東京都荒川区の粗大ゴミの出し方/粗大ゴミを安く早く処分する方法をどのサイトよりもわかりやすく簡単に解説します。
荒川区にお住いの方は、どう粗大ゴミを処分すればいいのかについて、どれぐらい知っているでしょうか?
また、今までに粗大ゴミを出したことのない方や、1度しか出したことがない方にとっては、粗大ゴミ処分について詳しくない場合が多いのではないでしょうか。
今回は荒川区での粗大ゴミの処分について、処分できるゴミの種類やシールの枚数、収集依頼の手順や料金、その他注意点などを徹底に解説していきます。
荒川区の粗大ゴミの出し方を知るにはこの記事を読むだけ十分です。あとで困ることのないように、ぜひ参考にしてみてください。
荒川区の粗大ごみの出し方ルール
まず最初に、荒川区ではどんなものが粗大ゴミになるかを見ていきましょう。以下の定義に当てはまるものが、粗大ゴミの扱いになります。
粗大ゴミとなるゴミの例
次の4つに含まれるものが粗大ゴミに分類されます。
- 家具
- 自転車
- 大型家電製品(家電リサイクル法対象品を除く)
- 建具など
これらに分類されて一辺がおおむね30cm以上のものが粗大ゴミに分類されます。
また、粗大ごみ受付センターの『粗大ごみ品目と手数料検索』で捨てる予定の粗大ゴミに必要な手数料を調べることができます。
粗大ゴミ処分の手順(荒川区)
次に、粗大ゴミ処分をどのようにすればいいのか、荒川区で粗大ゴミを処分する手順をご紹介します。
4つのステップで粗大ゴミを捨てる手順をお伝えしていくので参考にしてください。
- 清掃線に電話予約をする
- 粗大ゴミ処理券を購入する
- 処理券を粗大ゴミに貼る
- 指定の場所に出す
清掃センターに電話予約をする
粗大ゴミを回収するには、まずはじめに『粗大ごみ受付センター』に電話かインターネット申し込みで粗大ゴミ回収の予約をします。
- 電話:03-5296-7000
受付時間:月曜〜土曜、午前8時から午後7時(12月29日から1月3日除く。祝日も受け付け。) - インターネット:24時間受付(年末年始、メンテナンス時を除く)
⇛粗大ごみ受付センター
インターネットで申し込む場合、一度に申し込みできるのは10個までです。11個以上の粗大ゴミを申し込む場合は、粗大ごみ受付センターへ直接電話で申し込んで下さい。
なお、休日や連休明けは申し込み件数が増え、混雑しやすくなります。平日の午前中などに申し込むと、混雑を回避しやすくなります。
粗大ゴミ処理券を購入する
電話・インターネットで予約をしたら、「粗大ゴミ処理券」を購入します。これは処分したい粗大ゴミに貼るシールで、この処理券の代金が回収料金として負担するお金となります。
粗大ゴミ回収の手数料は粗大ごみ受付センターに申し込みをした時に案内があります。
粗大ゴミ処理券にはA券(200円)、B券(300円)があり、2つの券を組み合わせることで手数料を支払います。
例えば、二人用ソファーの手数料は1,200円なのでA券6枚もしくは、B券4枚枚を購入することになります。
粗大ゴミ処理料金の一例はこちらのページでもご確認できます。
⇛粗大ごみ処理料金の一例(PDF:35KB)
また、粗大ゴミ処理券の取扱店はこちらの荒川区のサイトを参考にしてください。
⇛有料粗大ごみ処理券・事業系ごみ処理券取扱店(PDF:8KB)
上記のサイトに加えて、区内のコンビニエンスストアでも粗大ゴミ処理券を取り扱っています。
処理券を粗大ゴミに貼る
必要な料金分の処理券を購入したら、粗大ごみ処理券に名前または受付番号と収集日を記入して粗大ゴミに貼り付けます。回収の際にゴミの正面上部のわかりやすい位置に貼り付けるようにしましょう。
粗大ゴミの回収当日は朝8時までに出すようにしてください。
貼り付けるための適切な場所がなかったり、貼りにくい材質・形状の粗大ゴミであれば、処理券を紐などで結びつけるなどしましょう。無理にわかりにくい場所に貼り付けてしまうと、回収してもらえない場合があります。
指定の場所に出す
収集日の収集時間までに、粗大ゴミを指定の場所に出します。
自宅を回収場所に指定した場合は玄関先、マンションなどの集合住宅の場合は専用置場か1階出入口付近で、通行に支障のない場所に出してください。
なお、お住まいの集合住宅において、粗大ゴミを出す場所に関する指定や決まりがある場合は、それに従って出しましょう。
粗大ゴミを出す場所と資源ゴミを出す場所は異なることがほとんどですので、いつものゴミを出す場所と混同しないように注意してください。
回収のタイミングでその場に立ち会う必要はありません。指定の場所に粗大ゴミを置くだけで大丈夫です。
粗大ごみ処理券が貼られていないものや、料金が不足しているものは収集されないので注意してくださいね。
粗大ゴミ処分の処理券料金
料金 | 粗大ごみ処理券の枚数 | |
A券(200円) | B券(300円) | |
400円 | 2 | 0 |
800円 | 1 | 2 |
1,200円 | 0 | 4 |
2,000円 | 1 | 6 |
2,800円 | 2 | 8 |
粗大ゴミ処分の注意点と減免制度
粗大ゴミの処分に際して、注意しておきたい点がいくつかあります。トラブルなどを回避するためにも、理解しておきましょう。
回収できないものもある
サイズや重さは粗大ゴミとして出せるものであっても、次に該当する場合は粗大ゴミとして回収してもらうことはできません。
- 家電4品目
- 家庭用パソコン
- 適正処理困難物
- 事業系粗大ゴミ
このような品目は、その品目の回収・リサイクルをしている業者への依頼をしましょう。
また、事業系粗大ゴミについては荒川清掃事務所にお問い合わせください。
荒川清掃事務所作業係
〒116-0001
荒川区町屋五丁目19番1号
電話:03-3892-4671
家電4品目
テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は家電4品目と言われおり、荒川区で粗大ゴミとして回収することができません。家電4品目は家電リサイクル法というリサイクルに関して定められた法律に従ってリサイクルする必要があります。
⇒家電4品目の出し方(荒川区)
家庭用パソコン
次に該当する家電用パソコンも家電リサイクル法や資源有効利用促進法によってリサイクルが義務付けられています。
- デスクトップパソコン本体
- ノートパソコン
- 一体型パソコン(ディスプレイ一体式)
- ディスプレイ(ブラウン管式・液晶式とも)
適正処理困難物
自動車(バッテリー、マフラー等の部品も含む)、オートバイ(バッテリー等の部品も含む)、自動車タイヤ、ピアノ、耐火用金庫、消火器、コンクリートブロック、ガスボンベ類は自治体で回収することができません。
それぞれの物を専門としている業者か購入した販売店にご連絡ください。
事業系粗大ゴミ
会社や商店、事業所などの事業活動に伴って発生する粗大ゴミの回収はできません。
生活保護世帯は手数料免除
生活保護法第11条に掲げる保護を受けている場合、処分にかかる手数料を免除してもらう事ができます。免除を希望している方は、受付の際にその旨を伝えましょう。
その他に手数料の減額・免除を受けられる方
次に該当させる方は粗大ゴミ回収手数料の減額・免除を受けられるので粗大ごみ受付センターに問い合わせてみてください。
- 暴風・豪雨・地震等の天災その他大規模な災害を受けた方(免除)
- 児童扶養手当受給者の方(免除)
- 特別児童扶養手当受給者の方(免除)
- 老齢福祉年金受給者の方(免除)
- 中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律に基づく支援給付を受けている方(免除)
- 火災等の災害を受けた方(9割減)
中型家電の持ち込み回収(荒川区の特例)
荒川区では中型家電を資源として持ち込みで回収してくれます。
条件となるのは『1辺の長さが概ね50㎝以内の電気コードが付属している家電製品』。
ただし、住宅設備類(換気扇、天井・壁面照明器具、温水洗浄便座等)、家具類、工具類、楽器類、電気カーペット等の敷物類、ガス製品、マッサージチェア等は回収できません。
持込み予定日の前日までに電話予約した後、指定された持込み先にご自身で運搬して下さい。
※1回に持込みできる数量は5個までとなっています。また持込みできる回数は1世帯につき年度内3回までとなっているので注意してください。
申込先
荒川区環境清掃部清掃リサイクル課 (電話)03-5692-6690
電話予約受付時間:8時30分~17時15分(土日祝及び年末年始を除く)
粗大ゴミの処分を格安業者に全部お任せ
荒川区での粗大ゴミの処分について詳しく解説してきました。
今回お伝えしてきましたように、荒川区で粗大ゴミを回収するには4つのステップを踏んで粗大ゴミを回収する必要があります。粗大ゴミの種類によって回収料金などがことなるので、事前に荒川区のホームページを見て、詳細を把握しておいてくださいね。
しかし、荒川区の粗大ゴミ収集では、捨てられない物があったり、捨てる日時に融通が利かないなど、実際に粗大ゴミを処分できない状況に立たされることもあります。
そこで、今すぐ粗大ゴミを処分するなら、粗大ゴミ回収業者に依頼することも選択肢のひとつです。即日では回収できない荒川区とは異なり、どんなものでも30分以内に回収にが可能です。
荒川区の粗大ゴミ収集をもっと簡単便利に利用したい方は、粗大ゴミ・不用品の処分を不用品回収受付センターにお任せください。