本記事では、流山市の粗大ゴミの出し方について解説します。
流山市では、回収できる粗大ゴミの大きさや種類が厳密に決められています。
自治体で回収していない粗大ゴミもあるため、注意しましょう。
流山市で回収していない粗大ゴミは、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
不用品回収業者に依頼するメリットについても、あわせて紹介します。
粗大ゴミの処分方法に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
流山市の粗大ゴミの出し方
流山市で粗大ゴミを出す方法は、主に次の2通りです。
- 戸別収集を予約する方法
- クリーンセンターに直接持ち込む方法
それぞれの詳しい出し方について、具体的に解説します。
戸別収集を予約する方法
流山市では、戸別収集で粗大ゴミの回収を行っています。
詳しい方法は次のとおりです。
- クリーンセンターへ電話予約をする
- 粗大ゴミ処理券を購入する
- 粗大ゴミ処理券を、処理したい粗大ゴミに貼り付ける
- 指定された日の午前8時30分までに、指定場所に排出する
まずは、クリーンセンター(電話:04-7157-7411)に電話で予約をします。
事前に粗大ゴミの品目や数量を確認しておくと、よりスムーズに予約ができます。
電話で受付する際に、粗大ゴミ処理券の必要枚数や回収日、排出場所が伝えられます。
回収日は指定されるため、自身で選ぶことができません。
排出場所は、基本的に自宅敷地内の玄関先や駐車場です。
アパートやマンションの2階以上にお住まいの方は、1階のエントランスや玄関先に運び出す必要があります。
建物の中への立ち入りは行っておらず、排出場所までは自分自身で運搬する必要があるため、覚えておきましょう。
粗大ゴミ処理券の必要枚数が確定したら、「粗大ゴミ処理券販売所」で購入します。
粗大ゴミ1点につき、処理券が1枚必要です。
処理券を購入したら、予約時に伝えられた受付番号を1枚1枚に記入し、排出したい粗大ゴミの見やすい場所に貼り付けます。
裏面がシールになっているため、はがれないようきっちりと貼り付けてください。
なお、電話で予約をしていても、粗大ゴミに処理券が貼り付けられていない場合は収集不可です。
粗大ゴミに処理券を貼り付けたら、指定日の朝8時30分までに、玄関先などに排出します。
指定された場所以外に置かれた粗大ゴミは回収できないため、注意しましょう。
クリーンセンターに直接持ち込む方法
流山市では、クリーンセンターへの粗大ゴミの持ち込みも可能です。
詳しい手順は次のとおりです。
- クリーンセンターに粗大ゴミを持ち込む
- 計量所にて、粗大ゴミの総重量を計量する
- 指定された場所に粗大ゴミを降ろす
- 空車重量を軽量する
- 処理手数料を支払う
自家用車などで、クリーンセンターに直接粗大ゴミを持ち込みます。
なお、曜日や時間帯によっては混雑も予想されるため、時間に余裕を持って持ち込みましょう。
クリーンセンターに持ち込んだ粗大ゴミは、軽量所にて車ごと計量します。
続いて指定された場所に、自身で粗大ゴミを降ろします。
粗大ゴミを降ろしたあと、再び車の重さを計量して粗大ゴミの重さを量ります。
降ろした粗大ゴミの重さを計算し、必要な料金を支払いましょう。
処理手数料は、10kgにつき300円です。
集積所に出せる家庭ごみをクリーンセンターに持ち込む場合も、重量により有料です。
家庭ごみはなるべく集積所に排出するよう心がけましょう。
流山市で回収している粗大ゴミ
流山市では、回収できる粗大ゴミの大きさや種類が厳密に定められています。
流山市で回収できる粗大ゴミは、一般家庭において不用となったもののうち、次の条件に当てはまるもののみです。
- 一辺が50cm以上の木製品類
- 一辺が1m以上の家庭電気製品類、金属製品類プラスチック製品類およびそれらの混成製品品目
- 粗大ゴミ指定品目(大きさにかかわらず粗大ゴミとなるもの)
一辺が50cm未満の木製品目や、一辺が1m未満の家庭電気製品類、金属製品類プラスチック製品類およびそれらの混成製品品目は、家庭ゴミなどとして排出します。
金属製品類は、資源回収として排出できる品目もあります。
大きさに関わらず粗大ゴミとなる「粗大ゴミ指定品目」の一例は、次のとおりです。
- ベッド
- 布団類
- カーペット
- 机やテーブル類
- 椅子やソファー類
- タンス
- 2口以上のガスコンロ
- 自転車
上記のものは家庭ゴミ集積所に排出しても回収されないため、手順に沿って粗大ゴミとして排出しましょう。
粗大ゴミ処理券の購入方法・値段
戸別収集で粗大ゴミの処理を依頼する場合は、収集日までに粗大ゴミ処理券を購入する必要があります。
なお、直接クリーンセンターに持ち込む場合は、粗大ゴミ処理券を購入する必要はありません。
粗大ゴミの処理券を販売している場所は、主に次のとおりです。
- 市役所や出張所
- 公民館
- 福祉会館
- クリーンセンター
- 森のまちエコセンター
- 小売店、コンビニエンスストア
市役所や公民館のほか、流山市内の小売店やコンビニエンスストアでも購入可能です。
ただし市境のコンビニエンスストアなどでは、他の自治体の粗大ゴミ処理券も販売されていることがあるため、必ず「流山市の粗大ゴミ処理券」を購入したい旨を伝えましょう。
粗大ゴミ処理券は、粗大ゴミの種類や大きさに関わらず、1点あたり1,100円(税込)です。
流山市で粗大ゴミを排出する際の注意点
流山市で粗大ゴミを処分する際の注意点は、主に次のとおりです。
- 粗大ゴミとして出せないものがある
- 持ち込み時は混み合うことがある
それぞれの注意点について、具体的に解説します。
粗大ゴミとして出せないものがある
流山市では、粗大ゴミとして回収していない品目もあります。
主な回収不可品目は、次のとおりです。
- 家電リサイクル法対象製品
- 自治体での処分が難しいもの
家電リサイクル法対象製品は、エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機です。
これらの家電は、購入店や買い替え店に引き取りを依頼したり、不用品回収業者に依頼したりする方法があります。
また、パソコンも流山市では処理ができないため、粗大ゴミとして排出しないようにしましょう。
その他、有害なものや毒性のあるもの、著しく処理が困難なものも、流山市では回収をしていません。
自治体での処分ができないものの例は、次のとおりです。
- 著しく大きなものや重いもの
- 新築や増改築に伴う廃材、燃え殻など
- ブロック、レンガ、土砂など
- ピアノ、電子ピアノ、エレクトーン
- オートバイ
- 車のタイヤ
- 消化器、ガスボンベ
- 医薬品、薬剤、医療器具
上記のものは、少量でも処理ができません。
なお、ガスライターやスプレー缶、蛍光灯などの割れもの、カミソリや包丁などは、有害危険ゴミとして指定の日に集積所へ排出しましょう。
排出したい粗大ゴミが回収できるかどうか不明な場合は、クリーンセンターに問い合わせてください。
持ち込み時は混み合うことがある
クリーンセンターへ粗大ゴミを持ち込む場合は、なるべく混雑する時間帯を避けましょう。
土曜日や年末年始、年度末などは混み合いやすく、処分までに時間がかかる可能性があります。
クリーンセンターでの粗大ゴミ持ち込み受付日時は次のとおりです。
- 月曜日から土曜日(日曜日除く)
- 午前8時30分から午前11時40分、午後1時から午後4時15分まで
受付時間の締切直前に持ち込むと、処理を受け付けられない場合もあります。
また、受付時間前の待機もなるべく避けましょう。
混み合う時間帯は時間に余裕を持って運ぶか、空いている別の日に運び入れるようにしましょう。
粗大ゴミの回収を不用品回収業者に依頼するメリット
粗大ゴミの回収は、不用品回収業者に依頼する方法もあります。
不用品回収業者に粗大ゴミの回収を依頼する主なメリットは、次のとおりです。
- 粗大ゴミの量が多いほどお得
- 運び出しを依頼できる
- 深夜や早朝・即日の回収が可能な業者もある
それぞれのメリットについて、具体的に解説します。
粗大ゴミの量が多いほどお得
自治体では、粗大ゴミの量があまりにも多い場合、回収を受け付けられないことがあります。
流山市では粗大ゴミ1点あたり1,100円(税込)の料金が発生します。
他の自治体よりも高額であり、粗大ゴミの量が多くなるとさらに割高になるため注意が必要です。
不用品回収業者は、引っ越しゴミや遺品整理などで発生した大量の粗大ゴミを処理する際におすすめです。
業者によってはトラックに積み込み放題のものもあるため、大量の粗大ゴミをまとめて処分したい場合は、不用品回収業者に依頼するとよいでしょう。
引越しなどで大量の粗大ゴミが発生した場合は、次の記事も参考にしてみてください。
運び出しを依頼できる
流山市に粗大ゴミの処理を依頼する場合、玄関などへ運び出したり、クリーンセンターに直接持ち込んだりする必要があります。
重い粗大ゴミや大きな粗大ゴミは、排出までに手間がかかることもあるでしょう。
不用品回収業者に依頼すると、自宅からの運搬を依頼できることもあります。
そのため、自身での運び出しが困難な場合は、不用品回収業者に依頼するとよいでしょう。
深夜や早朝・即日の回収が可能な業者もある
流山市に粗大ゴミの回収を依頼する場合、指定された回収日が先の日程になることもあります。
すぐに粗大ゴミを処分したい場合、即日で回収を依頼できる不用品回収業者がおすすめです。
深夜や早朝の回収を依頼できる業者もあるため、急いでいる方や時間がない方に向いています。
粗大ゴミの回収が即日できる業者を解説しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
引っ越しゴミや流山市で回収していない粗大ゴミは「不用品回収受付センター」へ
本記事では、流山市の粗大ゴミの出し方を解説しました。
流山市では戸別収集やクリーンセンターでの回収で粗大ゴミを処理できます。
しかし種類によっては回収していないものもあったり、玄関先やクリーンセンターまで運び出したりする手間がかかります。
多量の粗大ゴミを処分したい場合、急いで粗大ゴミを処分したい場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。
「不用品回収受付センター」では無料の見積もりも行っているため、ぜひ利用してみてください。