本記事では、大和市の粗大ゴミの出し方について詳しく解説します。
「粗大ゴミを処分したい」と思っていても、正しい出し方や各自治体のルールが分からないと、面倒に感じる方も多いでしょう。
そこで今回は、神奈川県大和市に焦点をあてて粗大ゴミの出し方をまとめました。
それぞれの捨て方の注意点や手順、手軽に処分する方法なども紹介します。
大和市で粗大ゴミ処分にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
大和市の粗大ゴミの出し方
大和市の粗大ゴミの出し方は、以下の3つです。
- 戸別回収
- 環境管理センターへの持ち込み
- 不用品回収業者への依頼
それぞれの内容を詳しく解説します。
1.戸別回収
1つ目の出し方は、戸別回収です。
大和市では事前に申し込みを行うことで、自宅付近まで粗大ゴミを回収しに来てもらえます。
ただし、戸別回収は家の中に引き取りに来るわけではないため、指定の場所まで自分で粗大ゴミを運ばなければなりません。
また、1回に収集できるのは10点までなどの制限も設けられています。
2.環境管理センターへの持ち込み
2つ目の出し方は、環境管理センターへの持ち込みです。
持ち込みをする場合は、自家用車で環境管理センターまで粗大ゴミを運び、受付をした上で処分してもらいます。
戸別回収と同様、自分で運び出す必要があるのでケガや事故に注意しましょう。
3.不用品回収業者への依頼
3つ目の出し方は、不用品回収業者への依頼です。
「自分では運び出せない」「粗大ゴミの出し方がイマイチ分からない」などといった場合は、不用品回収業者への依頼を検討しましょう。
プロの業者であれば、粗大ゴミの運び出しから積み込み、運搬まで全て一括して行ってくれます。
自分で運んだり、車に積み込んだりする必要が一切ないので、女性や年配の方にもおすすめの処分方法です。
大和市でおすすめの業者については、以下の記事で詳しく解説しています。
大和市で粗大ゴミを出す手順
ここでは、大和市で粗大ゴミを出す手順を解説します。
戸別回収、持ち込みとそれぞれの手順を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
戸別回収の場合
戸別回収の場合の手順は、以下の通りです。
- 電話または電子による申し込みを行う
- 品名・品物の大きさ・数量を確認する
- 「粗大ごみ証紙」を必要枚数購入する
- 「粗大ごみ証紙」を粗大ゴミに貼り付ける
- 自宅敷地内の排出場所を確認して出す
電話またはインターネットで申し込みを行った後、「粗大ごみ証紙」を用意して排出場所に粗大ゴミを出します。
収集の際に「粗大ごみ証紙」が剥がれている場合は、裏紙を確認するケースがあるので、収集が完了するまでは保管しておくのがおすすめです。
また、高齢者など自分での運び出しが困難な場合は、市の職員が運び出してくれるケースもあります。
65歳以上の高齢者や身体に障害(1級または2級)のある方が利用できる制度なので、該当する場合は申し込みの際に確認しましょう。
環境管理センターへの持ち込みの場合
環境管理センターへ持ち込みする場合の手順は、以下の通りです。
- 透明・半透明のビニール袋に入れる
- 環境管理センターに持ち込む
- 現金で手数料を支払って処分する
環境管理センターでは、不燃ゴミ・燃えるゴミ・粗大ゴミの持ち込みを受け付けています。
持ち込み可能日は日曜日以外となりますが、土曜日のみ事前予約が必要です。
受付時間は午前中が8時30分~11時30分、午後は13時~16時となっています。
それぞれのゴミを分別し、袋にまとめて持ち込むことで回収してもらえますが、混雑が予想されるケースもあるので可能な限り戸別回収などを利用しましょう。
大和市の粗大ゴミの出し方に関する注意点
大和市の粗大ゴミの出し方に関する注意点は、以下の通りです。
- 粗大ゴミはおおむね長さ50cm以上のもの
- 回収不可なものもある
- 持ち込みの際は分別が必要になる
- 持ち込みは家庭用乗用車で行う
- 第三者による持ち込みは事前連絡が必要になる
事前に注意点を確認し、スムーズに粗大ゴミが処分できるようにしましょう。
粗大ゴミはおおむね長さ50cm以上のもの
大和市の粗大ゴミは、「おおむね長さ50cm以上のもの」と定められています。
また、40リットルの有料指定ゴミ袋に入らないものも粗大ゴミです。
家庭用オルガンや電子ピアノ、スチール製物置やソファーなどは「大型粗大ゴミ」となるため、粗大ゴミよりも手数料が高くなります。
回収不可なものもある
大和市では、以下のようなものは回収していません。
- 業務用機器
- 木材などの建設廃材等
- 処理困難物
- 産業廃棄物
- パソコン
- オートバイ
- 家電リサイクル品
産業廃棄物やテレビを含む家電リサイクル品など、市で回収を行っていないゴミについては、専門の業者に依頼する必要があります。
不用品回収業者であれば、粗大ゴミを含む幅広いゴミを一気に回収してもらうことが可能です。
持ち込みの際は分別が必要になる
環境管理センターでは、不燃ゴミ・燃えるゴミ・粗大ゴミの持ち込みを受け付けていますが、分別が必要です。
一気に処分できるからといって、同じ袋にまとめて持っていくと断られるので注意しましょう。
粗大ゴミは袋に入れる必要はありませんが、不燃ゴミや燃えるゴミは分別した上で、それぞれ別の袋に入れて持ち込みます。
持ち込みは家庭用乗用車で行う
持ち込みの際は、必ず家庭用乗用車を使用してください。
大和市では、オートバイや自転車による持ち込みは一切受け付けていません。
事業用の車での持ち込みも禁止なので、十分に注意しましょう。
第三者による持ち込みは事前連絡が必要になる
大和市で粗大ゴミを処分する場合、市内に住む本人が持っていかなければなりません。
第三者が持ち込む場合は、必ず事前に連絡をして可能かどうか確認しましょう。
大和市の粗大ゴミ処分にかかる料金
ここでは、大和市の粗大ゴミ処分にかかる料金について見ていきましょう。
戸別回収にかかる料金
まずは、戸別回収にかかる料金を解説します。
品目ごとの料金表
大和市では、粗大ゴミが「粗大ゴミ」と「大型粗大ゴミ」の2種類に区分されます。
手数料は、粗大ゴミは1個500円(粗大ごみ証紙1枚)、大型粗大ゴミは1個1,000円(粗大ごみ証紙2枚)です。
布団や自転車は粗大ゴミ、マットレス付きベッドやソファなどは大型粗大ゴミに該当します。
詳しい分類については、よくある質問に記載しているので、ぜひそちらもあわせて参考にしてみてください。
「粗大ごみ証紙」が購入できる場所
「粗大ごみ証紙」は、セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートなどのコンビニやスーパーなどで販売しています。
市内のコンビニなどで証紙を購入し、ゴミに貼り付けるなどして出しましょう。
たくさんの場所で販売されているので、近くに販売場所がないか確認してみてください。
持ち込みの際にかかる料金
持ち込みの際にかかる料金は、10kgごとに200円です。
環境管理センターに持ち込んだ際に受付などで支払い、ゴミを搬入してください。
手数料の支払いは、基本的に現金となります。
クレジットカードや電子マネーは使えない可能性があるので、現金を用意した上で持ち込みましょう。
大和市で粗大ゴミの出し方が分からないときは不用品回収業者へ相談
大和市で粗大ゴミの出し方が分からないときは、不用品回収業者への相談がおすすめです。
ここでは、不用品回収業者に依頼するメリットとともに、自治体回収と比較してどちらがお得なのか解説します。
不用品回収業者に依頼するメリット
不用品回収業者に依頼するメリットは、以下の通りです。
- 自治体回収で難しい不用品も回収してもらえる
- 分別や搬出作業が必要ない
- 短時間でまとめて回収してもらえる
- 環境に配慮した処分を依頼できる
- 即日回収や深夜早朝の対応ができる
自治体の粗大ゴミ回収では、収集サイズ・重量・種類などの制限があり、回収できないものも多くあります。
一方、不用品回収業者は許可を得た専門業者であるため、自治体では回収できない不用品でも回収可能です。
また、不用品回収業者は不用品の分別や搬出作業もすべて行ってくれるので、自分で作業をする必要は一切ありません。
リユース・リサイクルを徹底している業者であれば、環境に配慮した処分ができるのもメリットです。
さらに、即日回収や深夜早朝の対応ができるので、引っ越しや忙しいとき、どうしてもすぐに手放したいときにもおすすめです。
不用品回収業者と自治体どっちがお得?
不用品回収業者に依頼した場合の費用は、以下の通りです。
トラックのせ放題プラン | 目安の間取り | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
軽トラックのせ放題プラン | 1R~1K | 15,000円〜20,000円 |
1.5tトラックのせ放題プラン | 1DK~2DK | 30,000円~40,000円 |
2tトラックのせ放題プラン | 2DK~2LDK | 50,000円~70,000円 |
4tトラックのせ放題プラン | 3DK以上 | 80,000円~要見積もり |
費用だけを比較すると、不用品回収業者の方が高いように見えますが、運び出しや分別の手間を考えると業者の方がコスパは高いと言えます。
また、粗大ゴミ以外の不用品も一気に回収してくれるので、短時間で片付けたい方にもおすすめです。
単品のみや運び出しが簡単な粗大ゴミであれば、自治体を利用した方が安い可能性もありますが、量が多かったり重いゴミがあったりする場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。
業者と自治体、どちらがお得なのか詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事もあわせて参考にしてみてください。
大和市の粗大ゴミ処分は「不用品回収受付センター」へ
今回は、大和市の粗大ゴミの出し方を紹介しました。
大和市では戸別回収と持ち込み、2種類の粗大ゴミの捨て方がありますが、どちらもルールを守って捨てなければなりません。
今すぐ手軽に粗大ゴミを捨てたい場合は、不用品回収業者への相談がおすすめです。
依頼先に迷った際は、「不用品回収受付センター」をチェックしてみてください。
サイト内には信頼できる業者が多数掲載されており、出張・見積もり・キャンセル料が無料の業者もたくさんあります。
また、どの業者も経験や実績が豊富なので安心して作業を任せられます。
粗大ゴミだけでなく、家電リサイクル品や市では回収できないゴミの処分が可能な業者も多々あるので、ぜひ一度ご相談ください。