本記事では、八千代市の粗大ゴミの出し方について解説します。
八千代市では戸別収集のほか、清掃センターでの受付も行っています。粗大ゴミの処理手数料は品目によって異なるため、事前に必ず確認しましょう。
また、八千代市では回収していない粗大ゴミもあります。自治体で処理できない粗大ゴミは、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
多量のゴミが発生した場合、引っ越しなどの際は、ぜひ不用品回収業者を活用してみましょう。
八千代市の粗大ゴミの出し方
八千代市の粗大ゴミの出し方は、次の2通りです。
- 収集を依頼する
- 清掃センターへ直接持ち込む
それぞれの詳しい方法について、具体的に解説します。
収集を依頼する
八千代市では、粗大ゴミの戸別収集を行っています。
具体的な手順は、次のとおりです。
- 粗大ゴミの数量や大きさを確認する
- 粗大ゴミ受付専用電話に連絡をする
- 粗大ゴミ処理券を購入する
- 粗大ゴミ処理券に必要事項を記入する
- 収集日当日に指定場所へ排出する
八千代市での粗大ゴミの収集は、収集日までに1週間前後かかります。
そのため、時間に余裕を持って申し込むよう心がけてください。
なお、引っ越し直前の申し込みは受付できないため、不用品回収業者への依頼など、別の方法を検討しましょう。
まずは、排出したい粗大ゴミの数量や大きさを確認します。
大きさは縦×横×高さの寸法を電話で聞かれるため、長さを測っておきましょう。
詳しい申し込み方法は、後ほど解説します。
収集の申し込みは1回につき10点まで可能ですが、大きさ次第では何度かに分けることを指示される場合があります。
寸法を計測したら、粗大ゴミ受付専用電話へ連絡します。
収集日までに、電話で指定された金額分の粗大ゴミ処理券を購入する必要があります。
粗大ゴミ処理券は1枚300円で、処理手数料は大きさや重量に応じて300円、600円、900円の3段階です。
購入した粗大ゴミ処理券には、収集日、受付番号、氏名を記入します。
粗大ゴミ1点ずつに、必要な金額の粗大ゴミ処理券を過不足なく貼り付けましょう。
指定された日の朝8時30分までに、玄関先などの指定された場所に排出します。
申し込みした品目や点数と、排出されているものが異なる場合は収集できないため、注意しましょう。
清掃センターへ直接持ち込む
八千代市では、粗大ゴミを清掃センターへ直接持ち込むことが可能です。
詳しい手順は次のとおりです。
- 廃棄物処分申請書に記入する
- 受付窓口に書類を提出する
- 指定された場所に粗大ゴミを搬入する
- 粗大ゴミの処理手数料を支払う
まずは、粗大ゴミの持ち込みに必要な「廃棄物処分申請書」を入手します。
廃棄物処分申請書は市役所2階のクリーン推進課、清掃センター、支所・連絡所の窓口で入手できます。
必要事項を記入し、市内在住であることを確認できる書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)を持参します。
粗大ゴミを自家用車などに載せ、清掃センターの窓口で必要書類を提出します。
書類に不備がある場合は時間がかかり、さらに書類が揃っていない場合は受付ができないことがあるため、必ず事前に確認しましょう。
書類が受理されたら、職員の誘導に従って自身で粗大ゴミを降ろします。
粗大ゴミを降ろし終わったら、粗大ゴミ処理手数料を支払います。
持ち込みの場合は粗大ゴミ処理券は利用できず、現金での支払いになるため注意しましょう。
清掃センターの持ち込み可能日時は、次のとおりです。
- 受付日:月曜日〜金曜日および第3土曜日(祝日・年末年始を除く)
- 受付時間:午前8時30分〜11時40分、午後1時〜4時
粗大ゴミ回収の申し込み方法
粗大ゴミの回収依頼は、粗大ゴミ受付専用電話で受け付けています。
連絡先は次のとおりです。
- 受付専用電話:047-483-4506
- 受付日時:月〜金曜日(祝日・年末年始を除く)の午前9時〜午後4時30分
なお、休み明けや受付開始直後は電話が混み合い、繋がりにくい場合があります。
電話が繋がりにくい場合は、時間を置いてかけ直しましょう。
電話で、住所、氏名、電話番号、粗大ゴミの品目、点数、寸法を伝えます。
収集日、必要な粗大ゴミ処理券の金額、排出場所を伝えられるため、覚えておきましょう。
申し込みの品目に変更がある場合、追加、キャンセルなど内容に変更がある場合は、必ず収集日の2営業日前までに受付専用電話へ連絡してください。
八千代市の粗大ゴミの基準
八千代市では、粗大ゴミの基準を明確に定めています。
八千代市で回収する粗大ゴミは、20リットル用の市指定ごみ袋の口が結べない、または、袋からはみ出す大きさのゴミです。
ただし以下のものは、材質により可燃ゴミまたは不燃ゴミとして排出できます。
- 蛍光管
- 傘
- バット、ラケット、ゲートボールスティックなど
- 杖
- 電動式灯油ポンプ
- 空気入れ
- 突っ張り棒
- 園芸用支柱 、剪定はさみなど
- 棒状清掃用具
上記は、袋からはみ出しても粗大ゴミにならない例外品です。
なお杖、灯油ポンプ、空気入れ、突っ張り棒、剪定はさみ、清掃用具に関しては、長さ 100 cm以下のもののみが粗大ゴミとして受け入れられます。
【料金表】八千代市の粗大ゴミ処理手数料
八千代市では、粗大ゴミの品目ごとに処理手数料が異なります。
主な品目の処理手数料は、次のとおりです。
品目 | 処理手数料 |
ガステーブル・ガスコンロ(15kg以下のもの) | 300円 |
ガステーブル・ガスコンロ(15kg以上30kg以下のもの) | 600円 |
ガステーブル・ガスコンロ(30kg以上のもの) | 900円 |
椅子(1人用) | 300円 |
椅子(2人用) | 600円 |
椅子(3人以上) | 900円 |
布団・電気毛布(2枚まで) | 300円 |
ベッド(電動ベッド、介護用ベッド、スプリング入りマットレスは、市では処理不可) | 900円 |
三輪車(子供用) | 300円 |
自転車 | 600円 |
ベビーカー | 300円 |
枝・幹・その他の木長さが150cm以下で 直径20cm以下のもの(1束(束の直径30cm以下)) |
300円 |
公式サイトに品目が記載されていない粗大ゴミのうち、重量が15kg以下のものは300円、重量が15kgを超え30kg以下のものは600円、重量が30kgを超えるものは900円の処理手数料が発生します。
清掃センターで処理できない粗大ゴミ
八千代市の清掃センターでは、処理できない粗大ゴミもあります。
自治体で処理できない粗大ゴミは、主に次のとおりです。
- 家電リサイクル法の対象家電
- パソコン
- 自動車やバイク
- 消化器
- 八千代市で処理が困難なもの
- 引っ越しゴミなどの一時多量ゴミ
それぞれの粗大ゴミについて、具体的に解説します。
家電リサイクル法の対象家電
家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)の対象品目は、自治体では回収していません。
対象品目は次のとおりです。
- テレビ(ブラウン管式・液晶式・プラズマ式・有機EL式)
- エアコン
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・衣類乾燥機
上記の4品目は購入店、または買い替え先の販売店に回収を依頼するか、不用品回収業者を利用しましょう。
家電リサイクルの料金については、次の記事も参考にしてみてください。
パソコン
パソコン(ノート型・デスクトップ型本体・ディスプレイ)は、資源有効利用促進法の対象品目です。
これらの品目は自治体で回収していないため、購入店への依頼や不用品回収業者を利用して処分しましょう。
なお、パソコンの付属品であるプリンターやスキャナー、ワープロ、ワークステーション、サーバーは対象外です。
上記は粗大ゴミ、または不燃ゴミとして収集可能です。
自動車やバイク
自動車や自動車のパーツは、自動車リサイクル法の対象品目です。
また、原動機付自転車、軽二輪、小型二輪は二輪車リサイクルシステムの対象品目のため、八千代市では回収していません。
自動車やバイクを処分したい場合は、廃棄取扱店に相談したり、不用品回収業者の見積もりを利用したりして、なるべく費用をかけずに処分しましょう。
消化器
不用になった消化器は、メーカー団体がリサイクルしています。
消化器は販売店の特定窓口にて、有料回収を行っています。
出し方は次の「市内特定窓口」または「消火器リサイクル推進センター」に問い合わせてみてください。
- 有限会社 新衛設備
- 株式会社 ジョイフル本田八千代店
- 有限会社 ザオー消防設備
- 株式会社 八千代防災設備
八千代市で処理が困難なもの
危険物や有害なものなど、八千代市での処理が困難なものは粗大ゴミとして回収していません。
八千代市での処理が困難なものの例は、次のとおりです。
- 一辺が200cmを超えるもの
- 著しく重い、大きいもの
- 建築設備などの設置工事を伴うもの
- 危険物
- 構造上処理が難しいもの
- 土砂など
一辺が200cmを超えるもののうち、カーテンレール、物干しざお、じゅうたん、カーペットなどは除きます。
また、著しく重いもの、大きいものは、0.5坪超の大型物置・重量が50kgを超えるものが対象です。
なお、清掃センターに直接持ち込む場合は処分可能なものもあるため、詳しくは問い合わせてみてください。
洗面台や浴槽、流し台などの設置工事を伴うものは、粗大ゴミとして排出できません。
薬品やガソリン、灯油などの危険物は、必ず然るべき処理をして正しく処理しましょう。
構造上、八千代市での処理が困難なものは主に次のとおりです。
- スプリング入りのベットマットレス
- ピアノ
- 電子オルガン
- タイヤ
- 大型健康器具(マッサージチェアなど)
- オイルヒーター
上記のものは家庭で不用なものとして排出されがちですが、八千代市では回収しません。
また、石や砂、土砂なども回収していないため、清掃センターに持ち込まないよう注意しましょう。
引っ越しゴミなどの一時多量ゴミ
引っ越しや大掃除、遺品整理などに伴い多量に発生したゴミは、粗大ゴミとして回収したり、集積場所に出したりできません。
一時多量ゴミの処分方法は、主に次のとおりです。
- 清掃センターに事前連絡して持ち込む
- 不用品回収業者に依頼する
なお、内容によっては清掃センターで受付できない場合もあります。
不用品回収業者に依頼を検討している方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
八千代市で処理できない粗大ゴミや多量ゴミは「不用品回収受付センター」へ
本記事では、八千代市の粗大ゴミの出し方について解説しました。
八千代市では回収していない粗大ゴミもあるため、まとめて粗大ゴミを出したい方は不用品回収業者の利用がおすすめです。
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