倉庫や物置、蔵はものを置いておくためにあるスペースですが、気付けばものに溢れて困ってしまったということはないでしょうか。
人を招く機会のある家とは違い、普段から整理整頓しておく必要が無いことから、一度散らかり始めれば歯止めが利かなくなりかねません。
今回は、倉庫や物置、蔵の片付けをしてくれる業者について解説していきます。
倉庫・物置・蔵の片づけ業者のサービス内容
まずは、片付けをしてくれる業者によるサービス内容がどんなものかについてみていきましょう。
不用品の回収
倉庫や物置、蔵にある家電や家具から可燃ゴミ、不燃ゴミなどの家庭ゴミまで、ありとあらゆる不用品を回収してくれます。
一度依頼するだけで、基本的にはその場にあるものを綺麗にすべて回収してもらえるというのが主なサービスです。もちろん、事前に回収しなくて良いものとの仕分けを指示した上で作業が行われるため、大切なものまで回収されてしまうという心配はありません。
不用品の買取
家のお部屋の片付け業者と同じように、倉庫や物置、蔵の片付け業者も不用品の買取りに対応していることがあります。
査定を行った上で買取りをしてもらえます。もちろんすべての業者が買取りに対応しているわけではないため、ホームページや問い合わせによって確認しておきましょう。
業者に依頼するメリット・デメリット
業者に倉庫や物置、蔵の片付けを依頼することには、メリットもデメリットもあります。実際に依頼する前に、両者を確認しておきましょう。
メリット1「すぐに片付けられる」
自分や家族だけの少人数で片付けを行うのに比べて、業者のスタッフはノウハウがあるためスムーズに片付けを済ませてもらうことができます。
片付けの範囲が広い場合は、それに応じて来てもらうスタッフの人数を増やすことができます。別途オプション料金がかかるので、見積もりの結果などから判断しましょう。
メリット2「手間を省くことができる」
業者は不用品を回収するトラックで来てくれるため、自分で不用品を処分しに行く必要がありません。
また、業者が不用品の処分まで行うため、自治体で決められた処分方法を把握せずとも良いのです。基本的には依頼者自身が行うことは、処分しないものと処分する不用品の仕分けだけです。
よって、自身の労力や時間を使わずに済ませるということも大きな特徴であり魅力です。
メリット3「清潔さを得ることができる」
ものが溜まった倉庫や物置、蔵は、放置している期間が長いほどカビや埃などの汚れも溜まり、清潔さを失ってしまいます。
自分や家族が暮らす場所ではないこともあり、放置していても危機感が湧かないという人も少なくないでしょう。
業者に頼らずとも片付けを済ませられる程度の場所や散らかり具合なら別ですが、そうでない場合は最後まで片付けを進めにくく、結局散らかっていて清潔感に欠けたままになりやすいものです。
そんな時も、業者によって倉庫や物置、蔵をテキパキと片付けをしてもらえば、その後は掃除や手入れがしやすいフラットな場所となります。
結果として清潔さを得て保つことにつながるため、業者に頼むという手段はとても有効なのです。
デメリット「価値のあるものまで処分してしまう可能性がある」
蔵といった長年ものを保管する場所として使われてきた場所を片付ける場合、価値あるものまで処分してしまう恐れがあります。
ものが多くて仕分けが面倒な場合は、業者にその場を丸ごと綺麗に片付けてもらい、出た不用品も回収・処分とすることができるため、そうすれば依頼者の手間が省けるのは確かです。
しかし、そこがものの保管場所として使われた年月が長いほど、国宝級の貴重品が眠っている可能性もゼロではありません。先祖が保管し、現代の子孫がそれを知らないままというケースもあるのです。
そういった貴重品を無駄にしてしまうことの無いように、箱などの梱包品があれば事前に中身を確認して取り出しておくなど、対策を講じましょう。
料金の相場はいくらか
倉庫や物置、蔵の片付けを業者に依頼した場合、どれぐらいの料金がかかるかを相場で見ていきましょう。事前に知っておくことで、いくら予算を用意しておくべきかなどのイメージがしやすくなります。
安ければ2万円台から
片付けに対応しているのは、基本的に不用品回収業者です。単に不用品回収業務としている業者もあれば、片付け・清掃というように、複数種類あるサービスのひとつとしている業者もあります。
どちらにせよ、倉庫や物置、蔵の片付けを専門にしている業者は少なく、対応している業者の多くが不用品回収業者です。そのため、不用品回収サービスでの料金となります。
トラックに不用品を載せられる大きさごとに料金を分けている業者では、軽トラックでの回収が最も安い場合が多く、2万円台半ばから3万円台半ばの範囲が相場です。
家電や家具に1点ずつ回収料金を設けている業者もあります。この場合、1点あたり最低3,000円からとしている業者が多いです。サイズが大きいものや重いものほど料金が上がるため、見積もりをしておいた方が料金を把握しやすくなります。
相場よりも余裕ある予算を持つべき
お部屋ではなく倉庫や物置、蔵の片付けということで、そこを丸ごと綺麗にする場合は大量の不用品が出ます。面積が広くなくとも、実際に片付け始めると予想以上の量だったということも珍しくありません。
そのため、ただ予算を抑えることばかり考えていると、トラックでの回収であれば「小さいトラックを指定したら載せきれなくなった」などと、トラブルの元になります。
そうなってしまえば、結局またの機会にもう一度依頼する羽目になるなど、損をすることになってしまうのです。できるだけ計画的に、なおかついくらかかるか分かっても2、3万円程度予算に余裕をもつなどし、もしもの時に備えることも大切です。
格安で倉庫・物置・蔵を片づけるなら
倉庫や物置、蔵の片付け・不用品の処分は、料金としては一般的な不用品回収と同等であると考えて問題ありません。
ただ、部屋の片付けではないことから、丸ごと綺麗にしても良いだろうという判断がしやすいため、先述のように貴重品まで処分してしまわないように注意しましょう。
倉庫・物置・蔵の片づけは不用品回収受付センターにお任せください!