花火の捨て方は、使用済みなら多くの自治体で可燃ゴミ(燃やすごみ)として処分できますが、未使用の花火は水に浸して火薬を湿らせてから出す必要があります。

ただし、花火の分別方法や処分ルールは自治体によって異なるため、必ずお住まいの地域の決まりを確認しましょう。

この記事では、花火の捨て方について以下の内容を詳しく解説します。

余った花火を安全かつ適切に処分するために、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

  • 未使用・使用済み花火の正しい処分方法
  • 花火が何ゴミになるのか自治体ごとの分別ルール
  • 花火を捨てる前に確認すべき注意点
  • 大量の花火を安全に処分する方法
  • 花火以外の不用品もまとめて処分する方法

花火の捨て方5選

花火の捨て方5選

花火の処分方法には、自治体のゴミ回収を利用する方法や、処分業者へ依頼する方法などがあります。

少量の家庭用花火であれば自治体の可燃ゴミとして出せるケースが多いですが、大量に余っている場合は事前確認が必要です。

ここでは、花火を処分する代表的な5つの方法を紹介します。

自治体の可燃ゴミとして処分する

家庭で使用した花火は、多くの自治体で可燃ゴミとして処分できます。

未使用の花火は、自治体によって処分方法が異なります

例えば、東京都渋谷区・北区・葛飾区・大田区や千葉県流山市では、未使用花火を通常のゴミ収集の対象外として案内しています。

一方で、東京都西東京市や大阪府豊中市のように、水に浸してから可燃ゴミとして出せる自治体もあります。

処分前に必ず自治体のルールを確認しましょう。

以下は未使用花火の出し方の例です。

未使用花火を出せる自治体名 未使用花火の出し方
東京都港区 未使用の花火は可燃ごみとして扱い、水に濡らしてから出すよう案内しています。
東京都西東京市 花火は可燃ごみに分類し、水を入れたバケツなどに一晩浸け、十分に水分を含ませてから出すよう案内しています。
千葉県千葉市 未使用花火は原則排出禁止ですが、十分に水に浸した場合は可燃ごみとして出せると案内しています。
千葉県我孫子市 未使用の花火やマッチは、水に濡らしてから可燃ごみに出すよう案内しています。
大阪府豊中市 未使用の花火は、処理施設や収集車の火災防止のため、必ず水につけて湿らせてから可燃ごみに出すよう案内しています。
広島県呉市 未使用花火は火災の原因になるため、使用済み・未使用ともに水で十分湿らせてから燃えるごみに出すよう案内しています。

 

未使用花火を出せない自治体名 未使用花火の扱い
東京都渋谷区 区では収集できないものとして「未使用の花火」を挙げています。製造元や販売店への相談を案内しています。
東京都北区 「花火・マッチ(未使用のもの)」を危険物として区では収集していないものに分類しています。購入店やメーカーなどへの相談を案内しています。
東京都葛飾区 「使っていない花火・マッチ」は、有害性・危険性・引火性のあるものとして集積所に出せないものとしています。
東京都大田区 未使用の花火は発火の恐れがあるため、ごみとして出せないと案内しています。使用後の花火のみ、水に浸して可燃ごみに出すよう案内しています。
千葉県流山市 未使用の花火などの火薬類は「ごみとして出せません」と案内しています。残った燃え殻のみ、水に浸して燃やすごみに出すよう案内しています。

ゴミ処理施設へ持ち込む

花火が大量に余っている場合は、自治体のゴミ処理施設へ持ち込む方法もあります。

家庭から出た少量の花火であれば通常のゴミ回収で対応できますが、イベント後などで大量に残った場合は、収集時に回収してもらえません

ゴミ処理施設へ持ち込む場合は、事前に以下を確認してください。

  • 花火を持ち込めるか
  • 未使用花火の受付可否
  • 持ち込み方法
  • 料金の有無

施設によって対応が異なるため、自己判断で持ち込まず、事前相談することが大切です。

イベント・地域の回収を利用する

花火大会や地域イベントなどでは、使用後の花火や関連ゴミを回収する取り組みが行われる場合があります。

また、町内会や自治体のイベントで余った花火については、主催者側で処分方法を案内しているケースもあります。

大量の花火が余った場合は、イベント主催者や地域の担当者に相談してみるとよいでしょう。

販売店へ相談する

未使用の花火が大量に残っている場合は、購入した販売店へ相談する方法もあります。

ただし、すべての販売店が花火の回収に対応しているわけではありません。

店舗によっては、処分方法の案内のみで回収は行っていない場合もあります。

特に以下のようなケースでは、販売店への相談がおすすめです。

  • 大量の花火が余っている
  • 法人やイベントで使用した花火が残っている
  • 未使用品の処分方法が分からない

不用品回収業者へ依頼する

大量の花火を処分したい場合や、花火以外の不用品もまとめて処分したい場合は、不用品回収業者へ依頼する方法があります。

不用品回収業者なら、自分で分別や運搬をする手間を減らせます。

特に以下のような場合に向いています。

  • 大量の花火がある
  • 引っ越しや片付けで不用品が多い
  • すぐに処分したい
  • 重い荷物を運び出せない

ただし、花火は火薬を含む製品のため、業者によって対応可否が異なります

依頼前に花火の回収が可能か確認しましょう。

▼花火の回収が可能な不用品回収業者を都道府県別に見る!

お住まいのエリアからピッタリの業者が見つかる

使用済み花火の捨て方

使用済み花火の捨て方

使用後の花火は、火が完全に消えていれば自治体の可燃ゴミとして処分できるケースが一般的です。

ただし、見た目では消えているように見えても、内部に火種が残っている可能性があります。

安全のため、以下の手順で処分しましょう。

①完全に火が消えていることを確認する

使用済み花火を処分する前に、火が完全に消えているか確認します。

燃え終わった直後は、花火の先端や内部に熱が残っている場合があります。

すぐにゴミ袋へ入れると、再発火や発煙の原因になる可能性があります。

使用後は十分に時間を置き、安全を確認してください。

②水に浸けて安全を確認する

使用済み花火でも、念のため水に浸けて処理するとより安全です。

バケツなどに水を張り、花火をしばらく浸けて火薬部分まで水分を含ませます

特に大量に処分する場合は、まとめて処理せず、しっかり湿らせてから捨てるようにしましょう。

③十分乾燥させる

水に浸けた花火は、そのまま密閉した袋に入れると湿気がこもる場合があります。

処分前に水を切り、必要に応じて乾燥させてからゴミ袋へ入れましょう。

④可燃ゴミとして処分する

十分に処理した使用済み花火は、自治体の分別ルールに従って可燃ゴミとして処分します。

ただし、自治体によっては扱いが異なる場合があるため、ゴミ出し前に確認してください。

未使用の花火の捨て方

未使用の花火の捨て方

未使用の花火は、火薬が残っているため使用済み花火より注意が必要です。

そのままゴミ袋に入れると、収集作業中や処理施設で発火する危険があります。

必ず安全な状態にしてから処分しましょう。

①必ず水に浸けて火薬を湿らせる

未使用の花火を捨てる場合は、水に浸けて火薬を湿らせます。

水分を含ませることで着火しにくい状態にできます。

②数日浸けて着火できない状態にする

未使用花火は表面だけでなく、内部まで水分が浸透するよう、十分な時間をかけて浸けることが大切です。

浸ける時間については自治体によって案内が異なりますが、数日間浸けるよう推奨している地域もあります。

③新聞紙や袋に包む

水に浸けた花火は、水気を切ったうえで新聞紙などに包み、ゴミ袋へ入れます。

処分時には「花火入り」と分かるようにしておくと、収集作業員が安全確認しやすくなります。

④可燃ゴミとして処分する

処理した未使用花火は、多くの自治体で可燃ゴミとして出せます。

ただし、未使用花火の扱いは自治体によって異なるため、必ず地域のルールを確認してください。

花火は自治体で何ゴミになる?

花火は自治体で何ゴミになる?

花火は、多くの自治体で可燃ゴミ(燃やすごみ)として扱われています。

ただし、未使用花火については「水に浸す」「少量ずつ出す」など、自治体ごとに細かなルールが設定されている場合があります。

多くの自治体では可燃ゴミ

家庭で使用する一般的な花火は、紙や木材など燃える素材で作られているため、可燃ゴミとして扱われるケースが多くあります。

ただし、火薬が残った状態では危険性があるため、未使用品は必ず安全処理を行ってから出しましょう。

自治体によってルールが異なる

花火の分別方法は全国で統一されていません。

例えば、未使用花火について「水に浸して可燃ゴミ」と案内している自治体もあれば、大量の場合は事前相談が必要としている自治体もあります。

お住まいの地域で処分する場合は、自治体の公式ホームページなどで最新のルールを確認してください

自治体別の分別例

自治体 使用済み 未使用
東京都新宿区 可燃ゴミ 水に浸して可燃ゴミ
横浜市 燃やすごみ 水に浸して燃やすごみ
名古屋市 可燃ゴミ 水に浸して可燃ゴミ
大阪市 普通ごみ 水に浸して普通ごみ
福岡市 燃えるごみ 水に浸して燃えるごみ
札幌市 燃やせるごみ 水に浸して燃やせるごみ

※自治体によって分別ルールが変更される場合があるため、処分前に必ず公式情報を確認してください。

花火は寄付・譲渡できる?

花火は寄付・譲渡できる?

未使用で状態のよい花火であれば、知人や地域のイベントなどで譲れる場合があります。

ただし、火薬を含む製品のため、誰にでも簡単に譲渡できるわけではありません。

未開封なら譲れる場合もある

未開封でパッケージに問題がない花火であれば、家族や知人、地域イベントなどで引き取ってもらえる可能性があります。

ただし、受け取る側が安全に使用できる状態か確認することが大切です。

劣化した花火は譲らない

古い花火や湿気を含んだ花火は、事故につながる可能性があります

以下のような花火は譲渡せず、適切に処分しましょう。

  • 購入時期が分からない
  • パッケージが破れている
  • 湿気で状態が悪い
  • 火薬が露出している

フリマアプリでは花火は出品できない

花火は火薬を含む製品であるため、一般的なフリマアプリでは出品禁止対象となっています。

未使用であっても、個人間で販売することは避けましょう。

花火の処分費用

花火の処分費用

花火の処分費用は、処分方法によって異なります。

少量であれば自治体のゴミ回収を利用することで、無料で処分できるケースが一般的です。

処分方法 費用
自治体 無料
ごみ処理施設 無料〜数百円程度
販売店相談 店舗による
不用品回収業者 数千円〜

※不用品回収業者の料金は、花火の量や他の不用品の量、作業内容によって変動します。

花火だけで依頼する場合は割高になることもありますが、家具や家電など他の不用品とまとめて処分すると効率的です。

▼簡単入力で見積もりを取ってみる!

花火を捨てる前に知っておきたい基礎知識

花火を捨てる前に知っておきたい基礎知識

花火は紙や竹でできた玩具というイメージがありますが、内部には火薬が使用されています。

安全に処分するためには、花火の性質を理解しておくことが大切です。

花火は火薬類に分類される

花火は火薬を使用して火や光を楽しむ製品であり、法律上は火薬類に該当します。

火薬類は「火薬類取締法」によって取り扱いが定められており、製造・販売・使用などには一定のルールがあります。

家庭で使用する一般的な玩具花火は、通常の範囲で楽しむことができますが、処分時には火薬が残っていることを意識する必要があります

特に未使用花火は、燃えるゴミに入れる前に安全処理を行いましょう。

未使用と使用済みで処分方法が違う理由

未使用花火と使用済み花火で処分方法が異なる理由は、火薬が残っているかどうかです。

使用済み花火は燃焼によって火薬の大部分が消費されていますが、未使用花火には着火可能な火薬が残っています。

そのため、未使用花火は水に浸して火薬を湿らせ、発火しにくい状態にしてから処分する必要があります。

花火を大量に処分したい場合はどうする?

家庭で少量余った花火なら自治体のゴミ回収で処分できる場合が多いですが、大量の場合は通常とは異なる対応が必要になることがあります。

イベントや施設で余った花火は、処分前に自治体や不用品回収業者へ相談しましょう。

イベントや町内会・学校・保育園・法人で余った花火

地域のお祭りや花火大会などで大量の花火が余った場合は、事業ゴミとして処分する必要があります。

まずは自治体の清掃担当窓口やイベント主催者へ相談し、事業ゴミを回収できる不用品回収業者に依頼をしてください

または、東京都北区や福井県福井市など事業ゴミでも一般ゴミなら回収できる自治体はあるので、可燃ゴミなどで適切な方法で処分しましょう。

自治体へ事前相談した方がよいケース

以下の場合は、ゴミ収集に出す前に自治体へ相談しましょう。

  • 未使用花火が大量にある
  • 長期間保管した花火がある
  • イベントで使用した花火が余った
  • 事業所や施設から出た花火がある

安全確認を行ったうえで、自治体が案内する方法で処分することが大切です。

または、不用品回収業者に依頼してください。

不用品回収業者への依頼時のポイントはこちら

不用品回収業者への依頼のポイントやNG行動や相場を解説!

花火の処分なら不用品回収受付センターがおすすめ

花火の処分なら不用品回収受付センターがおすすめ

花火の処分に困っている場合は、不用品回収受付センターの利用も選択肢のひとつです。

大量の花火がある場合や、事業ゴミの花火の回収はもちろん、花火以外の不用品もまとめて片付けたい場合に便利です。

不用品回収受付センターなら、以下のようなメリットがあります。

  • 花火以外の不用品もまとめて回収可能
  • 事業ゴミも回収可能
  • 即日対応可能
  • 分別の手間を減らせる
  • 無料見積もりに対応
  • 大きな家具や家電の運び出しも依頼できる
  • 大量の不用品処分にも対応

花火の処分は、量や状態によって適した方法が異なります。

「大量に余っていて自治体で処分できるか分からない」「他の不用品も一緒に片付けたい」という場合は、不用品回収業者へ相談するとスムーズです。

▼すぐに見積もりを取りたい場合はこちらから無料見積もりをご利用ください。

花火の捨て方に関するよくある質問

  • Q. 花火の袋や箱はそのまま一緒に捨ててもいいですか?
    A.

    花火本体と包装材で分別が必要な場合があります。

    花火の外袋や紙箱は、自治体によって可燃ゴミや資源ゴミなど扱いが異なります。

    花火を処分する際は、中身だけでなく包装材についても自治体の分別ルールを確認しましょう。

  • Q. 打ち上げ花火など線香花火や手持ち花火以外も同じ方法で捨てられますか?
    A.

    種類によって処分方法が異なる場合があります。

    家庭用の手持ち花火や線香花火は可燃ゴミとして扱われるケースが多いですが、大型の打ち上げ花火や特殊な花火は自治体で対応が異なる可能性があります。

    家庭用以外の花火がある場合は、処分前に自治体へ相談するか、不用品回収業者に依頼してください。

  • Q. 花火を燃やして処分してもいいですか?
    A.

    自分で燃やして処分することはやめてください。

    花火を燃やすと、予想外の燃え方をしたり、火災ややけどにつながる危険があります。

    庭や空き地などで処分目的に花火へ火を付けるのではなく、自治体が指定する方法で安全に処分しましょう。

  • Q. 花火を捨てるまでの間はどこに保管すればいいですか?
    A.

    火気や高温になる場所を避け、安全な場所で一時保管してください。

    処分まで時間がかかる場合は、以下のような場所を避けましょう。

    • 直射日光が当たる場所
    • 暑くなる車内やベランダ
    • ストーブなど火気の近く
    • 湿気の多い場所
    • ベランダ

    特に夏場は温度が上がりやすいため、早めに処分することが大切です。