本記事ではやってはいけない断捨離についても基本的なことを解説します。
この記事を読めば、断捨離での後悔を減らせるため、安心して断捨離に励めるでしょう。
さらに、断捨離で発生した不用品の捨て方や、断捨離で出た不用品をまとめて処分できる不用品回収業者の相場、安くする方法も解説しています。
不用品の処分も含めて断捨離で後悔したくない、安くまとめて不用品を処分したいという人はぜひ参考にしてください。
断捨離で後悔する?!やってはいけない簡単なこととは?
断捨離をしたことで後悔する人もいます。このように断捨離での後悔を避けるために、次のような点に注意しましょう。
家族や知人の物を無断で処分する
断捨離はあくまでも自分自身のためのものであり、他人の物を無断で処分することは避けるべきです。家族や知人の物を勝手に捨ててしまうと、人間関係にひびが入る原因となり、後々大きな後悔につながる可能性があります。たとえ使われていない物でも、持ち主には特別な思いや必要な理由があるかもしれません。
そのため、他人の物に手を出す前に必ず許可を得ることが重要です。
短時間で終えようとする
断捨離を一度に短時間で終わらせようとすると、疲れや焦りから適切な判断ができず、不要なものと必要なものを誤って処分してしまうリスクが高まります。断捨離は心の整理でもあります。時間をかけてじっくりと進めることで、自分にとって本当に大切なものとそうでないものを見極められるのです。
無理に短時間で全てを片付けることは避け、段階的に進めることがおすすめです。
処分の基準を曖昧にしない
断捨離で大切なのは、明確な処分基準を設定することです。基準が曖昧なままでは、結局ほとんどの物を「いつか使うかも」と残してしまい、断捨離が失敗に終わることが多いです。例えば、「一年以上使っていないもの」「修理が必要だが放置しているもの」など、自分なりのルールを設定しておくと、判断がしやすくなります。
また、家族で取り組む場合はその基準を共有し、全員で同じ方向に進むことも大切です。
使えると思って取っておく
「まだ使えるから」と思って物を取っておくことは、断捨離の成功を妨げる原因になります。たとえ機能的に使える物であっても、長期間使っていないという事実が、その物があなたの生活にとって必須ではないことを示しています。使えるかどうかよりも、自分にとって必要かどうかを基準に判断しましょう。不要な物を減らすことで、生活がシンプルになり、心の余裕も生まれます。
フリマで売却できるまで待つ
断捨離で不要になった物をフリマアプリで売却することは良いアイデアですが、売れるまで待ち続けていると物がなかなか減らず、結局断捨離が進まないことがあります。
また、売却の手間や時間が思ったよりもかかることもあります。フリマで売ることを目的にするのではなく、売れなかった場合の処分方法をあらかじめ考えておくことが大切です。
収納グッズばかり集める
断捨離をする際に新たに収納グッズを購入するのには注意が必要です。収納グッズを増やしてしまうと、結局「物を整理しているだけ」になり、根本的な断捨離にはなりません。断捨離の目的は物の量を減らすことであり、収納グッズで隠すことではありません。まずは物の数を減らすことに集中し、必要最小限の収納グッズを使用するようにしましょう。
重要な書類や必要なものは処分しない
断捨離の際、勢いに任せて重要な書類や必要な物を処分してしまうことがあります。例えば、契約書や保証書などの書類は後から必要になることが多く、これを捨ててしまうと後悔することになります。書類や必要な物に関しては、しっかりと確認し、取っておくべき物はきちんと保管しましょう。
また、デジタル化して保存することで、物理的なスペースを節約することもできます。
思い出の品の取扱いには慎重になる
思い出の品は断捨離の中で最も難しい部分かもしれません。捨てるべきか残すべきか迷うことが多く、後々後悔することもあります。思い出の品に関しては、全てを一時的に保管し、その後改めて一つずつ見直すことで、気持ちの整理がつきやすくなります。
また、写真を撮って記録することで物理的なスペースを減らしながら思い出を残すという選択肢もあります。
断捨離の対象はどうやって処分する?
断捨離の対象となる物は次のような方法で処分しましょう。
- 自治体の各種ごみ回収や持ち込み処分を活用
- 不用品回収業者に依頼する
自治体の各種ごみ回収や持ち込み処分を活用
自治体が提供するごみ回収サービスは、断捨離で生じた不用品を効率的に処分する基本的な方法です。多くの自治体は、燃えるごみや資源ごみなど、種類ごとに収集日を設けていますが、収集日は限られているため、すぐに処分ができない場合もあります。
また、粗大ごみとなると、自治体によって回収に費用がかかる場合があります。すぐに大量のごみを処分したい場合には、自治体によって指定の処理施設への持ち込みが可能です。
しかし、一般的に処理施設は利用時間が限られているため、多忙な人によっては持ち込みが難しいでしょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼することで、費用がかかるものの、自治体の回収日を待たずに大量のごみを一度に処分できます。特に急ぎの断捨離や、大量の不用品の処分には適した方法です。
人によっては近隣に断捨離や大量のごみ処分を知られたくないこともあります。業者に依頼すれば、近隣に知られずに処分可能です。
不用品回収業者の相場
不用品回収業者の多くは、ひとつの不用品を回収する単品回収、トラックに定額で可能な限り不用品を積める積載プランの2つを用意しています。このうち断捨離をするのであれば積載プランを活用しましょう。パックプランの料金相場は次のとおりです。
積載プラン | 目安の間取りとトラック | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
Sプラン | 1R~1K・軽トラック | 15,000円〜20,000円 |
Mプラン | 1DK~2DK・1.5tトラック | 30,000円~40,000円 |
Lプラン | 2DK~2LDK・2tトラック | 50,000円~70,000円 |
LLプラン | 3DK以上・4tトラック | 80,000円~要見積もり |
不用品回収業者をできるだけ安く利用する方法
不用品回収業者に依頼する費用を安くするのであれば次のような方法を検討しましょう。
- 見積もりを複数業者から取る
- 割引キャンペーンやクーポンを利用する
- 回収量を減らしておく
- 時間帯を調整する
- オプション料金を抑える
見積もりを複数業者から取る
不用品回収業者の料金は、回収品の量やトラックのサイズ、地域によって異なるため、複数の業者から見積もりを取得して比較することが重要です。3社以上から見積もりを取ることで、おおよその料金相場が把握でき、より安価なサービスを選択しやすくなります。
また、他社の見積もりを提示することで、値引き交渉も可能になります。
割引キャンペーンやクーポンを利用する
多くの不用品回収業者は、新規顧客向けの割引キャンペーンや、季節ごとに利用できるクーポンを提供しています。これらを活用することで、通常料金よりも安くサービスを利用できる可能性があります。公式サイトやクーポンサイトをチェックして、使えるキャンペーンを見逃さないようにしましょう。
回収量を減らしておく
不用品回収業者の料金は、一般的に回収する物の量やトラックのサイズによって決まるため、回収量を減らすことで費用を抑えられます。リサイクルショップやネットオークションで売却できるものは処分しておくと、回収量が減り、コスト削減につながります。
また、友人や家族に譲るなど、リユースの方法を検討するのも良い手段です。
時間帯を調整する
不用品回収の依頼をする際、業者の空いている時間帯や曜日に合わせて依頼することで、費用を抑えられる場合があります。
例えば、平日や早朝・深夜の時間帯に依頼することで、割安料金でサービスを受けられることもあります。業者に問い合わせて、混雑時を避けた時間での回収が可能か確認してみましょう。
オプション料金を抑える
不用品回収業者は、基本料金に加えてオプション料金が発生することがあります。例えば、不用品回収業者によっては、家具の解体やエレベーターのない建物での階段作業など、特殊な対応が必要な場合に追加料金がかかることがあります。このようなオプション料金の発生が抑えられるような業者に依頼しましょう。
断捨離で出たゴミは不用品回収受付センターに相談
断捨離を短時間で終えようとしたり、思い出の品を処分したりすると後悔につながるため、慎重に作業を進めていきましょう。
断捨離で後悔しないのであれば「不用品回収受付センター」にご相談ください。不用品回収受付センターであれば複数の業者に一括見積もりができるため、断捨離による粗大ゴミ処分を依頼する際に適切な費用を提示している業者を選定できます。
割引クーポンや特典も用意しているため、よりお得に断捨離を依頼できます。不用品回収業者選びも含めて断捨離で後悔したくないという人はぜひご相談ください。