本記事では、空気清浄機の処分を考えている方に向け、処分方法5選や料金について詳しく解説します。
空気清浄機は生活を快適にするために便利な家電ですが、故障時や買い替え時など、処分に困る方も多いでしょう。
空気清浄機は、粗大ゴミとして捨てられる自治体がほとんどですが、手軽に処分したい場合は不用品回収業者への依頼がおすすめです。
今回は、処分時に気を付けたい注意点も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
空気清浄機の処分方法5選
空気清浄機の処分方法は主に以下の6つです。
- 粗大ゴミとして出す
- 小型家電リサイクルボックスに入れる
- リサイクルショップに持っていく
- 家電量販店に引き取りしてもらう
- 不用品回収業者に依頼する
それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分にあった処分方法を選びましょう。
1.粗大ゴミとして出す
1つ目は、粗大ごみとして出す方法です。
自治体によって回収にかかる手数料が異なるので、お住いの市区町村のホームページなどを確認しましょう。
また、多くの場合は収集日が決まっているので、回収までに時間がかかります。
そのため、今すぐに処分したい場合はおすすめできません。
2.小型家電リサイクルボックスに入れる
2つ目は、小型家電リサイクルボックスに入れる方法です。収集場所さえわかれば無料で処分でき、一切費用がかかりません。
設置場所は、各自治体のホームページなどで確認可能です。
小型家電リサイクルボックスには、小型家電リサイクル法の対象製品を入れることができます。
また、小型家電リサイクルボックスの大きさは、一般的に15×30cm×程度です。
3.リサイクルショップ・フリマアプリで売る
3つ目は、リサイクルショップ・フリマアプリで売る方法です。
処分するのではなく、買い取って貰うので処分費用はかかりません。
しかし、状態によっては買取価格が低かったり、買取をしてもらえなかったりします。
リサイクルショップを利用する際は、買取不可の空気清浄機は持ち帰らなければならないので、余計な手間や時間がかかるでしょう。
そのため、状態の良いものやメーカー品など、買取ってもらえる可能性高いもの以外はおすすめできません。
4.家電量販店に引き取りしてもらう
5つ目は、家電量販店に引き取りをしてもらう方法です。
家電量販店では、家電購入時に古い家電を引き取ってくれたり、引き取りのみを受け付けたりしています。
例えば、ヤマダ電機ではヤマダウェブコムでの申し込み、または店舗での回収依頼が可能です。
回収の際には、手数料や運搬料など各家電量販店が定めた料金がかかります。
また、ヨドバシカメラでは家電リサイクル法の対象製品以外は回収を受け付けていません。
配送エリア内のみなど、回収に条件を設けている家電量販店もあるので注意しましょう。
5.不用品回収業者に依頼する
6つ目は、不用品回収業者に依頼する方法です。
不用品回収業者に依頼すると自宅まで回収に来てくれるので、手間をかけずに処分できます。
即日回収や深夜早朝の対応もできるので、時間がないときも便利です。
複数の不用品を処分する場合もプロのスタッフが運んでくれるので、自身で作業を行う必要がありません。
特に、サイズの大きい空気清浄機は運び出しに手間がかかるため、業者への依頼がおすすめです。
空気清浄機を処分する前に各自治体のルールをチェック
空気清浄機を粗大ゴミとして出す場合、サイズなどによって処分方法や費用が異なる場合があります。
また、ほとんどの自治体が事前予約制を採用しており、インターネットや電話で申し込みをする必要があるので注意が必要です。
ここでは、東京・千葉・埼玉・神奈川の県庁所在地の市区町村を例に、粗大ゴミの対象サイズと小型家電リサイクルボックスに入れられる家電の例を紹介します。
自治体名 | 粗大ゴミの対象サイズ | 小型家電リサイクルの回収条件 |
新宿区 | 一辺の長さがおおむね30cmを超える家具・寝具・電気製品 | 【窓口回収できる品目】 ・携帯電話 ・デジタルカメラ ・ポータブルビデオカメラ ・携帯音楽プレーヤー ・携帯ゲーム機 ・ポータブルカーナビ ・電子辞書 ・電卓 ・リモコン、ACアダプター、ケーブル等の附属品 |
千葉市 | 指定ゴミ袋に入らないサイズ 【特大サイズ(45リットル):88×45×20cm】 |
30×15cmの回収ボックスに入るサイズの指定品目 ※空気清浄機は含まない |
さいたま市 | 一辺の長さ又は直径が90cm以上2m未満 | 30×15cmの回収ボックスに入るサイズの指定品目 ※空気清浄機は含まない |
横浜市 | 金属製品:一番長い辺が30cm以上
金属以外:一番長い辺が50cm以上 |
長さ30cm未満の電気・電池で動作する製品 |
小型家電リサイクルボックスについては、横浜市などでは卓上の小さい空気清浄機であれば入れられるケースもあります。
しかし、多くの製品はボックスに入らないほか、回収対象外としている自治体も多いので他の処分方法を検討しましょう。
空気清浄機の処分を検討するタイミング
空気清浄機の処分を検討するタイミングには主に以下のようなものがあります。
- 異音がする
- 効果が薄くなってきたように感じる
- 電源が入らないときがある
- 10年以上使用している
それぞれ内容を詳しく解説します。
異音がする
空気清浄機から異音がする主な原因は、ファンやモーターの摩耗・フィルターのつまりや内部部品の破損などが挙げられます。
生活に支障が出るような大きな異音がしたり、原因の特定ができずに修理が高額になったりする場合は処分を検討しましょう。
効果が薄くなってきたように感じる
空気清浄機の効果が薄くなってきたように感じるときも、処分や買い替えを検討するのがおすすめです。
フィルターを交換しても効果が変わらない場合は、内部が故障している可能性もあります。
効果の薄くなった空気清浄機は、無駄に電気代がかかることも懸念されるので、早めに処分や買い替えをしましょう。
電源が入らないときがある
空気清浄機の電源が入らないときは、電源コードの断線・電源スイッチの故障・本体内部の基盤の故障などが原因です。
電源が全く入らなくなり、使用できなくなったときは無理に使用せずに早めに処分しましょう。
また、修理を試みたものの、直らなかった場合も処分のタイミングです。
10年以上使用している
一般的に、空気清浄機の寿命は5〜10年と言われています。
寿命を大きく過ぎている場合は、交換を検討するタイミングです。
また、電気代が以前より高くなったときも処分する目安になるので、こまめにチェックしましょう。
空気清浄機の処分にかかる料金
空気清浄機を処分する際、以下の処分方法は料金がかかります。
- 粗大ゴミとして捨てる場合
- 家電量販店に引き取りを依頼する場合
- 不用品回収業者に依頼する場合
それぞれの料金について、詳しく解説します。
粗大ゴミとして捨てる場合
空気清浄機を粗大ゴミとして捨てる場合は、自治体によって異なりますが、一般的に数百円~1,000円程度が相場です。
例えば、さいたま市では「最大の1辺または直径が 90cm以上2m未満」は、550円で処分できます。
家電量販店に引き取りを依頼する場合
空気清浄機を家電量販店に引き取りを依頼する場合は、手数料の支払いが必要です。
例えば、ヤマダ電機では小型家電を550円~2,200円で回収しています。
家電量販店によって引き取りの条件や料金が違うため、確認の上で依頼しましょう。
不用品回収業者に依頼する場合
不用品回収業者に依頼する際は、単品回収を利用すると1,000円~2,000円程度で回収してくれます。
その他の不用品も一緒に回収して欲しいときは、以下のようなパックプランがおすすめです。
トラックのせ放題プラン | 目安の間取り | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
軽トラックのせ放題プラン(Sパック) | 1R~1K | 15,000円〜20,000円 |
1.5tトラックのせ放題プラン(Mパック) | 1DK~2DK | 30,000円~40,000円 |
2tトラックのせ放題プラン(Lパック) | 2DK~2LDK | 50,000円~70,000円 |
4tトラックのせ放題プラン(LLパック) | 3DK以上 | 80,000円~要見積もり |
トラックのせ放題プランでは、各サイズのトラックに積めるだけのゴミをのせ、定額で回収してもらえます。
比較的リーズナブルな費用で複数の不用品を回収してもらえるので、引っ越しや断捨離の際にも便利です。
空気清浄機の処分に関する注意点
空気清浄機の処分する際には、注意するべき点がいくつかあります。
ここでは、空気清浄機を処分する際の注意点について詳しく見ていきましょう。
壊れたものは出火のリスクがある
空気清浄機が故障していると、内部でショートや発熱が起こるケースがあります
そのまま使い続けると発火のリスクが高まるので、壊れた空気清浄機は無理に使用せず早めに処分しましょう。
サイズの大きいものは怪我や事故に気を付ける
大型の空気清浄機を処分する際は、搬送中の怪我や事故に注意が必要です。
また、空気清浄機の突起や落下などのトラブルが起きるリスクもあるため注意しましょう。
このように、空気清浄機処分には注意する点が多いため、手軽に処分したい方は不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
空気清浄機の処分は「不用品回収受付センター」にお任せ!
今回は、空気清浄機の処分方法5選を詳しく紹介しました。
空気清浄機はサイズによって利用できる処分方法が異なったり、自治体によって捨て方のルールに違いがあったりします。
そのため、正しく処分するためには事前の確認などが必要です。
手軽に、今すぐ空気清浄機を処分したいと考えている方は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
業者選びに迷った際は、「不用品回収受付センター」をチェックしてみてください。
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