電機のテレビ引き取りサービスと申し込み方を解説

ヤマダ電機では、テレビ(ブラウン管・液晶・有機ELなど)を新しい家電に買い替える際に、同時に旧テレビの回収が可能です。

また、店頭持ち込みによる単独回収にも対応しています。

ここでは、ヤマダ電機でテレビを引き取ってもらう方法を解説します。

買い替え時にリサイクル回収を依頼できる

ヤマダ電機で新しいテレビを購入すると、古いテレビのリサイクル回収を同時に依頼することができます。

店舗購入はもちろん、公式通販サイト「ヤマダウェブコム」での購入時にも選択可能です。

以下の手順で簡単に申し込みができます。

申し込み手順①ヤマダウェブコム購入時の同時回収

インターネットでテレビを購入する際に、引き取りオプションを一緒に選ぶ方法です。

1

テレビ商品をカートに入れる

ヤマダウェブコムの商品ページで購入したいテレビを選び、カートに追加します。

2

「配送設置について」の選択画面に進む

カート内で「配送設置について」の項目を選び、「申し込み必要事項を入力する」をクリックします。

3

リサイクル申込みを選択する

「リサイクル申込みはありますか?」の設問で「リサイクル申込み」を選択し、対象となるテレビの情報を入力します。

4

注文を確定する

配送日や支払い方法を設定し、注文を完了します。

5

配送当日に旧テレビを引き渡す

配送スタッフが新しいテレビを届ける際に、古いテレビを回収してくれます。
リサイクル料金と収集運搬料はその場で現金払いとなります。

申し込み手順②最寄りの店舗へ持ち込んで回収

すでに不要になったテレビを店頭に持ち込んで、引き取ってもらう方法です。

1

近くのヤマダ電機店舗を調べる

公式サイトやマップで最寄りの店舗を確認します。

2

店頭に不要なテレビを持参する

ブラウン管・液晶・有機ELなど、処分したいテレビを直接店舗へ持っていきます。

3

リサイクル回収を依頼する

サービスカウンターで「テレビのリサイクル回収をお願いします」と伝えると、必要な手続きを案内されます。

4

リサイクル料金と収集運搬料を支払う

テレビの種類・大きさによって料金が異なります。支払い後、スタッフが回収対応をしてくれます。

5

控えを受け取って完了

家電リサイクル券の控えをその場でもらい、手続き完了です。

どちらの方法でも、「家電リサイクル料金」と「収集運搬料」がかかる点には注意が必要です。

また、39型以下の一部小型テレビについては、ヤマダウェブコムでの購入時に回収申し込みができないこともあるため、その場合は店舗またはコールセンターでの対応が必要です。

ヤマダ電機引き取りサービスの料金は?

ヤマダ電機引き取りサービスの料金は?

ヤマダ電機でテレビの引き取りを依頼する際には、「家電リサイクル料金」と「収集運搬料」の2つの費用が必ずかかります。

これは家電リサイクル法に基づく全国共通の制度で、ヤマダ電機に限らず、どの販売店や業者を利用する場合でも避けて通れない費用です。

「家電リサイクル料金」と「収集運搬料」が必要

  • 家電リサイクル料金:メーカーやサイズに応じて国が定めた金額

  • 収集運搬料:ヤマダ電機がリサイクル品を回収し、指定引取場所まで運搬するための費用

どちらも商品代金とは別に発生するため、回収を申し込む前に確認しておくことが重要です。

家電リサイクル法について詳しくはこちら!

家電リサイクル法の料金はいくら?不用品回収の出し方を徹底解説!

テレビ引き取りのリサイクル料金目安一覧表

タイプ別テレビのリサイクル回収料金の目安を以下にまとめました。

【ブラウン管テレビ】リサイクル料金+収集運搬料

サイズ メーカー リサイクル料金 収集運搬料 合計
15型以下 パナソニック、パナソニック(三洋)、JVCケンウッド、LG Electro、ハイアールジャパン、TVS REGZA 1,320円 2,500円 3,820円
日立グローバルライフ、シャープ、三菱電機、ソニー、富士通ゼネラル、ソニー(アイワ)、良品計画、サムスン電子ジャパン 1,870円 2,500円 4,370 円
ノジマ、ドウシシャ、その他 3,100円 2,500円 5,600円
ヤマダHD 1,595円 2,500円 4,095円
ノーリツ 2,970円 2,500円 5,470円
16型以上 パナソニック、パナソニック(三洋)、JVCケンウッド、LG Electro、ハイアールジャパン、TVS REGZA 2,420円 2,500円 4,920円
日立グローバルライフ、シャープ、三菱電機、ソニー、富士通ゼネラル、ソニー(アイワ)、良品計画、サムスン電子ジャパン 2,970円 2,500円 5,470円
ノジマ、ドウシシャ、その他 3,700円 2,500円 6,200円
ヤマダHD 2,695円 2,500円 5,195円

【プラズマ式・有機EL・液晶テレビ】リサイクル料金+収集運搬料

サイズ メーカー リサイクル料金 収集運搬料 合計
15型以下 パナソニック、パナソニック(三洋)、JVCケンウッド、LG Electro、日立グローバルライフ、シャープ、三菱電機、ソニー、ソニー(アイワ)、良品計画、ハイアールジャパン、サムスン電子ジャパン、ハイセンスジャパン、TVS REGZA 1,870円 2,500円 4,370円
ツインバード工業、アズマ、ディーオン、ザ・ビーズインター、Freedom、エスケイネット、BLUEDOT、恵安、ピクセラ、エスケイジャパン、イー・エム・イー、カイホウジャパン、ベルソス、ノジマ、ドウシシャ、フィフティ、WIS、STAYERホール、ビズライフ、モダンデコ、グリーンハウス、AKART、アペックス、カンデラ、マクスゼン、指定法人(その他) 3,100円 2,500円 5,600円
ミスターマックス 3,352円 2,500円 5,852円
16型以上 パナソニック、パナソニック(三洋)、JVCケンウッド、LG Electro、日立グローバルライフ、シャープ、三菱電機、ソニー、ソニー(アイワ)、良品計画、ハイアールジャパン、サムスン電子ジャパン、ハイセンスジャパン、TVS REGZA 2,970円 2,500円 5,470円
ツインバード工業、アズマ、ディーオン、ザ・ビーズインター、Freedom、エスケイネット、BLUEDOT、ユニテク、恵安、ピクセラ、エスケイジャパン、イー・エム・イー、カイホウジャパン、山善、ベルソス、ノジマドウシシャ、フィフティ、WIS、アイリスオーヤマ、A-Stage、ティーズネットワーク、STAYERホール、アイワ・ジャパン、TCL JAPAN、エフエフエフスマート、ビズライフ、アイワ、ジャスト、ウィンコド、ジョワイユ、ユニーク、モダンデコ、アグレクション、オプトスタイル、グリーンハウス、グラモラックス、ファミリーイナダ、アペックス、A&R、カンデラ、マクスゼン、指定法人(その他) 3,700円 2,500円 6,200円
ミスターマックス 3,352円 2,500円 5,852円
リサイクル料金・収集運搬料以外の料金

さらに追加料金としてかかる可能性があるのは、以下のものです。

追加項目 金額(目安) 内容
訪問回収費 2,750円(税込) ・リサイクル回収のみの場合
・回収先・回収日が異なる場合
追加テレビ1台ごと 550円(税込) 回収依頼台数が購入台数を超える場合
階段・取り外しなどの特殊作業料 店舗・現場の状況により発生 壁掛けや2階階段搬出などの作業が必要な際
離島・遠隔地への運搬料 地域により変動 一部地域では上乗せあり

引き取りのみを依頼したい場合、訪問回収ではなく店舗に直接持ち込む方法であれば訪問回収費無しで処分可能です。

店舗への持ち込みが難しい場合は、不用品回収業者など自宅まで回収に来てくれる方法を検討しましょう。

ヤマダ電機でテレビを回収してもらう際の注意点

ヤマダ電機でテレビを回収してもらう際の注意点

ヤマダ電機でのテレビ回収サービスは便利ですが、申し込み前にいくつかの注意点を押さえておくと安心です。

誤った申し込みや想定外の費用トラブルを避けるために、以下のポイントを確認しておきましょう。

対象製品は限られている

ヤマダ電機のリサイクル回収サービスは、以下の5品目のみが対象です。

  • テレビ(ブラウン管式、液晶、有機EL、プラズマ式)

  • 冷蔵庫

  • 洗濯機

  • 衣類乾燥機

  • エアコン

これ以外の家電(例:電子レンジ、パソコンなど)は対象外となり、回収を依頼することはできません。

配送先と回収先は同一住所のみ対応

訪問回収は、新しい商品を届ける住所と、古い製品を回収する住所が同じ場合のみ対応可能です。

別の場所での回収や、回収日だけ異なる場合は追加料金が必要になるため、事前にヤマダ電機のコールセンターへ相談が必要です。

購入方法によっては回収申込みが別対応

テレビの購入方法が以下の場合、リサイクル回収の申し込みはウェブ上では完結できません。

  • 宅配商品(佐川急便などで配送)

  • おみせde受取り(店舗受け取り)

  • ヤマダ高速便での配送

このような場合は、コールセンターへの連絡が必要です。

また、訪問回収費が別途加算されます。

「無料」でテレビを処分するのは難しい?

テレビを処分する方法を調べると、「無料回収」や「0円引き取り」といった広告を目にすることがあります。

しかし、結論から言うと、テレビを完全に無料で処分するのは基本的に難しいのが現実です。

ここではその理由と、注意すべき点をわかりやすく解説します。

家電リサイクル法で定められた費用がかかる

テレビは「家電リサイクル法」の対象製品です。

これにより、リサイクル料金(メーカー別)と収集運搬料の支払いが義務付けられています。

家電量販店、不用品回収業者を問わず、基本的にはこれらの費用を避けることはできません。

不用品回収業者でも「無料」は基本的にNG

街中をトラックで回っている回収業者や、インターネット広告などで「無料回収」をうたう業者も見かけますが、信頼できる業者が完全無料で回収することはほとんどありません。

無料をうたっていても、実際には以下のような追加費用がかかるケースが多くあります。

  • 回収時の人件費・運搬費の請求

  • 搬出作業が必要な場合の出張費

  • テレビ以外の不用品の回収を条件とされる など

無料という言葉だけに惑わされず、信頼できる業者かどうかを確認することが大切です。

家電量販店以外でテレビを処分する方法は2つ!

家電量販店以外でテレビを処分する方法は2つ!

「買い替えじゃないからヤマダ電機では引き取ってもらえない」
「そもそも量販店で購入していないから頼みにくい」

そんな方でも、家電量販店以外でテレビを処分する方法はしっかりあります。

ここでは、確実かつ安全に処分できる2つの捨て方を紹介します。

不用品回収業者に依頼

もっとも手間なくテレビを処分できるのが、不用品回収業者への依頼です。

不用品回収業者なら、以下のようなメリットがあります。

  • 自宅まで来て搬出してくれる(重たいテレビでもOK)

  • テレビ1台からでも回収可能

  • 家電以外の不用品もまとめて引き取ってもらえる

  • 日時指定や即日対応も相談可能

さらに、トラック積載プランを使えば、家の中の不用品を一気に処分できるため、引っ越しや大掃除の際にも便利です。

ただし、リサイクル料金と収集運搬料はしっかり請求されます。

「無料回収」といった言葉に惑わされず、信頼できる業者を選ぶことが重要です。

お住まいのエリアからピッタリの業者が見つかる

指定取引場所へ持ち込み

もうひとつの方法は、自分で指定取引場所(指定引取場所)に持ち込むという方法です。

この方法は、テレビを自力で運べる方や、できるだけ費用を抑えたい方に向いています。

手順は以下の通りです。

  1. 郵便局で「家電リサイクル券」を購入(リサイクル料金を支払う)

  2. 指定取引場所を検索し、回収の予約または事前連絡

  3. 自分でテレビを持ち込む(車での運搬が基本)

この方法であれば、収集運搬料が不要になる分、費用は最安で処分できます。

ただし、梱包・運搬・手続きなどをすべて自分で行う必要があるため、手間や時間はかかります。

テレビの処分は不用品回収受付センターへ!

テレビの処分は不用品回収受付センターへ!

今回は、ヤマダ電機でテレビを引き取ってもらう方法をご紹介しました。

ヤマダ電機では、テレビを買い替える際にリサイクル回収を依頼することができ、手順も比較的わかりやすく設定されています。

ただし、購入方法や回収条件によっては、利用できないケースや追加費用が発生する場合もあります。

そんなときにおすすめなのが、不用品回収業者の利用です。

不用品回収業者なら、テレビ1台からでも自宅まで回収に来てくれますし、大型家電や家具、生活ごみなどもまとめて処分可能です。

最短で即日対応してくれる業者もあり、忙しい方や急ぎで処分したい方にもぴったりです。

依頼先に迷ったときは、信頼できる優良業者を多数掲載している「不用品回収受付センター」をチェックしてみましょう。

掲載されているのは、実績・対応力・料金面などで厳選された業者のみです。

さらに、対応エリアやサービス内容から自分にぴったりの業者を比較・選択できるので、初めての方でも安心です。

「どこに頼めばいいかわからない」ときこそ、「不用品回収受付センター」が強い味方になります。