本記事では、パソコン無料回収の仕組みとトラブル回避の心得を解説します。
パソコンの無料回収は便利ですが、条件を確認せずに依頼すると追加料金やデータ流出などのトラブルにつながる場合があります。
この記事を通してパソコン無料回収で起こりやすいトラブルや注意点を知ることで、安心して処分できるようになるはずです。
この記事でわかること
・パソコン無料回収で起こりやすいトラブルがわかる
・無料回収を安全に利用するための注意点がわかる
・パソコンや周辺機器をまとめて処分する方法がわかる
パソコン無料回収はトラブルが多いって本当?

パソコン無料回収は、トラブルが多いとされています。
確かに、無料で回収してもらえるのは魅力的ではありますが、後から料金を請求されるケースも少なくありません。
もちろん、パソコン無料回収を行うすべての業者が悪徳なわけではなく、安全に回収してくれるところもあります。
回収されたパソコンが適切に処理されず、不法投棄されてしまうなどといったトラブルも多いので、業者選びには注意が必要です。
また、回収条件をよく確認するなどして、トラブル防止につとめましょう。
トラブル事例

ここでは、パソコン無料回収で起きた実際のトラブル事例をいくつか紹介します。
いずれもパソコンに限らず、無料回収を謳う業者で起こりやすいトラブルばかりなので、ぜひ参考にしてください。
後から高額な費用を請求された
国民生活センターによると、よくあるトラブルの1つに、後から高額費用を請求されるケースがあります。
「パソコン無料回収」と言われて処分を依頼したにも関わらず、実際は運搬費や積込費などの名目で費用を請求される事例です。
回収費用は無料であっても、別途で追加費用がかかる業者も多いので、必ず事前に確認しなければなりません。
本当に無料で捨てられるのか、依頼前に詳細を聞きましょう。
ゴミ回収業者トラブル事例を詳しく解説
不法投棄されてしまった
回収したパソコンを不法投棄され、トラブルになった事例もあります。
環境省によると、無料回収を行う業者がさまざまな場所に家電製品を不法投棄していると注意喚起をしています。
パソコンに限ると、2010年には4,608台が不法投棄されていたそうです。
不法投棄された場合、パソコンの所有者が責任を問われるケースもあります。
そのため、回収したパソコンの処分方法まで確認し、正しい方法で処理してくれる業者へ依頼するのがおすすめです。
個人情報を悪用される
パソコンの中には、多くの個人情報が含まれており、悪用されるケースも少なくありません。
これは、2019年に実際にあったニュースです。
神奈川県の個人情報を含む大量の行政データが入ったハードディスクを廃棄業者に委託したところ一部を持ち出し、データ消去が不十分な状態で転売していました。
さらに、セキュリティ関連の情報を発信しているESETによると、テスト用に購入した中古のルータの半数以上にデータが残っていたとのことです。
このように、パソコン無料回収を行う業者だけではなく、信頼のおけない業者の中にはデータの削除を正しく行っていないところもあり、大きなトラブルにつながることもあります。
不安な場合は、自分でデータを削除してから回収を依頼するか、信頼のおける業者に依頼しましょう。
特に、クレジットカードの情報やGoogleアカウントへのログイン情報は、そのままにしておくと危険です。
利用手順

パソコン無料回収を行う業者や家電量販店としては、リネットジャパンとヤマダ電機があります。
以下で、それぞれの利用手順と、無料対象外になるケースを紹介します。
リネットジャパンの場合
リネットジャパンは、パソコン無料回収を行う業者の1つです。
リネットジャパンの利用手順
- 公式サイトから申し込み
- 申し込みフォームに必要事項を入力する
- パソコンを梱包する
- 配送会社が自宅まで引き取りに来る
- パソコンを引き渡す
- 処理完了メールを受け取る
まずは、公式サイトから申し込みを行います。
必要事項を入力してからパソコンを段ボールに梱包し、自宅に配送会社が回収に来るまで待ちましょう。
パソコンを引き渡した後は、処理完了メールを受け取って終了です。
リネットジャパンはパソコン本体があれば、周辺機器も無料で回収してくれますが、周辺機器のみの場合は有料となります。
また、データ消去も有料となるので注意しましょう。
ヤマダ電機の場合
ヤマダ電機では、インバースネットと提携してパソコン無料回収を行っています。
ヤマダ電機の無料回収の利用手順
- 処分したいパソコンを発送する
- フォームから申し込む
- 業者がパソコンを受け取る
- ヤマダポイントが付与される
ヤマダ電機では、先にパソコンを発送してから申し込みを行います。
回収不可となった際には、着払いで返送されてしまうので注意しましょう。
モニターや周辺機器のみの回収は受け付けておらず、回収完了となればヤマダポイントがもらえるのが特徴です。
データ削除に関する追加費用もかかりません。
ビックカメラもパソコン回収を利用可能!
無料対象外になると有料回収や返送になる場合がある
パソコン無料回収は、対象条件から外れると有料回収や返送になる場合があります。
たとえば、パソコン本体がない周辺機器のみの回収、極端に古い機種、破損が激しいもの、液晶割れのあるモニターといったケースです。
また、宅配回収の場合は、回収不可と判断されると着払いで返送されたり、処分費用・送料・追加作業費などを請求されたりすることもあります。
申し込み時点では無料に見えても、実際に送ったあとで費用が発生すると、想定外の出費につながります。
トラブルを避けるには、申し込み前に以下の点を確認しておくことが大切です。
- 無料回収の対象になるパソコンの種類
- 故障品や古いパソコンも無料で回収できるか
- モニターやキーボードなど周辺機器だけでも対応できるか
- 回収不可だった場合の返送料や手数料
- データ消去や証明書発行に追加料金がかかるか
特に、長年使っていない古いパソコンや壊れたパソコンを処分する場合は、無料回収の条件に当てはまるか事前確認が欠かせません。
条件がわかりにくい場合は、問い合わせ時に「この状態でも完全無料で回収できますか」と確認してから申し込むと安心です。
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注意点

パソコン無料回収が成り立つのは、回収したパソコンを再販したり、使える部品や金属資源をリサイクルしたりして利益を得る仕組みがあるためです。
そのため、すべてのパソコンが無条件で無料回収されるわけではありません。
状態が悪いものや対象外の周辺機器だけを出す場合は、有料になるケースもあります。
無料回収を安全に利用するためにも、以下の注意点を事前に確認しておきましょう。
・お金がかかるケースもある
・データ削除が正しく行われないことがある
・モニターや周辺機器のみは有料が多い
お金がかかるケースもある
パソコン無料回収を行う業者の多くは持ち込みによる回収ではなく、「宅配回収」を行っています
送料も含めて無料で回収しているところもありますが、中には送料が発生する業者もいるので注意が必要です。
送付先が近隣であれば、比較的安価で済むかもしれません。
しかし、遠方に送付する場合や箱のサイズが大きいときは、送料だけでも高額になることもあるでしょう。
また、古いパソコンは有料回収になることがあるため注意が必要です。
年式が古すぎるパソコンや故障がひどいパソコンは、再販や部品利用が難しく、処分や分解にコストがかかります。
そのため、無料対象外として処分費用を請求されるケースがあります。
無料回収を利用する際には、送料まで含めた費用を確認してください。
データ削除が正しく行われないことがある
パソコン無料回収においては、データ削除をしてくれる場合と、そうでない場合があります。
データ削除をしてくれる業者であっても、しっかりと削除されているかどうか確認することはできません。
無料の回収を利用する際は、自分で削除するのが安全です。
初期化をするだけではデータは消えないので、必ずソフトなどを使って内部データを削除するようにしてください。
モニターや周辺機器のみは有料が多い
パソコン本体は無料でも、モニターや周辺機器を一緒に捨てたいときは費用が発生するケースもあります。
まとめて無料で回収してくれる業者もいますが、モニターや周辺機器のみは多くの業者が有料です。
また、中にはパソコン本体がないと回収依頼を受け付けてくれないところもあるので、条件は事前に確認しましょう。
パソコンを捨てる際は、周辺機器も一緒に処分することが多いので、まとめて回収してくれる業者を選ぶのがおすすめです。
トラブルを防ぐ方法は?

パソコン無料回収によるトラブルを防ぐには、料金条件の確認だけでなく、データ消去を徹底することが重要です。
パソコンには住所・氏名・写真・クレジットカード情報・ログイン情報などが残っている場合があります。
初期化だけではデータが復元される可能性もあるため、専用ソフトを使った消去や、信頼できる回収先のデータ消去サービスを確認しておくと安心です。
また、家庭で使っていたパソコンには、メーカー回収やPCリサイクル制度などの専用ルートもあります。
無料回収業者だけで判断せず、安全性・費用・回収条件を比較したうえで処分方法を選びましょう。
それぞれの内容を見ていきましょう。
家庭用PCは専用ルートがあると知っておく
家庭で使っていたパソコンは、メーカー回収やPCリサイクル制度を利用して処分可能です。
パソコンは、一般的な粗大ゴミや不燃ゴミとは異なり、資源有効利用促進法に基づく回収・リサイクルの仕組みが整えられています。
PCリサイクルマークが付いているパソコンは、原則としてメーカーに申し込むことで無料回収の対象になります。
メーカーがすでに存在しないパソコンや自作パソコンなどは、一般社団法人パソコン3R推進協会が回収窓口になるケースもあります。
無料回収業者に依頼する前に、まずはメーカー名やPCリサイクルマークの有無を確認しておくと安心です。
ただし、メーカー回収はパソコン本体やディスプレイが中心です。
プリンター・パソコンデスク・椅子・大量の周辺機器などをまとめて処分したい場合には向いていません。
パソコンまわりの不用品を一度に片付けたいときは、不用品回収業者への依頼も選択肢になります。
▼無料回収の条件が不安な方は、信頼できる回収業者をまとめてチェック
お住まいのエリアからピッタリの業者が見つかる
内部データは先に削除しておく
パソコンを処分する前に、内部データは自分でも削除しておくことが大切です。
パソコンの中には写真・書類・メール・住所録・ブラウザの保存パスワードなど、多くの個人情報が残っている場合があります。
回収後にデータ消去を行う業者であっても、すべてを任せきりにすると不安が残ります。
特に注意したいのは、初期化だけではデータを完全に消せない場合がある点です。
パソコンを初期状態に戻しても、専用ソフトを使うと一部のデータが復元される可能性があります。
安全に処分したい場合は、データ消去ソフトを使う、ストレージを物理的に破壊する、データ消去証明に対応したサービスを利用するなどの対策を取りましょう。
個人情報につながるものは捨てる
パソコン本体のデータだけでなく、外側や周辺機器に残った個人情報にも注意が必要です。
パソコンにパスワードを書いたシールを貼ったり、メモをしたりしている方は意外と多くいます。
そのような内容も個人情報の特定につながってしまうケースがあるので、よく確認してから回収を依頼するのがおすすめです。
また、USBなども挿しっぱなしにせず、必ず抜いてから回収を依頼しましょう。
回収条件をしっかり確認する
パソコン無料回収を謳う業者は、さまざまな条件を設けています。
例えば、宅配回収の際に利用する段ボールのサイズに決まりがあったり、回収できるパソコンの種類に限りがあったりするため、利用前の確認が必須です。
業者ごとに条件が異なるので、利用したい業者を選定したうえで確認してください。
信頼できる業者に依頼する
パソコン無料回収のトラブルを避けるには、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
無料という言葉だけで選ぶと、後から追加料金を請求されたり、データ消去の対応が不十分だったりする可能性があります。
安心して依頼するためには、料金や回収条件をわかりやすく公開している業者を選びましょう。
特に確認したいポイントは、以下の3つです。
- 回収条件が明確か
- 追加料金の説明があるか
- データ消去対応の有無
回収条件が明確な業者であれば、どのパソコンが無料対象なのか、どの品目が有料になるのかを事前に判断できます。
追加料金の説明があるかも大切です。
送料・出張費・作業費・データ消去費・証明書発行費など、どの費用がかかる可能性があるのかを事前に確認しましょう。
また、パソコン処分ではデータ消去対応の有無も欠かせません。
データ消去を行っているか、証明書の発行に対応しているか、自分で消去してから出す必要があるかを確認しておくと安心です。
信頼できる業者か判断しにくい場合は、口コミや実績を確認し、料金説明や対応内容がわかりやすい業者を選びましょう。
パソコンだけでなく、プリンター・モニター・デスク・椅子などもまとめて処分したい場合は、不用品回収業者に相談する方法もあります。
▼追加料金やデータ流出が不安な方は、事前見積もりで安心の業者を比較
トラブルを避けるなら不用品回収業者への依頼がおすすめ

トラブルを避けてパソコンを処分したいのであれば、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
ここでは、業者をおすすめする理由と費用相場を紹介します。
安心・安全に回収してもらえる
信頼できる不用品回収業者に依頼すれば、安心・安全に回収してもらえるのが魅力です。
パソコンのデータ削除を行っている業者もあるため、安全かつ安心して処分することができます。
また、不用品回収業者の多くはお得なパックプランを用意しており、パソコン本体だけでなく周辺機器も一緒に回収可能です。
まとめて回収してもらうと、比較的リーズナブルな費用で済みます。
パソコン以外の不用品がある場合でも、一気に回収してもらえるのが嬉しいポイントです。
業者に依頼する際の費用相場
業者に依頼する際の費用相場は、以下の通りです。
| トラック積載プラン | 目安の間取り | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
| 軽トラック積載プラン(Sパック) | 1R~1K | 15,000円〜20,000円 |
| 1.5tトラック積載プラン(Mパック) | 1DK~2DK | 30,000円~40,000円 |
| 2tトラック積載プラン(Lパック) | 2DK~2LDK | 50,000円~70,000円 |
| 4tトラック積載プラン(LLパック) | 3DK以上 | 80,000円~要見積もり |
トラック積載プランは、各種トラックに積めるだけの不用品を定額で回収してくれるお得なプランです。
パソコン本体とキーボード、細かな周辺機器であればS~Mパックで対応できるでしょう。
▼パソコンだけの単品回収を含めて見積もりをとってみよう
見積もりのコツはこちら!
パソコンを安全に捨てるなら「不用品回収受付センター」へ

今回は、パソコン無料回収のトラブル事例やトラブルを避けるポイントを紹介しました。
パソコン無料回収は便利なサービスですが、トラブルも多く見られます。
安心してパソコンを処分したい場合は、信頼できる不用品回収業者を探し、依頼するのがおすすめです。
「不用品回収受付センター」には、データの削除から対応している業者が掲載されています。
掲載されているのは、お得なパックプランの利用で周辺機器やパソコンデスクを含め、リーズナブルに回収してくれる業者ばかりです。
どの業者も信頼でき、安心して依頼できるので、ぜひチェックしてみてください。









