この記事では、粗大ごみなどの不用品を回収する場合、持ち込みが有料かどうかについて解説します。
粗大ごみの回収は有料となるケースがほとんどですが、持ち込む場合はお得に処分できるのでしょうか。
また持ち込みでのごみの出し方や申し込み方法もあわせて解説しますので、不用品回収で持ち込みをお考えの方はぜひ参考にしてください。

粗大ごみの持ち込みは有料の場合がある

粗大ごみの持ち込みは有料の場合がある

粗大ごみ回収は、持ち込みであっても有料となる場合があります。
これから有料になるケース、無料になるケースをご紹介します。

無料で持ち込みできるケース

粗大ごみの持ち込みは、基本的には有料です。
しかし、まだ使える家電や年式が新しい物、有名メーカーの人気製品は買取や無料での引き取りが可能な場合があります。
持ち込みしたい粗大ごみがある場合は、目立つ汚れや傷がないか、正常に作動するかどうかを確認しておきましょう。
汚れがある場合は、落とすと無料で持ち込みできる確率が上がります。
粗大ごみを無料で持ち込むなら、家電量販店やリサイクルショップに直接持ち込むか、不用品回収業者に引き取ってもらう方法がもっとも一般的です。

持ち込みできないケース

年式が古い物やすでに壊れてしまっている物は、引き取りが有料となるケースがほとんどです。
このような場合は、家電量販店やリサイクルショップへ持ち込むメリットはほぼないと言っていいでしょう。
粗大ごみを安く処分したい方は、自治体または処理施設に直接持ち込むと格安になる場合があります。

また、買取できるか判断ができない場合は不用品回収業者に依頼すれば無料で見積もりを出すことも可能です。

不用品回収の持ち込みの費用相場

不用品回収の持ち込みの費用相場

粗大ごみを含めた、不用品を持ち込みする際の費用相場を表にまとめました。
不用品をお得に持ち込みたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

処分方法 処分費用目安
不用品回収業者で回収 約8,000円〜
自治体引き取り 約500円〜1,000円
処理施設 約100円〜
家電量販店 約3,000円〜12,000円
リサイクルショップ ショップにより異なる

不用品回収の持​ち​込み方法

不用品回収の持​ち​込み方法

不用品回収の持ち込み方法と申し込み方法を解説します。
ぜひ参考にしてみてください。

自治体で回収してもらう

不用品を自治体で回収してもらうメリットは、処分費用が安い傾向にあることです。家電や家具の回収は数百円から可能な自治体も多くあります。

しかし、不用品を自治体で回収してもらう方法にはデメリットも存在します。
主なデメリットは以下のとおりです。

  • 大量処分には不向き(量の指定がある場合)
  • 自治体によっては回収できない物もある
  • 場所や日時の指定ができない。場合によっては車で持ち込むことが必要

自治体で回収してもらう方法

まず電話やホームページから自治体に申し込みます。
予約不要の自治体もあるため、あらかじめお住まいの地域の自治体をホームページでチェックしましょう。
次に、コンビニエンスストアなどで粗大ごみ処理券を購入し処分したい粗大ごみに貼り付けます。
最後に指定された日時、場所に粗大ごみを持ち込み完了です。

処理施設に直接持ち込みする

地域によっては、粗大ごみを処理施設に直接持ち込むこともできます。
処理施設に直接持ち込むメリットは、自治体と同じく自分で持ち込めるため費用を抑えられることです。

また、デメリットは次のとおりです。

  • 自家用車を持っていない場合は持ち込みが難しい
  • 利用できない地域がある
  • ごみの種類によっては持ち込み不可
  • 複数持ち込む場合は分別が必要な場合もある

処理施設に直接持ち込みする方法

まず電話やホームページから、処理施設へ持ち込みの申し込みをしましょう。
処理施設によっては持ち込めない粗大ごみがあるため、該当するごみがないかをチェックします。
次に、指定処理施設に粗大ごみを直接持ち込みます。
ごみごとに処理施設が異なる場合があるため、注意が必要です。

不用品回収業者に依頼する

最後に、不用品回収業者への依頼について解説します。

不用品回収業者に依頼する最大のメリットは、自治体、処理施設で処分不可能なごみも回収できる場合が多いことです。
業者にもよりますが、一部の危険物や該当する物を除いてほとんどの不用品は回収できます。
また、不用品を自宅まで引き取りに来てくれるため、面倒な持ち込みをする必要もありません。
自治体や処理施設とは違い、日時の融通がきき夜間や早朝、休日のお伺いも可能です。
トラックに積み込むため大量処分が可能で、わざわざごみを分別しなくていいこともメリットとして挙げられます。

主なデメリットとしては、自治体、処理施設での処分より費用が高いことです。
かといって、あまりに格安な費用を打ち出している場合は悪徳業者の可能性があるため注意しましょう。

不用品回収業者に依頼する方法

不用品回収業者を探して連絡し、見積もりを依頼します。
不用品回収業者により引き取り価格が異なるため、お住みの地域に対応する業者の複数に見積もりを依頼するのがおすすめです。
日時の指定を行い、予約ができたら指定日に立ち会います。
立ち会いが不要の不用品回収業者もあるため、当日の立ち合いが難しい場合は業者に相談すると良いでしょう。

不用品回収を選んだ方がいいケース

不用品回収を選んだ方がいいケース

自治体や処理施設への持ち込み方法を解説しました。

しかし不用品によっては、自治体や処理施設で処分しない方がいいケースもあります。

これから、不用品回収を選んだ方がお得に処分できるケースをご紹介します。

自治体で回収不可の場合

エアコン、テレビ、洗濯機、冷蔵庫などのリサイクル家電はリサイクル家電法により自治体で回収できません。
パソコン類も資源有効利用促進法の対象となります。
また、ピアノや自動車なども自治体での処理が困難なため、処分できないことがほとんどです。
自治体で回収できない粗大ごみを処分したい場合は、不用品回収業者への依頼も選択肢に入れましょう。

不用品が大量にある場合

不用品が大量にある場合は、処分できる量が決まっている自治体や処理施設での処分は不向きです。
たとえば、引っ越しで不用品を大量に処分したい場合や一軒家、家がゴミ屋敷状態になっている場合は不用品回収業者への依頼が向いています。

不用品回収業者はトラック積み放題のパック料金制度が充実しており、不用品が大量にある場合でもお得に処分できるからです。

回収と同時に買取も行いたい場合

自治体や処理施設では、不用品の回収のみを行うため基本的に有料での引き取りになります。
しかし不用品回収業者へ依頼する場合、買取もできるためお得に処分できます。
買取価値の高い家電をお持ちの場合は、不用品回収業者への依頼がもっともおすすめです。

不用品回収業者の費用相場

不用品回収業者の費用相場

不用品回収業者の、トラックのせ放題プランの費用相場をご紹介します。

のせ放題プランは作業員の出張費用や作業費用などがすべて含まれた料金設定になっているため、見積り後の追加料金が発生しない業者がほとんどです。

また、単品回収を行なっている業者もあるため公式サイトをぜひチェックしてみてください。

のせ放題プラン名 料金相場
軽トラックのせ放題 25,000円~40,000円
1.5tトラックのせ放題 45,000円~60,000円
2tトラックのせ放題 60,000円~80,000円
4tトラックのせ放題 80,000円~

不用品回収受付センターは優良業者を多数掲載!

ここまで、粗大ごみなどの不用品を回収する場合にお得に持ち込みできる方法や、不用品回収業者に依頼した方がいいケースをご紹介しました。
自治体で回収不可の粗大ごみをお持ちの方や不用品が大量にある場合、回収だけでなく買取も行いたい場合は不用品回収業者への依頼がおすすめです。
しかし不用品回収業者には悪徳業者も多く、どのような業者を選べばいいかわからない方も多いのではないのでしょうか。

不用品回収受付センターでは、お客様からの評判が良く安く利用できる不用品回収業者を多数掲載しています。

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