本記事では、船橋市の粗大ゴミの出し方について詳しく解説します。
粗大ゴミの具体的な基準や詳しい料金を紹介するほか、自治体と不用品回収業者の比較も行います。
自治体で回収していない粗大ゴミを処分したい場合や、粗大ゴミの処分を急いでいる場合は、不用品回収業者の利用も検討してみましょう。
船橋市で粗大ゴミを処理する際の料金について知りたい方、粗大ゴミの処理に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
船橋市の粗大ゴミの出し方
船橋市で粗大ゴミを処理する場合は、次の2通りの方法があります。
- 戸別収集
- 持込み
それぞれの詳しい方法について、具体的に解説します。
戸別収集の場合
船橋市では、粗大ゴミの戸別収集を行っています。
戸別収集までの主な流れは、次のとおりです。
- 「粗大ごみ受付センター」に電話で申し込む
- 指定された料金分の「粗大ごみ処理券」を取扱店で購入する
- 処理券に収集日と名前を記入し、粗大ゴミに貼り付ける
- 収集日の朝8時30分までに、指定された場所に出す
まずは粗大ごみ受付センター(047-457-4153)に電話で申し込みをします。
受付開始直後や終了前の時間帯は、電話がたいへん混み合います。
月曜日や祝休日の翌日は一日を通して混み合うため、電話がつながらないときは、少し時間を置くか、混み合う時間を避けて連絡しましょう。
申し込み時に料金や収集日を指定されます。
続いて指定された料金分の粗大ごみ処理権を、取扱店で購入しましょう。
処理券には必要事項を記載し、1点ずつ見やすいところに貼り付けます。
収集日の朝8時30分までに、玄関などの指定された場所に粗大ごみを搬出してください。
集合住宅などの場合は、一階の玄関先などが指定されます。玄関先までは自身で運び出しをする必要があるため、注意しましょう。
収集時の立ち合いは必要ありません。また、家の中までの収集は行いません。
運び出しが難しい場合は、家の中から粗大ゴミを回収してくれる不用品回収業者などを活用しましょう。
不用品回収で信頼できる業者や、業者を選ぶコツについて解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
持込みの場合
船橋市では、各事業所への粗大ごみ持ち込みも可能です。
粗大ゴミの受け入れ場所は、北部清掃工場と西浦資源リサイクル施設のみです。
南部清掃工場は可燃ごみのみの受け入れのため、注意しましょう。
粗大ゴミを受け入れている処理施設の場所や持ち込み可能な時間は、次のとおりです。
施設名 | 場所 | 電話番号 | 受付時間 |
北部清掃工場 | 大神保町1360番地1 | 047-457-5341 | 月曜日〜土曜日
午前9時〜12時 |
西浦資源リサイクル施設 | 西浦1-4-2 | 047-401-9811 | 月曜日〜土曜日
午前9時〜12時 |
なお、ごみ処理施設への持ち込み時は、市内に居住していることが確認できる書類が必要です。
事業ごみの場合は、ごみの発生場所を確認できる書類が必要なため注意しましょう。
確認できる書類は、次のとおりです。
【市民】
- 運転免許証
- 公共料金の領収書 など
【事業者】
- 社員証
- 名刺
- 個人事業主等の場合は事業者の名称及び所在地が確認できるもの など
処理施設までゴミを持ち込む場合は、処理券は貼らないでください。
船橋市の粗大ゴミの基準
船橋市の粗大ゴミの基準は、概ね20リットル以上の大きさのゴミや重量のあるゴミです。
なお、次のゴミは処理困難物とされ、船橋市では回収しないため注意しましょう。
- 耐火金庫
- 浴槽
- タイヤ
- バッテリー
- サーフボード
- コンクリート
- ブロック
- 大型木材
- 自動車部品
- スプリングマットレス(解体したものを含む)
- ピアノ、オルガンなど(電子式のものを含む)
- 太陽熱温水器 など
他、引っ越しや大掃除で大量に出るごみ、家電リサイクル法の対象品も市では収集しません。
船橋市の粗大ゴミ処理料金
船橋市の粗大ゴミ処理料金は、主に次のとおりです。
品目 | 料金 |
自転車:車輪が3輪までの物(一輪車を含む) | 370円 |
自転車:電動補助機付き | 740円 |
布団:3枚まで | 370円 |
電子レンジ | 740円 |
照明器具 | 370円 |
扇風機 | 370円 |
卓上型プリンター | 370円 |
敷物:3畳まで | 370円 |
ソファ:一人用 | 740円 |
ソファ:2人用以上 | 1,110円 |
公式サイトに記載のない品目は、次の料金で収集を行います。
重さ | 手数料 |
重さ15kg未満のもの | 370円 |
重さ15kg以上25kg未満のもの | 740円 |
重さ25kg以上35kg未満のもの | 1,110円 |
重さ35kg以上のもの | 1,480円 |
料金は電話申し込み時に確定するため、電話連絡の前に重さを計測しておくと良いでしょう。
粗大ゴミ処理に関する自治体と不用品回収業者の比較
粗大ゴミの処理は、自治体での回収以外にも方法があります。
不用品回収業者に依頼すると、家電リサイクル法で定められている粗大ゴミや、引っ越し時に発生する一時多量ごみの処理も依頼できます。
主な違いは次のとおりです。
自治体 | 不用品回収業者 | |
処理できるもの | 限られている | ほぼOK |
費用 | 安い | やや高い・数が多いほど安い |
引っ越しなどの大量のゴミ | 受け入れ不可 | 受け入れ可能 |
回収日 | 定められている | 最短即日・深夜早朝可能 |
搬出 | 自身で行う | サービス |
それぞれの処理における詳しい特徴について、具体的に解説します。
自治体による処理の特徴
自治体に処理を依頼する場合の特徴は、次のとおりです。
- 回収日が決まっている
- 搬出は自身で行う必要がある
- 持込みには自身で車両を用意する
自治体による処理の場合、回収日が定められています。
回収日は電話受付の際に指定されるため、自身での指定はできません。
タイミングによっては、回収までに時間がかかる場合があります。
そのため、すぐに処理したい場合は処理施設への持ち込みや、業者への依頼がおすすめです。
また、玄関先など指定された場所までの搬出は、自分で行わなければなりません。
自治体では、部屋の中からの搬出作業は行っていません。
自身での搬出が難しい粗大ゴミは、自治体に処理を依頼できないため注意しましょう。
持ち込む際には自身で車両を用意し、処理施設まで運搬する必要があります。
自治体への粗大ゴミ処理の依頼は、費用は安価ですが手間がかかる方法ともいえるでしょう。
不用品回収業者の特徴
不用品回収業者に処理を依頼する場合の特徴は、次のとおりです。
- すぐに処分できる
- 粗大ゴミをまとめて処分できる
- 分別や処理券の購入が不要
不用品回収業者に依頼すると、最短即日での粗大ゴミ処理が可能です。
そのため、粗大ゴミの処理を急いでいる方にもおすすめです。
また、引っ越し時や遺品整理時に出た大量のゴミも、まとめて処理を依頼できます。
自治体では一時多量ごみを受け入れておらず、そもそも依頼ができません。
不用品回収業者に依頼すると、分別や処理券の購入などの手間も必要ないため、より手軽に粗大ゴミを処理できます。
業者によってはトラックのせ放題プランなどもあり、お得に粗大ゴミを処理できるケースもあるでしょう。
トラックのせ放題と単品回収の比較やパック料金の選び方について解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
船橋市で粗大ゴミを処理する場合は「不用品回収受付センター」へ
本記事では、船橋市の粗大ゴミの出し方について解説しました。
粗大ゴミは戸別収集や持ち込みが可能ですが、家電リサイクル法で定められた品目や大量のゴミなどは、船橋市では受け入れていません。
回収までに時間がかかったり、玄関先まで自身で運搬したりすることが煩わしい場合は、不用品回収業者に依頼しましょう。
不用品回収業者に依頼すると、最短即日で粗大ゴミの処理を依頼できるほか、運び出しも任せることができて非常に便利です。
粗大ゴミの処分に困っている方は、ぜひ「不用品回収受付センター」で無料見積もりを受けてみてください。