スポットクーラーは暑い季節に重宝しますが、処分方法はエアコンとは異なるため注意が必要です。

一般家庭で使っていたものは自治体の粗大ゴミや家電量販店での回収等で捨てられますが、事業用は専門業者などへ依頼しなければなりません。

本記事では、スポットクーラーの処分方法4選や費用相場、フロン類などの注意点を分かりやすく解説します。

この記事で分かること

・スポットクーラーを処分する4つの方法と費用相場
・家電リサイクル法の対象外である理由やフロン類の注意点
・手間なく安全にスポットクーラーを処分する方法

スポットクーラーの処分方法4選

スポットクーラーの処分方法4選

スポットクーラーを処分する方法は、主に以下の4つがあります。

処分方法 処分までのスピード 運び出しの手間 こんな人におすすめ
自治体の粗大ゴミ 遅い
※1週間〜数週間
あり
※自分で指定場所へ
費用をできるだけ安く抑えたい
小さめのスポットクーラーを捨てたい
家電量販店 普通
※即日〜数日
あり
※持ち込み時
新しい製品への買い替え予定がある
近くに家電量販店がある
リサイクルショップ 普通〜早い 条件による
※出張買取なども利用可
製造3〜5年以内のものを捨てたい
手間をかけてもお金にしたい
不用品回収業者 最速
※即日対応可
なし
※全てスタッフにお任せ
今すぐに楽して処分したい
スポットクーラーを自力で運べない

捨てたいスポットクーラーの特徴や置かれている状況を踏まえ、最適な方法を選びましょう。

自治体の粗大ゴミとして捨てる

家庭用のスポットクーラーであれば、多くの自治体で「粗大ゴミ」として処分できます。

指定のゴミ処理券を購入し、収集日に指定場所へ出すだけで良いため、費用を最も安く抑えられるのがメリットです。

1都4県(東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県)の主な自治体における対応状況と処理費用は以下の通りです。

自治体 分別区分 処分費用目安 特徴
東京都新宿区 粗大ゴミ 900円 事前に受付センターへ申し込みが必要
処理券を購入して指定の収集場所へ出す
千葉県千葉市 粗大ゴミ 390円~780円 重量やサイズに応じて納付券を購入
予約後に指定日時に出す
埼玉県さいたま市 90cm以上:粗大ゴミ
90cm以下:不燃ゴミ
550円 90cm以下なら不燃ゴミとして出せる
フロンガスを使用しているものは不可
※専門業者に依頼する
神奈川県横浜市 50cm以上:粗大ゴミ
50cm以下:燃えるゴミ
要問い合わせ 事前に受付センターへ申し込みが必要
手数料は申し込み時に決定

各自治体によってスポットクーラーの記載名が異なり、冷風扇などと書かれているケースもあります。

さいたま市はフロンガスが使われた家電に関する注意書きがあり、種類によっては捨てられない可能性があるため、事前に確認しましょう。

また、横浜市はチャットで聞くと50cm以上は粗大ゴミと表示されますが、手数料一覧に記載がないので料金は申し込み時に確認してください。

ほとんどの自治体では、粗大ゴミを捨てる際に事前の予約と自身での運び出しが必要です。

大きなスポットクーラーを捨てる場合は怪我や事故に注意し、家の前に搬出する際も周囲の迷惑にならないようにしましょう。

家電量販店に引き取りを依頼する

家電量販店でスポットクーラー 処分する際は、買い替えのタイミングや処分のみの場合でも店舗に持ち込むことで引き取ってもらえます。

主な家電量販店の店頭持ち込み時の対応内容や、費用目安は以下の通りです。

店舗名 対応内容 費用目安
ヤマダデンキ 店頭引き取り 550円〜2,200円
※サイズによる
ビックカメラ 宅配回収
※店舗持ち込み不可
1,958円
ヨドバシカメラ 店頭引き取り 550円〜4,400円
※サイズによる
エディオン 店頭引き取り 550円〜4,400円
※サイズによる

店舗や製品の大きさによって受け入れ条件が異なる場合があるため、事前に確認しておきましょう。

ビックカメラは店舗持ち込みに対応しておらず、小型家電は宅配回収のみです。しかし、サイズに指定があってスポットクーラーは対象外となる可能性が高いので、避けた方が無難です。

持ち込んだ後に断られると運搬の手間だけがかかるので、まずは最寄りの店舗に問い合わせましょう。

リサイクルショップに売る

製造年から日が浅く、動作に問題がない綺麗なスポットクーラーであれば、リサイクルショップや出張買取業者に買い取ってもらうことも可能です。

処分費用がかからないどころか、現金化できるメリットがあります。売れる基準は、以下を参考にしましょう。

チェック項目 基準・詳細
製造年式 【製造3〜5年以内】
・家電製品は年数が経つと市場価値が大きく下がる
・高価買取を狙うなら年式の新しさが重要
動作状態 【正常に動作する】
・冷風がしっかり出るか
・操作パネルや付属のリモコンが問題なく動くか
付属品の有無 【パーツ・書類が揃っている】
・排気ダクト
・窓パネル
・リモコン
・取扱説明書など
外観・衛生面 【目立つ汚れやニオイがない】
・本体外観の傷が少ない
・フィルターやドレンタンクが清掃されている
・カビや嫌なニオイがない綺麗な状態

需要が高まる「初夏〜夏前(5月〜7月頃)」に査定へ出すと、より高値で買い取ってもらえる可能性が高まります。

また、中には自宅への出張買取をしている業者も存在するため、自力で運べないときはあわせて利用を検討しましょう。

出張買取は手数料がかかるケースもあるので、無料で査定してくれるかどうか事前に確認するとあんしんでs

不用品回収業者に相談する

「今すぐ処分したい」「他の不用品もまとめて処分したい」という場合は、不用品回収業者への相談がおすすめです。

不用品回収業者を利用する主なメリットは以下の通りです。

  • 即日対応や日時指定が可能
  • 搬出作業をすべてお任せできる
  • 事業用・オフィス用の製品も回収可能

不用品回収業者に依頼すると、日時指定が可能ができるため、自治体の粗大ゴミ収集のように数日~数週間待つ必要がありません。

また、運び出しを自分で行わなくて良いため、手間や怪我のリスクを減らせます。

業者を選ぶ際は複数の事業者から見積もりを取り、料金体系が明確な業者を選ぶと安心です。

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スポットクーラー処分の基本をチェック

スポットクーラー処分の基本をチェック

処分を進める前に、スポットクーラーの法律上の扱いや注意すべき基本事項を理解しておきましょう。

家電リサイクルは対象外

スポットクーラーは、壁掛けタイプの一般的なエアコンと違い、家電リサイクル法の対象外です。

家電リサイクル法とは、以下の家電4品目から資源をリサイクルし、廃棄物の減量や資源の有効利用を推進する法律です。

  • テレビ
  • エアコン
  • 冷蔵・冷凍庫
  • 洗濯機・衣類乾燥機

スポットクーラーは家電リサイクル法に該当しないため、基本的には自治体の粗大ゴミや、小型家電リサイクルの枠組みで処分できます。

エアコンと混同しがちですが、分類は全く違うものになるので誤って家電リサイクル法の対象製品として捨てないように注意しましょう。

事業用として使っていたものは事業ゴミ

オフィスや店舗などの事業者・法人名義で使用していたスポットクーラーは、家庭ゴミとして出せません。

事業活動に伴って生じた廃棄物は「産業廃棄物」または「事業系一般廃棄物」に分類されるため、事業者自らの責任で正しく処分する必要があります。

主な処分方法は、以下の通りです。

  • 産業廃棄物処理業者に委託する
  • 事業ゴミに対応している不用品回収業者に依頼する

専門業者に委託し、適正な処分を行いましょう。

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スポットクーラーの処分費用相場

スポットクーラーの処分費用相場

各処分方法の費用相場は、以下の表を参考にしましょう。

処分方法 費用相場
自治体の粗大ゴミ 400円〜1,000円程度
家電量販店 550円~4,400円
リサイクルショップ 0円~
※買取・無料引取
不用品回収業者 3,000円〜5,000円程度

スポットクーラーの処分費用は、自治体の粗大ゴミを利用するのが最も安く、400円〜1,000円程度で処分できます。

状態が良い比較的新しい製品であれば、リサイクルショップの買取で費用をおさえることも可能です。

一方、搬出作業を任せたり即日処分を希望する場合は費用が高くなる傾向があります。

ただし、不用品回収業者は費用がやや高い分、手間を削減できるのがメリットなので、自力で運べない方は利用を検討しましょう。

スポットクーラーを処分する際の注意点

スポットクーラーを処分する際の注意点

スポットクーラーを安全に処分するためには、搬出時や内部の構造に注意が必要です。

大型のものは運搬時の怪我に気を付ける

スポットクーラーはコンパクトに見えても、内部にコンプレッサーを搭載しているため重量が20kg〜30kg以上になる製品が珍しくありません。

そのため、自身で運搬する場合は必ず大人2人以上で作業するか、不安な場合は搬出まで任せられる専門業者を利用しましょう。

無理に運ぼうとすると、大怪我をする危険があります。

フロン類の扱いに注意する

スポットクーラーの内部には、空気を冷やすための冷媒として「フロン類(代替フロン等)」が使用されています。

注意事項は以下の通りです。

  • 解体・分解は絶対に行わない
  • 自治体のルールに従う

自分で解体しようとして冷媒管を傷つけると、フロンガスが噴出して毒性や環境被害、過熱事故などの原因になるため、処分時は絶対に分解せず、原形のまま指定の方法で処分してください。

また、ほとんどの自治体では粗大ゴミとして収集してくれますが、一部の地域では「フロン排出抑制法」の関係で収集できないケースもあります。

必ず自治体のルールに従って処分してください。

ドレン水の抜き忘れに気を付ける

スポットクーラーは冷房や除湿を行う際、空気中の水分が結露して本体内部のタンクにドレン水が溜まります。

水が溜まった状態のまま本体を傾けたり運搬したりすると、部屋の床や車内に水が漏れだし、他の荷物や車内を汚してしまう原因になります。

そのため、処分作業に入る前には必ず排水口やドレンタンクから水分を完全に抜き切る作業を行ってください。

また、処分当日に水抜きをすると内部に湿気が残りやすいため、回収日の数日前には使用を停止し、しっかりと内部を乾燥させておきましょう。

スポットクーラーの処分は「不用品回収受付センター」へ!

スポットクーラーの処分は「不用品回収受付センター」へ!

スポットクーラーは自治体の粗大ゴミや家電量販店で処分できますが、「重量があって持ち込めない」「即日で処分したい」「フロンの手続きや水抜きが面倒」と感じる方は不用品回収業者への依頼がおすすめです。

手間をかけずに安全かつスピーディーに処分できるため、余計な心配が一切いりません。

捨て方が分からないスポットクーラーや壊れているものでも丁寧に対応してくれるので、最後まで安心して任せられるのもメリットです。

不用品回収受付センターなら、お住まいの地域で実績豊富かつ明朗会計な優良不用品回収業者を簡単に検索・比較できます。

即日対応や部屋からの搬出作業もすべてプロにお任せできるため、スポットクーラーの処分にお悩みの方はぜひ気軽にお問い合わせください。

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スポットクーラー 処分方法についてよくある質問

  • Q. 窓用エアコンはスポットクーラーと同じですか?
    A.

    窓用エアコンとスポットクーラーは、全く異なる特徴を持つ別の機器です。 どちらも室外機と室内機が一体になったエアコンですが、設置方法などに違いがあります。窓用エアコンは設置工事が必要なため、処分する際も取り外し作業が必須です。

    自力で外すと窓を割って怪我をするリスクが高いため、取り外しから対応してくれる不用品回収業者や専門業者へ依頼しましょう。外した後の処分方法などはスポットクーラーと大きく変わりません。

  • Q. 動かない故障品でも買取してもらえますか?
    A.

    電源が入らない、冷風が出ないなどの故障品は、基本的にリサイクルショップでの売却や買取はできません。

    買取対象となるのは正常に稼働する製品に限られるため、故障している場合は自治体の粗大ゴミ処分や不用品回収業者の引き取りを利用するのが一般的です。

  • Q. 引っ越し当日に処分する方法はありますか?
    A.

    引っ越し当日に合わせて処分したいなら、その日に粗大ゴミ回収を利用するか自身で処理施設へ持ち込みましょう。ただし、粗大ゴミ回収は事前予約制のケースがほとんどで、日時の希望が通らない可能性が高いです。持ち込みも自治体によって受け入れ日時が異なるため、注意しましょう。

    確実に引っ越し日に処分したいなら、日時指定がしやすい不用品回収業者への依頼がおすすめです。