本記事では、藤沢市の大型ゴミの出し方について解説します。

藤沢市では粗大ゴミを大型ゴミと呼び、「大型ゴミ」「特別大型ゴミ」に分けられます。

大型ゴミを出す際のルールや詳しい分類方法についても、あわせて紹介します。

基本的には戸別回収を推奨しており、やむを得ない場合のみ持ち込み可能ですが、品目によっては収集不可のものもあります。

藤沢市で収集できないものは、不用品回収業者に収集を依頼しましょう。

藤沢市では「粗大ゴミ」を「大型ゴミ」と呼ぶ

藤沢市では「粗大ゴミ」を「大型ゴミ」と呼ぶ

藤沢市では、一般的に粗大ゴミと呼ばれる大きさのゴミを「大型ゴミ」呼びます。

大型ゴミは1辺または長さが50cm以上、2m未満のゴミです。

大型ゴミと特別大型ゴミがある

藤沢市では、大きなサイズのゴミを「大型ゴミ」「特別大型ゴミ」の2つに分類しています。

大型ゴミの処分はは1点・1束・1組につき、500円の納付券が必要です。

特別大型ゴミの場合、1点あたり1,000円かかります。

大型ゴミの中でも、特定の16品目は「特別大型ゴミ」に分類されます。

詳しい品目は後ほど紹介します。

藤沢市の粗大ゴミの出し方

藤沢市の粗大ゴミの出し方

藤沢市の粗大ゴミの出し方は、次の2通りです。

  • 戸別回収
  • 持ち込み

ただし、基本的には戸別回収が推奨されており、やむを得ない場合のみ持ち込みを承っています。

それぞれの方法について、具体的に解説します。

戸別回収を推奨

藤沢市では、大型ゴミと特別大型ゴミの戸別収集をしています。

詳しい戸別収集の方法は、次のとおりです。

  1. 収集の予約をする
  2. 大型ゴミ納付券を購入する
  3. 名前を書き、納付券をゴミに貼り付ける
  4. 収集日に指定された場所に出す

まずは、電話やFAX、またはインターネットで収集予約をします。

  • 電話番号:0466-23-5301
  • FAX番号:0466-26-7684
  • 受付時間:平日8時30分から12時00分、13時00分から17時00分

予約時に、大型ゴミの処理手数料の確認が行われます。

大型ごみ1点・1束・1組につき、500円の納付券(シール)を大型ごみ処理手数料納付券取扱店で購入しましょう。

納付券に名前と受付番号を記入し、大型ごみに貼り付けてください。

 

なお特別大型ごみの場合は、1点・1束・1組につき500円の納付券(シール)を2枚貼ります。

収集日当日、指定された場所に出してください。

やむを得ない場合は持ち込みも可能

藤沢市では、基本的に大型ゴミの持ち込みを受け入れていません

災害などで臨時に発生した場合以外は、施設への持ち込みは行わないようにしましょう。

やむを得ず施設へ持ち込む場合は、受付時間を守ってください。

  • 平日の受付時間:9時から12時、13時から16時
  • 祝日の受付時間:9時から12時

なお、土曜日、日曜日、年末年始は受け付けていません。

大型ゴミの受け入れ料金は、戸別収集と同じく1点・1束・1組あたり500円、特別大型ゴミは1,000円です。

藤沢市で粗大ゴミを出す際のルール

藤沢市で粗大ゴミを出す際のルール

藤沢市では、大型ゴミ・特別大型ゴミのルールが明確に定められています。

個数の数え方や分類される品目のほか、例外として不燃ゴミ扱いになるもの、大型ゴミ扱いになるものについても解説します。

個数の数え方

大型ゴミの数え方は、原則1個1点です。ただし、例外もあります。

次のものは、複数枚を1点として数えることがあります。

  • 布団類(3枚まで1点)
  • 可燃系ジュータン・カーペット類(1枚1点、3畳以下は2枚まで1点)
  • 不燃系カーペット類(1枚1点、3畳以下は2枚まで1点)
  • ござ類(1枚1点、3畳以下は2枚まで1点)
  • シート類(3畳以下は2枚まで1点)
  • 網戸(3枚まで1点)
  • 障子、ふすま及びラティス(2枚まで1点)
  • システム畳(2枚まで1点)
  • トタン板(5枚まで1点、樹脂製含む)
  • ソファーカバー及びチェアカバー(3枚まで1点)
  • カーシートカバー(1台分まで1点)
  • 衣装箱及びファンシーケース(3個まで1点、プラスチック製は除く)
  • 物干し竿(5本まで1点)

なお3畳以下の可燃系カーペット、不燃系カーペットのセットは可能ですが、石名坂環境事業所では可燃系カーペットのみ持ち込み可能です。

次のケースは、1束単位で扱います。

  • 材木類(厚さ10センチ以上25センチ未満のものは1束1点)
  • 金属棒、金属片、金属板、金属製棚板
  • ガラス類
  • 額縁類
  • すのこ類
  • すだれ類(1畳より大きいもの)
  • パイプ類
  • 選定枝として出せない木の枝
  • 物置(特別大型ごみ)

上記は基本的に1束1点であり、1束は50kg未満が原則です。

また、1組単位で扱うものは次のとおりです。

  • ステレオセット
  • 電気こたつとこたつ板
  • ゴルフバッグとクラブ
  • スキー板とストック
  • 物干し台
  • ベッドとスプリング入りマットレス
  • 松葉杖
  • 臼(うす)と杵(きね)

一体で使用するものは、1組1点です。

ただし応接セットのソファーとテーブル、システムキッチンのガスコンロと戸棚など、単体でも使用できる物品は除きます。

特別大型ゴミの品目

特別大型ゴミとして扱われるものは、次の16品目です。

  • たんす
  • ベッド及び電動ベッド(マットレスとセット可)
  • ソファー
  • 食器棚
  • 物置
  • 流し台
  • サイドボード
  • 門柱(門扉を含む)
  • 浴槽
  • オルガンまたは電子オルガン等の鍵盤楽器類(ピアノ線等の弦を使用していないもの)
  • スプリング入りマットレス(ベッドとセット可)
  • 書棚
  • 温水器(家庭用で1辺の長さが2m未満のもの)
  • マッサージチェア(100kg未満のもの)

あまりに大きく処理が困難なものは収集できないため、注意しましょう。

なお、特別大型ゴミの収集料金は他の自治体と比べると高く、複数ある場合は不用品回収業者によるまとめての収集がお得です。

なるべく安く済ませたい方は、こちらで紹介している選び方のポイントやおすすめ業者を参考にしてみてください。

安い不用品回収業者を選ぶポイントと安く利用するコツ!おすすめ業者も紹介

大きさ50cm以上でも不燃ごみとして取り扱う品目

大きさ50cm以上でも不燃ごみとして取り扱う品目は、次のとおりです。

  • 長もの(傘やモップ、釣り竿やバットなど)
  • 繊維製品(座布団や枕、ぬいぐるみやマットなど)
  • 一輪車
  • 風呂蓋
  • 炊飯器
  • 自転車のタイヤ など

公式サイトを確認してもわからない場合は、直接問い合わせてみましょう。

50cm未満でも大型ごみに指定されている品目

大きさ50cm未満でも大型ごみに指定されている品目は、主に次のとおりです。

  • 家電製品(電子レンジ、食器洗い機、プリンター、掃除機など)
  • 不燃ゴミとしての処理が難しいもの(タイヤやホイール、プロパンガスボンベ、直径が大きい材木など)

処理が困難なものは、不燃ごみに出しても回収されないことがあるため注意しましょう。

市で収集しない品目

家電リサイクル法に基づき、テレビ(ブラウン管・液晶・プラズマ)、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機はリサイクルが義務づけられています。

パソコン類は資源有効利用促進法に基づき、メーカーでのリサイクルを推進することとなっています。

さらにオートバイ(50cc未満の原動機付き自転車・原付バイク含む)は、各メーカーでのリサイクルが行われています。

誤って収集に出さないよう注意しましょう。

藤沢市で回収しない粗大ゴミ等は「不用品回収受付センター」へ

本記事では、藤沢市の大型ゴミの出し方について解説しました。

藤沢市では大型ゴミ、特別大型ゴミのほか、ゴミの取り扱いが明確に定められています。

そのため、他の自治体では大型ゴミとして処理できても、藤沢市ではきちんと分類しなければならない場合も多いです。

きちんと分別することが難しい、大型ゴミの量が多い、藤沢市で回収しないゴミが含まれている場合は、不用品回収受付センターにまとめて依頼できます。

不用品回収業者への依頼を検討している方は、こちらの記事もチェックしてみてください。

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