本記事では、不用品回収ぼったくり回避の相場知識を紹介します。
不用品回収業者の利用は非常に便利ですが、中にはぼったくりと呼ばれる不正な高額請求をしてくる業者も存在します。
信頼できる業者の選び方と相場を知り、安心して不用品を回収してもらいましょう。
この記事でわかること
・実際に起きている不用品回収のぼったくり被害の事例
・追加料金のトラブルや高額キャンセル料の手口
・高額請求を防ぐために知っておくべき相場や比較方法
・万が一、被害にあった場合の対処法(返金・相談先など)
・悪徳業者を見分けるポイントと、安全な業者の選び方
いくらからぼったくり?まずは相場を理解しよう

ぼったくりかどうかを判断するためには、まず相場を知ることが大切です。
相場が分かれば、見積もりを算出してもらった際に「相場より明らかに高い」「極端に安い」といった判断ができ、不当な請求をしている業者への依頼を避けられます。
料金の仕組みと相場を知っておく
不用品回収の費用は、トラックなどの車両費や基本料金に加えて、以下のような諸経費が含まれています。
全てを合計した金額が最終的な請求となるため、しっかり確認しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 基本料金 | 業者が現地に来るための出張費用 |
| 車両費 | トラックの使用料。サイズに応じて変動 |
| 処分費 | 回収品の処分にかかる費用(粗大ゴミ・家電など) |
| 作業費 | 搬出作業、人員の数、エレベーターなしなどの条件で増減 |
| オプション費 | 分解作業、吊り下げ搬出、深夜作業など |
| 消費税 | 総額に対して加算 |
このように、一見「安い!」と思った見積もりでも、実際は処分費や作業費が別途かかるケースが多く見られます。
悪質な業者ほど、基本料金だけ安く見せかけ、あとからオプションや追加料金を積み重ねて高額にしてくる傾向があります。
「トラック積載プラン」の相場
多くの不用品回収業者が採用しているのが、「トラック積載プラン」と呼ばれる料金体系です。
これは、回収する不用品の量に応じて、使うトラックのサイズごとに料金を設定する方式で、以下が一般的な相場です。
| トラック積載プラン | 目安の間取りとトラック | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
| Sプラン | 1R~1K・軽トラック | 15,000円〜20,000円 |
| Mプラン | 1DK~2DK・1.5tトラック | 30,000円~40,000円 |
| Lプラン | 2DK~2LDK・2tトラック | 50,000円~70,000円 |
| LLプラン | 3DK以上・4tトラック | 80,000円~要見積もり |
このような相場を知っておくことで、「軽トラックで回収と言われたのに10万円以上請求された」などのぼったくり被害を回避しやすくなります。
出張見積もりを依頼して、直接スタッフと話し合い、金額に納得できてから依頼する方法が最も有効です。
特に、電話口で「積み放題です」とだけ説明する業者もいますが、実際は「積載量に上限がある」などの条件がついていることが多いため、詳細を必ず確認することが重要です。
また、良くある追加料金はエアコンや洗濯機などのリサイクル料金です。これは法律により使用者に義務付けられた金額ですので、追加されない方が違法です。ただし、そうした説明がない場合は、スタッフに聞いてみると良いでしょう。
1Rの回収相場
一人暮らし(1R〜1K)の不用品回収の相場は、15,000円〜30,000円程度です。
リサイクル家電が複数あってリサイクル料が高くなる、部屋がゴミ屋敷化しているといった場合は、それ以上の費用も考えられます。
ただし、1Rの不用品回収依頼で10万円を超える請求は、ぼったくりの可能性が高いでしょう。
例えば、冷蔵庫などの大型家電1点と細々としたカラーボックス、雑貨類を回収してもらうだけなら、先ほど紹介したトラック積載プランの「軽トラック」の料金で済むのが一般的です。
リサイクル料を加味しても、ほとんどの場合は30,00円程度までに収まります。
もし、10万円以上の高額な請求をされたら、内訳を確認して「何に」「いくら」かかっているのかを必ずチェックしましょう。
不用品回収の「ぼったくり」被害とは?事例を紹介
不用品回収はとても便利なサービスですが、どの業界にもあるように中には「ぼったくり」と言われても仕方のない悪質な業者も存在します。
特にインターネット広告やポストのチラシなどで見かける業者の中には、相場よりも極端に高い金額を請求するなど、危険なケースがあるため注意が必要です。
ここでは、想定される「ぼったくり」として以下の具体的なケースを紹介します。
・「無料回収」のはずがあとから高額請求
・見積もりと異なる追加料金
・プランの説明を十分にせず追加料金を上乗せ
・作業を始めてからのキャンセル不可・高額キャンセル料
・不法投棄によるトラブル
「無料回収」のはずがあとから高額請求
たとえば、家電や家具の回収について「無料で引き取ります」と記載されたチラシを見て依頼した場合でも、実際には「処分料」「人件費」「出張費」などと理由をつけて、あとから5万円以上の請求をされるケースが考えられます。
「無料」とアナウンスしながらトラックで巡回している業者を呼び止め、廃品回収を依頼した。作業前に、無料であることを確認したが、不用品を軽トラックに積み終えたとたんに6万円を請求された。話が違うと抗議したが、「回収代金は無料だが、積み込み料金は発生する」と言われた。しつこく請求されたので、仕方なく手持ちの3千円だけ支払った。
引用:独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第254号
このような手口では、最初に「無料」と聞かされて安心した利用者が、回収作業の後に突然高額を請求されてしまうのです。
現地で現金払いを求められ、「すぐ払わないとトラブルになりますよ」とプレッシャーをかけてくるケースもあります。
「無料」という言葉に惹かれて依頼した結果、詐欺まがいの手口で損をしてしまう危険性があるため要注意です。
不用品回収の料金が「無料」であることはありえません。
人件費、運送費、処分費用など必ず料金は発生するので、「無料」とのうたい文句の騙されることなく適正価格で依頼することが重要です。
見積もりと異なる追加料金
電話やメールで「軽トラック1台で〇万円」と見積もってもらったにもかかわらず、当日に現地へ来た業者から「思ったより量が多い」「特殊作業が必要」と言われ、最終的に高額な料金を請求される可能性もあります※。
借りている倉庫内の不用品を処分しようとインターネットで見つけた事業者に電話した。不用品の量を伝えると、「全行程込みの軽トラックパック料金で2万円程度になると思う」と言われた。しかし当日、作業員は2トントラックで来訪し、既に荷台の半分ほどに他の人の不用品が載っていた。2トントラックの料金として5万円、廃棄費用として5万円で合計10万円になると言われたので、「依頼時の話と違う」と抗議した。すると「消費税分だけ減額する。納得できないなら不用品をすべて下ろす」と言われた。やむを得ず支払ったが、請求金額に納得できない。
引用:独立行政法人国民生活センター 令和4年11月2日報道発表資料
このようなケースでは、最初に提示された金額が非常に安く設定されており、利用者が安心して依頼してしまうのが特徴です。
しかし、実際に作業が始まってから「追加料金がかかります」「この家具は別料金です」と言われると、断ることが難しくなります。
こうした後出しで高額請求するやり方は、非常に悪質な商法の一つです。
事前に書面で見積もりをもらっていなかった場合、トラブルになっても証拠が残らず、返金交渉も難航するでしょう。
プランの説明を十分にせず追加料金を上乗せ
多くの不用品回収業者では、「トラック積載プラン(例:軽トラック、1.5tトラックなど大きさを指定して一定金額内で積み放題)」を用意しています。
しかし、注意しなければならないのは、回収料金以外にも追加費用が発生するケースがあることです。
たとえば、冷蔵庫やテレビなどの家電を処分する場合には、家電リサイクル法に基づくリサイクル料金が別途必要になります。
また、軽トラックの荷台にベニヤ板などで高さをかさ上げする場合や、通常より多くの荷物を積む場合には、追加積載料金がかかることもあります。
これらは多くの業者のホームページにも記載されている、正当な追加費用です。
問題は、こうした条件やオプションの有無を作業前に十分に説明しないまま、あとから「これは別料金です」と追加費用を上乗せしてくるようなケースです。
たとえば、口頭では「軽トラックで19,800円です」と案内しておきながら、現地で「荷物が多い」「特殊作業が必要」などの理由を告げ、最終的に5万〜10万円請求されたというトラブルもあり得ます※。
場合によっては、「トラック積載プランは使えない」と言われて、本来より割高な単品回収プランを案内されるケースもあります。
このようなトラブルを防ぐには、「どこまでが定額プランに含まれるのか」「オプションは何があるのか」「リサイクル料金は含まれるのか」などを、見積もり時点でしっかり確認することが大切です。
特に、積載量には上限(例えば軽トラックなら1.5㎥〜2㎥程度)があります。
業者によって基準が異なるため、「積み放題」という表現に惑わされず、正確な内容を確認する姿勢が重要です。
※参照:独立行政法人国民生活センター 令和4年11月2日報道発表資料
作業を始めてからのキャンセル不可・高額キャンセル料
「ちょっと対応が不安だから、やっぱりキャンセルしたい」と思っても、悪質な業者の中には、作業員が現地に到着しただけで「キャンセル料として3万円を払ってください」と迫ってくる例もあり得ます。
さらに悪い場合には、「すでに車を動かした」「準備をしているから費用がかかる」と言って、キャンセル料として高額な金額を請求されることもあります。
インターネット検索し、『定額パック料金はすべてが込み込みの料金』『追加費用一切なし』と表示されているサイトを見つけ、電話した。「詳細は当日の見積もりになる」「見積後のキャンセルは可能」と案内され、作業日を決めた。作業当日、作業員が不用品・粗大ごみをトラックに積んだ後、高額な料金を請求をされた。キャンセルを申し出るも、「トラックに積んでいるのでキャンセルできない」と応じず、割引についても「割引キャンペーンは今の時期やっていない」とインターネット広告に表示してある割引を適用しない。
引用:伊勢市「不用品回収でのトラブル」令和6年10月4日
口頭での説明だけで契約を進めていた場合、こうした事態に対応するのは非常に困難です。
このようなトラブルに巻き込まれたとき、返金や交渉が難しくなるのは、契約内容やキャンセル規定が事前に示されていないためです。
作業開始前であっても、「現場に来たからキャンセルできません」という言い分には要注意です。
不法投棄によるトラブル
費用が安いという理由で業者を選んだ場合、その業者が回収した不用品を正しく処分せず、山や空き地に不法投棄する可能性もあります。
そして、不用品の中にあなたの個人情報が含まれていた場合、「あなたが捨てたのでは?」と警察や自治体から連絡が来るリスクがあるのです。
回収を依頼しただけの利用者も、不法投棄の責任を問われる可能性があるため非常に危険といえます。
例えば、東京都あきる野市や埼玉県所沢市など各市区町村のホームページでも警告されています。
https://www.city.akiruno.tokyo.jp/0000009985.html
https://www.city.tokorozawa.saitama.jp/kurashi/gomi/shittehosikoto/ihoufuyouhinkaisyuchuui.html
そもそも、回収業者が処分をどこでどう行うかについて、きちんと説明しない業者は避けるべきです。
不法投棄は犯罪行為ですので、それに加担する形にならないためにも、業者の信頼性を事前に確認することが不可欠です。
不用品回収のぼったくりを事前に防ぐ方法

不用品回収でのトラブルは、依頼前のちょっとした注意で未然に防げるケースが多くあります。
ここでは、悪質業者に引っかからないために事前に確認しておきたいポイントを具体的に紹介します。
・急がずじっくり業者比較をする
・複数社から相見積もりをとる
・自治体の回収サービスも有効活用する
急がずじっくり業者比較をする
「急いで処分しないといけない!」という焦りが、悪質な業者を選んでしまう原因になりやすいです。
特に引越し前や遺品整理など、時間に追われる状況では、1社目の業者にすぐ決めてしまう人が少なくありません。
しかし、トラブルを避けるためには、なるべく落ち着いて複数の業者を比較することが重要です。
比較時には、以下のポイントをチェックしましょう。
- 料金表が掲載されているか
- 見積もり内容が明確か
- サービス内容や注意事項が丁寧に書かれているか
- 電話やメールの対応が丁寧か
特に、「今すぐ来ます!」「今日中なら割引します!」など、急がせるような営業トークをしてくる業者は危険です。
じっくり比較すれば、相場から逸脱した料金や不誠実な対応にも気づけるはずです。
複数社から相見積もりをとる
不用品回収では、複数社から相見積もりをとることが非常に効果的です。
相見積もりをとれば、料金の相場やサービスの差が明確になり、ぼったくり業者を見分けやすくなります。
たとえば、同じ内容で3社に見積もりを依頼したところ、1社だけ極端に高い金額(例:他社が3万円なのに10万円)を出してきた場合、その業者は避けたほうが無難です。
また、相見積もりを出したことを業者に伝えることで、不当な請求をしづらくさせる抑止効果もあります。
実際に、「他社より高いのはなぜか?」と聞いてみることで、業者の誠実さも確認できます。
自治体の回収サービスも有効活用する
大きな家具や家電でなければ、市区町村が提供している粗大ごみ回収サービスの利用も検討しましょう。
自治体のサービスは料金が安く明確に設定されており、詐欺やぼったくりの心配がないのが大きなメリットです。
たとえば、タンスやマットレスなどでも数百円〜1,000円前後で回収してくれるケースが多くあります。
ただし、予約制で日時が限られていたり、運び出しは自分で行わなければならないなど、サービスの範囲に制約がある点には注意が必要です。
どうしても急ぎで回収してほしい場合や、量が多くて自力では運べない場合は、信頼できる不用品回収業者を活用するのが現実的な選択肢になります。
業者と自治体の料金比較はこちら!
もしも高額請求されたら?対処法を徹底解説

どれだけ注意していても、悪質な業者に当たってしまう可能性はゼロではありません。
「見積もりよりはるかに高額な請求をされた」「キャンセルしたいのに高額な違約金を求められた」などの事態に直面した場合、冷静かつ的確に対応することが大切です。
ここでは、被害にあったときに取るべき6つのステップを紹介します。
① 証拠を確保する(写真・録音・見積書)
② 消費者ホットライン(188)にすぐ相談
③ クレジットカード会社への「返金」申請(チャージバック)
④クーリングオフを使う
⑤その場で払わない
⑥警察に連絡する
① 証拠を確保する(写真・録音・見積書)
まず最優先で行うべきは、支払いをする前に「証拠」を集めることです。
言った・言わないの争いになったときに、証拠がないと泣き寝入りせざるを得なくなってしまいます。
集めておくべき主な証拠は以下の通りです。
| 証拠の種類 | 例 |
|---|---|
| 見積書・請求書 | メール・紙・LINEなどの文面を保存 |
| 作業中の様子 | スマホでの写真や動画(荷物の量・車両の種類など) |
| 会話の録音 | 録音に違法性はありません |
| 業者の名刺・チラシ | 業者の特定に必要になる |
とくに見積もりと請求額が違う場合は、その差額をはっきり示す資料が重要になります。
トラブルの証拠があれば、返金交渉や公的機関への相談の際にも有利になります。
② 消費者ホットライン(188)にすぐ相談
高額請求に納得できない場合は、すぐに「消費者ホットライン(188)」に電話して相談することをおすすめします。
「188(いやや!)」は全国どこからでもかけられ、最寄りの消費生活センターにつながります。
専門の相談員が状況を聞き、適切な対応方法やアドバイスを無料で提供してくれるでしょう。
悪質業者とのやり取りで困っている場合は、第三者を間に入れることで、強く出てくる相手にも冷静に対応できるようになります。
③ クレジットカード会社への「返金」申請(チャージバック)
不用品回収の支払いをクレジットカードで行った場合は、チャージバック制度を活用できる可能性があります。
チャージバックとは、不正な取引があったとカード会社が判断した場合、支払金額を取り消してくれる仕組みです。
以下のようなケースでは、チャージバック申請が通る可能性があります。
- 明らかに不当な高額請求である
- サービス内容と請求額が著しく異なる
- 契約内容と違うサービスを受けた
チャージバックを希望する場合は、カード会社のカスタマーサポートに連絡し、「不正請求への対応をお願いしたい」と伝えるのがポイントです。
④クーリングオフを使う
「契約したものの納得いかない」といった場合、クーリング・オフが適用できる可能性があります。業者が自宅に来て契約を結ぶ「訪問販売(訪問購入)」の形態であれば、クーリングオフの対象です。
ただし、自分から店舗に出向くなど自発的な行動があった場合は、対象外となるケースもあります。
不用品回収業者の中には、即日作業と言って見積もりの日に回収を行うところもありますが、作業が終わった後であっても8日以内であれば手続きが可能です。
クーリング・オフが適用されれば、すでに支払った代金の返還を求めることができ、損害賠償や違約金を支払う必要もありません。
⑤その場で払わない
現場で高額な請求を突きつけられた際、もっとも重要なのは「その場で現金を渡さず契約書にサインしないこと」です。
金額に納得がいかない時点で、作業の手を止めてもらうようはっきりと伝えましょう。
「消費者センターに電話します」などと告げると業者が態度を一変し、金額を下げてきたり撤退したりすることも少なくありません。
威圧的な態度を取られても、毅然とした態度で「家族と相談してから支払います」などと言って、その場での決済を避けてください。
こちらが弱気になると不安につけ込み、支払いを催促してくる業者もいます。
⑥警察に連絡する
不用品回収業者による不当な高額請求は、立派な詐欺にあたります。あまりに悪質な場合、監禁・脅迫に近い状態であれば警察を呼ぶことも検討してください。
通常、このようなトラブルは民事扱いとされ、民事不介入の原則から警察は介入しにくいのが実情です。
しかし、「帰ってほしいと言っても居座る」「脅して無理やり支払わせる」「最初から騙す意図があった」と判断されれば、刑事事件として警察が動く可能性があります。
居座り続けるのは不退去罪、脅すのは脅迫罪、騙すのは詐欺罪にあたる可能性があるためです。
緊急ではないが不安な場合は、警察の相談専用ダイヤル「#9110」などを活用し、事実関係を記録に残してもらいましょう。
被害にあわないために!悪徳業者の見分け方

不用品回収でのトラブルは、業者選びの段階である程度回避することが可能です。
ここでは、悪質業者に共通して見られる特徴を紹介します。
会社住所がバーチャルオフィス
信頼できる業者は、自社で車両を保管する駐車場や回収品を一時保管する倉庫を併せ持った実体のある事務所を構えています。
一方、悪徳業者はトラブル時に足がつかないよう、月額数千円で住所だけを借りられるバーチャルオフィスを所在地にしているケースが多いでしょう。
地図アプリなどで住所を検索し、バーチャルオフィスとみられる場所が出てくる場合は注意が必要です。
ビルの一室、明らかにトラックを停めるスペースがないような場所は、バーチャルオフィスの可能性があります。
固定電話やフリーダイヤルがない
連絡先が携帯電話(090・080・070)のみの業者は、「いつでも逃げられる」体制をとっている可能性があります。
地域に根ざして営業している優良業者であれば、市外局番から始まる固定電話や顧客の利便性を考えたフリーダイヤルを設置しているのが一般的です。
携帯番号しか公開していない業者は、個人が責任を負わずに運営しているリスクがあるため、利用は避けましょう。
トラックで巡回スピーカー営業
「こちらは不用品回収車です。ご家庭で不要になった……」とスピーカーで流しながら、ゆっくり走行しているトラックには特に注意してください。
これは「流しの業者」などと呼ばれ、その多くが許可を得ていない無許可業者です。
「無料」を謳っていても、いざ荷物を積み込むと「積み込み料」や「処分代」として数万円を請求されるトラブルが多発しています。
依頼する前に、本当に実態のある会社がやっている不用品回収業者なのかを確認し、慎重に検討しましょう。
ポスト投函チラシや電話勧誘のみ
「今だけ地域限定で格安回収」などといった、出所不明のチラシがポストに入っている場合も警戒が必要です。また、突然かかってくる電話勧誘も同様に注意しましょう。
優良業者は、公式サイトや比較ポータルサイトに情報を出しており、利用者が比較検討できる場を設けています。
一方的に攻めてくる営業スタイルの業者は、強引な契約や相場を無視した高額請求を狙っているケースが少なくありません。
チラシや電話の内容だけを鵜呑みにせず、自分でもインターネットを使って調査し、依頼先を決定することが大切です。
ホームページに料金表や会社情報がない
信頼できる業者であれば、ホームページにしっかりとした会社情報と料金表が掲載されています。
しかし、悪徳業者の中には、会社名や所在地、連絡先すら曖昧なまま、「回収○○円〜」など最低料金だけを強調しているケースがあります。
特に注意したいのは以下のような点です。
- 会社概要ページが存在しない、または非常に簡素
- 所在地が「東京都内」などと曖昧
- 電話番号が携帯番号のみ
こうした情報の不透明さは、危険な兆候の一つです。
見積もりを取る前に、ホームページや運営会社情報をしっかり確認しましょう。
口コミが不自然、または極端に良すぎる
インターネット上には多くの口コミがありますが、中には業者自身が操作している可能性のある「やらせレビュー」も存在します。
極端に評価が高すぎたり、同じような文章の口コミばかりが並んでいる場合は注意が必要です。
また、GoogleやSNSの検索窓で「業者名+詐欺」「業者名+トラブル」と入力してみると、実際に被害にあった人の投稿や記事が見つかることがあります。
口コミチェックのポイントは以下の通りです。
- 評価が★5だけで構成されていないか
- 投稿者の名前やアイコンが不自然でないか
- 他の比較サイトと評価が極端に違わないか
- 悪い評価が削除されていないか
口コミは判断材料の一つとして有効ですが、過信しすぎず、複数の情報源を比較することが大切です。
見積もりの内訳が曖昧
悪質業者に共通しているのが、「ざっくりとした金額だけ提示し、内訳を説明しない」という特徴です。
たとえば、「全部で5万円です」とだけ言われ、どこにいくらかかっているのか明確にされていない場合、後からさらに追加請求される危険性があります。
見積もりをもらったら、以下の内容が含まれているか必ず確認しましょう。
- 基本料金(出張費)
- 回収する品目ごとの処分費
- トラックサイズと積載量
- 特別作業費(階段搬出・分解作業など)
- 消費税
これらの項目が書かれていなければ、「その場で判断して高額請求するつもりなのでは?」と疑うべきです。
逆に、細かく内訳を提示してくれる業者は信頼性が高いといえます。
不用品回収業者の選び方について詳しくはこちら!
被害を取り戻せる可能性はある?

過去には、消費生活センターが仲介に入り、「見積もりと実態が乖離している」として過払い分が返金された事例があります。
特定記録郵便で契約解除の通知はがきを送り、以後、消費者センターの担当者に交渉していただきました。1か月以上にわたるやりとりの末、「トラック1台49,800円」の3台分と消費税、リサイクル料他で、20万円強支払うことで話がつき、過払いの60万円弱を返していただくことができました。消費者センターの方には、本当に感謝しかありません。
引用:Yahoo!不動産(https://kobe-kaitorecycle.jp/fuyouhin/rippedoffreturn/)
この方は当日に現金で80万円を支払っていましたが、明らかな高額請求として不当に支払った分が返還されました。
また、カード決済であれば前述のチャージバックによって実質的に支払いを免れたケースも存在します。諦めずに証拠を揃えて相談することが鍵です。
もし、現場で高額請求を受けたら以下のような内容を伝えて支払いを回避しましょう。
支払いを断るテンプレート
「事前の見積もりやホームページの内容と〇万円以上の差があるため、この場では支払えません。内訳を記した書面だけ置いていってください。後ほど消費生活センターに内容を確認した上で、適正な金額であればお支払いします。」
このように伝えれば、多くの業者はその場で適正な価格にするか、自宅から立ち去ってくれます。それでもしつこい場合は、すぐに消費者センターや警察に連絡を入れましょう。
契約前チェックリスト

依頼する直前に、以下の4点を必ず確認しましょう。
・許可番号確認
・見積書の書面発行
・追加料金条件の明記
・担当者名の明記
ホームページや契約書に「古物商許可」や「一般廃棄物収集搬送業許可」の番号が記載されているかは、最も重要なポイントです。
その他、口頭ではなくメールや書面で合計金額が残っているか、どのような場合にいくら追加されるかも確認しましょう。追加料金については、説明を受けたかどうかも大切です。
書類には、担当者の名前が書かれているか確認してください。後にトラブルになった際、誰と話したかを明確にしておく必要があります。
依頼時のポイントを詳しく見る!
ぼったくり被害を回避するなら不用品回収受付センターをチェック

ここまでご紹介してきたように、不用品回収では悪質な業者による高額請求や詐欺トラブルがあとを絶ちません。
だからこそ、最初の業者選びが非常に重要です。
安心して不用品を処分したい方には、信頼できる優良業者だけを紹介している「不用品回収受付センター」の利用をおすすめします。
対応エリアや料金プラン、サービス内容はもちろん、利用者の口コミや評価も公開されており、安心して業者を選ぶことができます。
さらに、見積もり・出張費・キャンセル料が無料の業者も多数掲載しており、仲介手数料も一切かかりません。
サイト限定の割引クーポンやお得なキャンペーンも用意されており、費用をできるだけ抑えて不用品を処分したい方にもぴったりです。
安心して不用品回収を依頼するためぜひご活用ください。
お住まいのエリアからピッタリの業者が見つかる
















