海老名市の粗大ゴミの出し方を解説します。
海老名市では主に3通りの方法で粗大ゴミを捨てられるため、スケジュールや支払い方法など様々な面を考慮して自分に合った方法を選べます。
しかし、粗大ゴミの定義が複数あったり、出し方によって申し込み方法が異なっていたりと、複数のルールを把握する必要があるのは難点です。
今回は海老名市の粗大ゴミルールをわかりやすくまとめたので粗大ゴミの捨て方にお悩みの方はご覧ください。
海老名市で回収できる粗大ゴミの条件
海老名市には粗大ゴミの定義が主に2つ存在し、それぞれ異なる料金体系が適用されます。
「一番長い辺が50cm以上1m未満の粗大ゴミ」は、持ち込み処分の場合が200円、収集処分の場合は500円となります。
一方、「1m以上3m未満の粗大ゴミ」は、持ち込み処分の場合は300円、収集処分の場合は700円です。
ただし、これらの定義に当てはまらなくても粗大ゴミとなる物も存在します。
電子レンジやストーブ、掃除機などはサイズに関係なく粗大ゴミとして捨てる必要があるため注意しましょう。
海老名市の粗大ゴミの出し方は三通り
海老名市では、粗大ゴミを出す方法が3つあります。
各方法のメリットや詳細を解説するので、状況に応じてベストな形で捨てるためにもぜひ参考にしてみてください。
戸別回収してもらう
海老名市で最も一般的な粗大ゴミの捨て方は「戸別回収」です。
事前予約をし、回収日の朝8時30分までに近隣の指定場所に出しておけば自治体の回収職員が引き取りに来てくれます。
予約の際には以下の4点を伝え、当日に自治体側とのトラブルが起こらないよう注意しましょう。
- 収集希望日
- 品目・個数・サイズ
- 収集場所
- 処理手数料
戸別収集の場合は粗大ゴミ収集シールの購入が必要となりますが、電話予約で確実な処理手数料がわかるまでは購入しないようにしましょう。
また、予約状況によっては希望日に回収を申し込めない可能性もあることから、スケジュールに余裕がない場合は早めに連絡しておくのがおすすめです。
海老名市指定の持ち込み場所に自力で運ぶ
海老名市では、指定場所へ直接持ち込むことで粗大ゴミを捨てることも可能となっています。
指定場所は「海老名市立第二高齢者生きがい会館」で、受付時間は午前9時から午後16時までです。
年末年始以外は開館していることから、粗大ゴミを急いで処分したい方や、自分のスケジュールに合わせて処分したい方には特におすすめと言えるでしょう。
ただし、11時から12時、13時から14時の間は混雑しやすいので注意が必要です。
また、本人が持ち込めない場合は代理人による持ち込みも可能なので、どうしても手が離せない場合などは委託する形で粗大ゴミを捨てることも検討してみてください。
【ゴミの制限なし】粗大ゴミ回収業者に依頼する
粗大ゴミ回収業者を利用する最大のメリットは、自治体では回収できない粗大ゴミを簡単かつ迅速に処分できることです。
海老名市に限らず、ほとんどの自治体で回収できない家電4品目(※1)や、申し込みはできても回収場所までの運び出しが難しい大きな家具・家電でも、粗大ゴミ回収業者ならあっという間に回収が可能です。
予約さえすれば自宅内からの運び出しも依頼できるため、見てるだけでも問題ありません。
また、地域密着型の業者なら最短で予約当日の回収も可能です。
引っ越しや退去が迫っており、急いで粗大ゴミを手放したい方の助けにもなるので、「自治体の回収を待ってる時間がない!」という方は利用を検討してみてください。
粗大ゴミの出し方別の申し込み方法
海老名市では、粗大ゴミの出し方によって申し込み方法が異なります。
出し方別の申し込み方法を解説するので、どの方法で粗大ゴミを捨てるか検討する参考材料としてご覧ください。
【戸別収集】電話・FAXで申し込む
海老名市で粗大ゴミを戸別収集で捨てる場合は、電話かFAXでの申し込みが必要となります。
この方法だとオペレーターと直接コミュニケーションを取れるため、粗大ゴミに関する疑問点をその場で解消しながら予約申し込みを行うことが可能です。
予約受付時間は9時から16時までで、粗大ゴミの品目、数量、サイズなどの詳細情報を伝える必要があります。
また、粗大ゴミの処分手数料が確定するのは申し込み時なので、粗大ゴミ収集シールを購入するのは申し込みが終わってからにしましょう。
【持ち込み】事前申し込みは原則必要なし
海老名市の第二高齢者生きがい会館へ粗大ゴミを持ち込む場合は、原則として事前申し込みは必要ありません。
ただし、引っ越しなどで捨てる品目が多い場合は3日前までの連絡が必要となります。
施設の受け入れ体制を整えるために重要な連絡となるため、忘れず行うようにしてください。
なお、事前予約は必要なくても、海老名市在住であることを証明する本人確認書類は必要となるので必ず持っていきましょう。
【粗大ゴミ回収業者】電話・公式LINEからの簡単予約
粗大ゴミ回収業者なら、電話だけではなく公式LINEでの簡単予約が可能です。
LINEのトーク画面から見積もりを行い、予算内に収まっていればパパっと予約できることから手間を省くこともできます。
また、LINEでの予約なら24時間受け付けている業者も多いため、急に粗大ゴミを処分しなければならなくなった際などにも役立つでしょう。
粗大ゴミの出し方別の支払い方法と料金
海老名市の粗大ゴミ処分では、出し方によって支払い方法が異なります。
粗大ゴミの出し方別に支払い方法を解説していきます。
【戸別収集】粗大ゴミ収集シールによる支払い
戸別収集の場合は申し込み後に購入した粗大ゴミ収集シールを粗大ゴミに貼り付け、料金を支払い済みであることを回収職員に伝える形となります。
このシールは市内の「粗大ごみ収集シール取扱店」のステッカーがある店舗やコンビニエンスストアで購入可能です。
シールの貼り忘れや、粗大ゴミのサイズに対してシール料金が足りていない場合は回収されないため注意しましょう。
【持ち込み】現地で現金支払い
第二高齢者生きがい会館に持ち込んで粗大ゴミを処分する場合は現地で現金支払いを行います。
できるだけお釣りが発生しないよう事前に手数料を確認し、スムーズに取引できるよう努めましょう。
また、持ち込みで粗大ゴミを処分する場合は戸別回収より処理手数料が数百円安くなるのでおすすめです。
【粗大ゴミ回収業者】現金払い・分割払い・クレカ払いなど多数
粗大ゴミ回収業者は様々な支払い方法に対応しています。
現金払いはもちろんのこと、クレジットカード払いや分割払いにも対応している業者も少なくありません。
特にクレカ払いや分割払いは金銭的な余裕がない方や、引っ越しに伴って出費を減らしたい方におすすめです。
複数の業者から相見積もりを取って比較検討していけば、外への搬出や即日回収も頼める粗大ゴミ回収業者をよりお得に利用できるようになります。
海老名市で粗大ゴミを出す時の3つの注意点
海老名市で粗大ゴミを出す時の注意点を3つ解説していきます。
粗大ゴミの捨て方には様々なルールが定められているため、これから解説する内容を参考に正しく粗大ゴミを捨てられるようにしましょう。
指定場所への運び出しは依頼できない
海老名市で粗大ゴミ回収を申し込んでも、回収場所への運び出しは利用者自身で行う必要があります。
家の中や建物内からの運び出しには対応していないため、高齢者や体力に自信のない方は家族や友人の協力を得るか、民間の粗大ゴミ回収業者を利用して重い粗大ゴミを捨てるようにしましょう。
回収時間の指定はできない
海老名市では、粗大ゴミの具体的な回収時間の指定はできません。
回収時間はルートや道路状況によって異なるため、必ず回収予定日の朝8時30分までには回収場所に粗大ゴミを出しておき、いつでも職員が対応できるようにしておきましょう。
市では収集できない物も多く存在する
海老名市で粗大ゴミを捨てる際、収集できない品目について知っておくことは重要です。
例えば、1辺の長さが3m以上のものは「適正処理困難物」として分類され、市では回収に対応できません。
また、消火器、ガスボンベ、オイルヒーター、バッテリー、塗料などの危険物や特殊な処理が必要な物も専門の処理業者に依頼して手放す必要があります。
処分方法がわからない場合は海老名市の資源対策課に問い合わせ、不適切な処分による環境汚染や事故の防止に努めてください。
海老名市で粗大ゴミの即日運び出し依頼なら「不用品回収受付センター」へ
不用品回収受付センターでは、海老名市も含めて粗大ゴミの即日回収を依頼できる全国500以上の業者を紹介することが可能です。
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