お部屋をキレイに片付けるには何よりも”段取り”が大切!
段取りを一切せずに片付けをスタートすると、効率良く片付けられなくなるだけでなく余計に散らかってしまったり中途半端に片付けが終わってしまいます。
そこで今回は、最後まで計画的に片付けを終わらせるための『具体的な段取り』をシェアしたいと思います。
片付けに必要な準備・片付けの順番・ゴミの処分方法などをわかりやすく解説するので参考にしてみてくださいね!
お部屋片付ける段取り1|入念な準備が片付けをラクにする
片付けを効率よく進めるには準備が重要だということは言うまでもありません。逆に準備が雑になるととても効率の悪い片付けになって、時間や労力を無駄にしてしまいます。
まずは片付けを始めるために必要な準備物をリストアップしました。
- 大きなゴミ袋
- ビニール紐
- ハサミ
- マスク・軍手(ホコリや汚れが酷い場合)
以上の準備物があればひとまずは十分です。
ちょっと少ないと感じるかも知れませんが、準備に時間をかけすぎても片付けを始められません。
片付けをする準備の段階で収納グッズは購入しない
まだお部屋が散らかっている状態のときに収納グッズは購入しないようにしてください。
もし、今の状態で収納グッズを購入すると、お部屋が狭くなって片付けを進めにくくなります。また、片付け前に収納グッズを購入すると「結局使わなかった」と無駄にしてしまう可能性も十分ありえます。
収納グッズは必要な場所に必要な分だけの物を片付けが終了してから購入しましょう。
お部屋片付ける段取り2|片付ける部屋・場所を決める
一度にお家全体・お部屋全体を片付けようとすると段取りがわからなくなって片付けの効率が悪くなります。
そこで、片付けなければいけないお部屋が複数ある場合は、今日、片付けを開始するお部屋を1部屋に絞りましょう。
欲張ってすべての部屋を片付けようとすると中途半端に終わってしまい、結局片付けが面倒になって散らかったままになりがちです。
ひとつ、片付けをする部屋を選ぶ基準をアドバイスするとしたら”使用頻度の高いお部屋”を優先的に選びましょう。
使用頻度の高いお部屋を優先的に片付けることで、生活の質がアップします。見た目がきれいになる、片付けに追われるストレスから開放される、小物やゴミを足で踏んでしまうことがなくなる…など些細なことかも知れませんが、確実に今よりも過ごしやすいお部屋を作ることができます。
お部屋のどの場所から片付けを始めるべき?
片付けを始めるお部屋を決めたら、次にお部屋の中のどこから片付けを始めるのか考えていきましょう。
ここで優先するべき片付けを始める場所は”一番散らかっている場所”です。特に散らかっている場所から片付け始めるのは少し億劫に感じるかも知れませんが、後回しにするよりも先に片付けてしまった方が気分がラクになります。
そして、一番散らかっている場所を片付けることで、片付けの成果がハッキリと目に見えて清々しい達成感を感じることができます。
もしお部屋が全体的に散らかっている場合は”床”の片付けから始めましょう。床から片付けることで足の踏み場が広くなって片付けの作業をするスペースを作ることもできます。
お部屋片付ける段取り3|お部屋にあるゴミ・不要な物を回収する
お部屋の整理整頓から始められたらいいのですが、多くのご家庭ではゴミや不要な物の処分から始めなければ整理整頓することができません。
お部屋にゴミや不要な物が溢れている状態だと整理整頓できませんし、今後使わない物まで収納してしまうことになります。
そこで、まずは明らかに”ゴミ”とわかる物の処分からスタートします。
ペットボトル、使わない紙、ダンボール、お菓子の袋など、それぞれ地域のゴミ分別に従って袋に詰めたり縛っていきましょう。
ゴミの処分からスタートする理由は、捨てるかどうかを迷う必要がないので作業スピードが速くなるからです。はじめに処分するか迷う物の片付けを開始してしまうと作業効率がガクッと下がるのでおすすめしません。
処分に困るゴミや不要な物の処分は後回しにする
お部屋の中には処分に困るゴミや不要な物があると思います。
例えば、中身が残っているスプレー缶、雑貨、小さな家電、使わなくなった化粧品、衣類、本などは簡単に処分できないと思います。
これらの不用な物の処分をはじめると片付けの作業効率が悪くなるので一旦後回しにしましょう。
お部屋片付ける段取り4|物を収納するべき位置に片付ける
お部屋が散らかってしまう原因は”物があるべき位置に収納されていない”からです。
あなたのお部屋を眺めてみてください。もし、お家にいない場合は頭の中で思い出してみてください。
このように、物が収納されるべき場所に収納されていないのであれば、お部屋が散らかってしまうのも無理はありません。ごく自然なことなんですね。
そして、ここで問題となってくるのが収納スペースの少なさ・狭さです。
収納スペースの使い方を見直す
物があるべき位置に収納されていないのは、収納スペースが足りていないことが原因の1つです。
だから、まずは収納スペースに収納しているものの中で不要なものを選んで捨てましょう。特に衣類に関しては1年以上使用していない服やパンツ、靴下などが沢山あるはずです。
そしてこれから先読むことがない本や雑誌などが本棚を占領していることもあると思います。それらを捨てて収納スペースに余裕を作り、空いた収納スペースに本来収納する衣類や本を片付けてください。
できる限り今ある収納スペースで対応できるように物の量を減らしていくように努めてみてください。
お部屋片付ける段取り5|残った不要な物を一気に処分する
お部屋を片付けるうえで処分に困った不要な物が出てくると思います。それらの多くは地域のゴミ集積場で処分できない可能性があります。
具体的には、粗大ゴミや家電製品は通常のゴミ収集では回収してもらえません。
粗大ゴミとは多くの地域で1辺30cmを超えるような大きなサイズのゴミを指します。(地域によって粗大ゴミの定義は異なります。)
粗大ゴミの量が少ない場合は行政の粗大ゴミ回収サービスを利用して処分してみてください。
しかし、行政の粗大ゴミ回収サービスでは回収できない物もあります。
それは、家電4品目に該当するテレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・乾燥機。これらは自治体で回収処分することはできません。
家電4品目に該当する家電は、家電を購入したお店に引き取って貰うか、新しく家電を購入するお店に引き取って貰う必要があります。
また、粗大ゴミや家電以外にも処分方法がわからないゴミが沢山ある場合も考えられます。
そのように大量の不用品の処分に困っている場合は不用品回収業者に引き取ってもらうという方法もあります。
不用品回収業者であれば分別を必要とせず、粗大ゴミや処分方法がわからないものでも引き取って処分してもらうことができます。
お部屋からの不用品の持ち出しも任せることができるので、持ち運びが難しいサイズの大きいものや大量の不要品がある場合に非常に便利なんですね。
ここまでの段取りが終わればお部屋の片付けはすべて終了です。
あとは、必要に応じで収納グッズを購入しましょう。
次の記事で収納が便利になるグッズを紹介しているので参考にしてみてください!